駒場東大前駅(こまばとうだいまええき)は、東京都目黒区駒場三丁目にある、京王電鉄井の頭線の駅である。駅番号はIN03。京王電鉄の駅で唯一、目黒区に所在する。井の頭線で唯一戦後に開業した駅であり、最も新しい駅でもある。島式ホーム1面2線構造である。傾斜地にあるため、吉祥寺寄りは高架ホーム、渋谷寄りは通常の地平ホームとなっている。改札口は、吉祥寺寄りホーム階下の西口と渋谷寄りの路盤上にある東口・東大口の2か所がある。東口は橋上駅舎となっており、2つの出口があって、片方は渋谷方面の道に、もう片方は東京大学駒場キャンパス方面に出る。ホームと西口改札との間にエレベーターが設けられている。トイレは構内には設置されておらず、駅利用者は西口駅前の目黒区公衆便所を利用することになる。京王電鉄全駅の中で自社管理の旅客トイレがない唯一の駅である。2015年度の1日平均乗降人員は38,767人である。開業以来の1日平均乗降人員と乗車人員の推移は下表のとおりである。東大前駅駒場駅その名の通り、東京大学駒場キャンパスと隣接しており、前記したように線路を挟んで北側一帯はすべて東大の敷地となっている。この他にも、駒場には教育機関が多数集まっている。周辺は閑静な住宅街である。駅南側を東西に走る通りは、標高が東大キャンパスより低いことから「駒下」と通称される、昔ながらの商店街が続いており、小規模な個人商店が並ぶ。定食屋や弁当屋といった学生を主な対象とする商店も見られる。2002年にバリアフリー対応のために西口の階段横に新たな通路を設け、エレベーターが新設された。しかし、もともと通行量の多かった階段が狭くなったことで、エレベーター設置後も通勤・通学客による混雑と渋滞が慢性化している。特に朝のラッシュ時間帯は電車を降りてから改札を出るまで5分以上かかる場合もあり、対応策として各学校などが東口に迂回するよう指示したこともある。駒場駅と東大前駅の統合という由来を持つ。この2駅間には現在の駒場東大前駅のホームの長さ分程度しか駅間距離がなかった。統合前の痕跡は、(西)駒場駅の跡としては池ノ上駅側(吉祥寺側)の踏切との間にプラットホームの残骸が、東大前駅(一高前駅・東駒場駅)の跡としては神泉駅側(渋谷側)に、駅の現在位置から少し不自然に離れて駅広告看板が現行で残っている。
出典:wikipedia
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