『バッテンロボ丸』(バッテンロボまる)は、1982年10月3日から1983年9月25日までフジテレビ系で全51話が放送された子供向けのロボット特撮テレビ番組、及び主役ロボットの名称。東映不思議コメディーシリーズ第2作目。ロボット「ロボ丸」がマンマル星からペケール星へ行く途中、ナナコの打ったホームランボールがおへそに当たり人間とロボットの共存するカリントニュータウンに墜落してしまい、海野写真館に住み込んだことから始まるドタバタギャグコメディ作品。『ロボット8ちゃん』の好評を受けて製作されたシリーズ第2作。正義の味方を名乗っているロボ丸は、バッテンボーやバッテンバイク、空飛ぶマントを使いまさに正義のヒーロー的でこれらの要素を加え、前作との差別化を図っている。また、デザイン面でも『がんばれ!!ロボコン』以来の走行形態への変形というギミックの代わりに、感情にあわせて顔面が変形するという別の玩具及び劇中演出の為のギミックが盛りこまれ独特の印象を残している。このシリーズの顔とも言える浦沢義雄がメインライターを務めた。ロボットや恐竜が共存する独自の世界観を舞台としており、奇抜なゲストキャラクターによる物語が展開するのも特徴である。本作品での何でもありのシュールな物語は、以降の作品にも引き継がれてゆく。キャストの面では前作『ロボット8ちゃん』からの流れで引き続き榊原るみと朝比奈尚行が務め、声優も一部の人物が前作から引き続き起用されている。また本作にて当時43歳で後に東映特撮演出陣の大黒柱となった坂本太郎が監督デビューを果たしている。初期タイトルは『カチャロボけったん』。本作途中の1983年3月よりポピーからバンダイに合併されたため、一部の商品はポピー版(放送段階あたり)のものとポピー・バンダイ版又はバンダイ版のものが販売された。これは同時期の『科学戦隊ダイナマン』『宇宙刑事シャリバン』『光速電神アルベガス』『マシンロボ』なども同様である。ビデオリサーチ調べ、関東地区1983年春には東映まんがまつりで劇場用作品「お化けを飼う少女」が上映され、TV放送でも第46話「お化けを飼う少女ユメコ」として放送された。同時上映だった『科学戦隊ダイナマン』でも本作同様に、第32話として放送されている。なお、2007年12月発売のDVD「東映特撮ヒーロー THE MOVIE BOX」及び2009年11月21日に発売される「東映特撮ヒーロー THE MOVIE Vol.5」に収録され初収録された。
出典:wikipedia
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