肥後伊倉駅(ひごいくらえき)は、熊本県玉名市伊倉北方にある、九州旅客鉄道(JR九州)鹿児島本線の駅である。相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、1942年建築の木造駅舎があったが、2012年3月に旧駅舎の隣に新駅舎が完成した。互いのホームは跨線橋で連絡している。2010年4月1日から簡易委託駅となった。それ以前は九州交通企画が駅業務を行う業務委託駅であり、POS端末が設置されていた。近距離きっぷの自動券売機が設置されている。開業時の地名(玉名郡伊倉町)が由来。「伊倉駅」は他にはないが、この駅の開業時に伯備線に同じ読みの井倉駅があった事から「肥後伊倉駅」と命名された。「伊倉(いくら)」の「イ」は湧水、「クラ」は「岩場」を表し、「岩場のある川港」と言う意味である。古くから菊池川や木葉川に面した水の豊富な土地で、中世にはこの地の川港が他国との貿易で栄え、特に中国からの貿易船がこの地に頻繁に訪れたことから「唐人町」や「唐の平」と言う地名が残っている。加藤清正が菊池川の河川を切り替えて広く干拓するまでは、「伊倉の川港」は菊池川港の一つであったと言う。
出典:wikipedia
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