和泉砂川駅(いずみすながわえき)は、大阪府泉南市信達牧野(しんだちまきの)にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)阪和線の駅である。泉南市の代表駅で、快速列車は全列車が停車し、特急列車も一部列車が停車する。島式ホーム2面4線を持つ、待避設備を備えた地上駅になっている。西口・東口双方に、古くこぢんまりした駅舎があり、ホームへは日根野寄りの跨線橋で結ばれている。東口の駅舎は阪和電気鉄道に特徴的な三角屋根を持っており、その多くが姿を消した中では貴重な現存例である。バリアフリー対応として、各ホームにエレベーターと駅舎内に多目的トイレが設置されている。駅長が配置された直営駅で、管理駅として阪和線の長滝駅・新家駅・和泉鳥取駅・山中渓駅・紀伊駅・六十谷駅の6駅を管轄している。ICカード乗車券「ICOCA」が利用することができる(相互利用可能ICカードはICOCAの項を参照)。天王寺方面への中距離通勤・通学利用が多く、当駅に停車する特急「くろしお」で天王寺方面へ向かう利用者もいる。また隣接している和歌山県岩出市からの利用者も多い。大阪府統計年鑑によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。関西の大手私鉄各社は戦前から、宝塚ファミリーランド(阪急)、阪神パーク(阪神)、ひらかたパーク(京阪)など、沿線開発にと挙って遊園施設を開業したが、阪和電鉄も遊園地を経営していたことがある。この駅周辺にあった砂川遊園がそれで、現在のほんみち泉南支部のあるあたりから砂川公園団地、砂川台団地一帯に広がる大遊園地であった。大花壇のほか「砂川テント村」と呼ばれるキャンプ場や貸しボートなどがあったが、砂川遊園最大の目玉だったのが「砂川奇勝」である。これは洪積期に海の底の砂や粘土が積み重なったものが隆起し丘陵となったもので、園内に高く聳えたっていた。この丘陵は雨水によって削られ変形していき、砂が流れる川のようにみえたことから、「砂川」の名がつけられ、そのまま駅名にもなった。現在も砂川奇勝の一部が団地内の公園に保存されている。また、かつて阪和電鉄が発行した同地の案内パンフレットにミッキーマウスが使われたこともあった。
出典:wikipedia
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