木幡駅(こはたえき)は、京都府宇治市木幡大瀬戸にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)奈良線の駅である。JRの駅名は「こはた」であるが、近隣にある京阪宇治線の木幡駅は「こわた」と、それぞれ読み方が異なる。また、駅周辺の一部地名には「こばた」と読むものもある。戦前から戦後にかけ、木幡西部に位置した陸軍宇治火薬製造所木幡分工場への引込線が本駅から引かれていた。その後、線路は撤去されたが、築堤の大部分や道路を跨ぐ橋桁等がそのまま残されている。このうち、京阪宇治線以西は道路に転用され、パナソニックの工場や下水処理場への搬出入路として利用されている。また本線と並行する一部区間は1983年に遊歩道「木幡緑道」として整備されている。駅構内の北側にある木幡踏切は、両側の道路と比べて幅員が狭いことおよび一方通行から対面通行に変更され交通が以前より輻輳していることなどからボトルネックとなり、慢性的な交通渋滞の原因となっていた。また、周辺の交通状況が原因となった自動車の踏切内での立ち往生などの障害事案が10年前の3倍以上に増加していたほか、歩行者の安全が脅かされる状態が恒常化していた。このため、京都府の事業により踏切道拡幅と歩道の設置および踏切道延長を短縮する工事が行われた。このうち、踏切道延長の短縮についてはかつての中線を新たに副本線(新2番線)として再整備することによって実現しており、延長は従来の17.4 mから8.8 mに短縮されたほか、踏切道幅員については踏切寄りのホームの一部を除去するなどし、新たに設置される歩道を含めて従来の5.5 mから10.5 mに拡幅された。これらの事業のうち、踏切を含むJR敷地内の工事については同社に委託されている。事業は2010年から3年間で実施され、総事業費は約3.2億円の予定である。相対式ホーム2面2線を持つ行違い可能な地上駅。もとは2面3線であったが、2001年3月のダイヤ改正後に一線スルーに変更された際、中線の2番線が撤去され旧3番線が新2番線となった。その後、2012年4月には構内にある木幡踏切の道路延長短縮(後述)のため中線跡を活用する形で旧2番線を復帰させ新2番線を廃止した。駅舎は、開業時に建設された木造のものが使用されている。宇治駅が管理し、ジェイアール西日本交通サービスが駅業務を受託している業務委託駅である。ICカード乗車券「ICOCA」を利用することができる。京都府統計書によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。周辺は住宅が多い。
出典:wikipedia
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