和泉府中駅(いずみふちゅうえき)は、大阪府和泉市府中町一丁目にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)阪和線の駅。和泉市の代表駅である。島式ホーム2面4線で待避設備を持つ地上駅で、橋上駅舎を有する。駅長が配置された直営駅であり、管理駅として北信太駅 - 和泉橋本駅間の各駅を管轄している。ICOCA利用可能駅(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。快速停車駅であるが、2003年(平成15年)3月15日のダイヤ改正により一部の特急「はるか」が停車、また2004年(平成16年)10月のダイヤ改正により朝と夜の1往復のみ特急「スーパーくろしお」が停車しており、2011年(平成23年)3月のダイヤ改正により朝の上り2本のみ特急「くろしお」「スーパーくろしお」、夜の下り1本のみ特急「オーシャンアロー」がそれぞれ停車している。これらは2012年(平成24年)3月17日のダイヤ改正により「くろしお」の名称に統一された。和泉府中駅周辺の再開発に伴って橋上駅舎が設置され、自由通路は2013年(平成25年)5月24日(金曜日)午前9時30分から行う式典終了後に、橋上駅舎は翌5月25日(土曜日)始発から供用開始された。同日閉鎖された旧駅舎は、天王寺方の端にあったためホームまでの動線が長く、駅西側に出口がないという欠点を抱えていた。新駅舎には自由通路にエレベーター2基・エスカレーター2基(上り)、改札内にエレベーター2基・エスカレーター4基(上下各2基)・男女多目的トイレが設置され、バリアフリー化が図られた。また、駅西口が開設され、駅西側にも初めて自転車、原動機付自転車の駐輪場が整備された。駅機能としては、新幹線や特急列車の切符や定期券の購入が可能なみどりの券売機が設置された代わりにみどりの窓口の営業時間が22時まで(旧駅舎では23時)に短縮された。新しい橋上駅舎は、弥生時代中期の環濠集落遺跡である池上・曽根遺跡で発掘された高床式建物「いずみの高殿」をモチーフに、船を連想させるデザインとなっている。延べ床面積は約1,140平方メートルである。2014年(平成26年)度の1日平均乗車人員は16,982人である。阪和線・関西空港線の途中駅では三国ケ丘駅・鳳駅についで第3位の利用者数であり、和泉市以南の泉州地域の駅としては最も乗車人員が多い。駅の所在地は和泉市であるが、駅の西側および北側は泉大津市であり、同市穴師地区を中心に通勤・通学の足として当駅を利用する者が少なくない。大阪府統計年鑑によると、1日平均乗車人員は以下の通りである。東口はペデストリアンデッキでフチュール和泉(再開発ビル)およびロードインいずみ(駅前商店街)と結ばれている。西口周辺にはイオンとイズミヤがある。駅前バスターミナルが整備される前は、南海バスの1系統、61系統及び和泉市路線維持運行バス黒鳥線(旧南海バス黒鳥線)、コミュニティバスのみが旧駅舎に最も近い「和泉府中駅前」、泉大津駅前発着系統が国道480号線の踏切付近にある「和泉府中車庫前」から発着していた。また、61系統とコミュニティバス「めぐ~る」は府道30号線沿いの「和泉府中駅筋」停留所も利用していた。車庫前停留所は名の示す通り、バスの折返場が付近に存在したが、480号線のアンダーパス化に伴う工事の影響でこれらの機能が廃止された。また停留所が二手に分かれ、非常に使いづらくなっていたが、これらの問題点は駅前ターミナルの開設で解決されることになった。整備後の2014年4月1日のダイヤ改正をもって近隣を走る全てのバスが「和泉府中駅前」からの発着となっている。なおこれに伴い「和泉府中車庫前」停留所は廃止され、全てのバスは踏切手前の地下道を通るようになった。また、「和泉府中駅前」は旧駅舎付近からの移設となり、旧停留所部分は同じく供用廃止となった。「和泉府中駅筋」については、コミュニティバス「めぐ~る」の停留所のみ存続し、61系統は経由しなくなった。その他、梅田・なんば及び中もず駅前から出ている南海深夜急行バスも当駅に停車する(いずれも当停留所が終点)。かつては深夜急行バスも和泉府中車庫前を終着停留所としていた。桃山学院大学への直通通学バスが発着している。
出典:wikipedia
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