こどもの国駅(こどものくにえき)は、神奈川県横浜市青葉区奈良町字中耕地にある東京急行電鉄こどもの国線の駅。こどもの国線の終着駅である。駅番号はKD03。名前の通り、遊園地「こどもの国」の南西に位置している。行き止まりの単式ホーム1面1線を有する地上駅である。方面標識や番線表示はないが、電車接近時には「まもなく1番線に電車がまいります」との放送が流れる。ホーム有効長は、開業当初から5両編成の列車の発着が可能なように建設されている。これは当時の皇太子(今上天皇)夫妻がこどもの国に来園した際に特別列車の発着と、多客時の臨時列車の運転に対応できるようにしたためである。無人駅で、通常は長津田駅から遠隔監視を行っており、用事のある乗客には同駅の駅員がインターホンにより対応する。また、FAXも備えている。通常は自動改札機が3通路あるが、行楽時期になると自動改札機の左側にある臨時改札を使用し、こどもの国開園時間中のみ有人駅扱いとなる。なお、臨時改札にはICカード改札機は設置されていない。PASMO・Suicaの使える自動改札機、自動精算機や東急他路線の乗り継ぎを含めた回数券用の自動券売機を設置しているため、駅員無配置でもある程度のことが可能なように整備されている。例えば乗車券を間違って購入してしまった場合、その乗車券をもう一度自動券売機に挿入すると長津田駅からの遠隔操作で払い戻しができるなどの簡単な対応ができるようになっている。また、自動精算機は乗車券を購入しなかった乗客の運賃の支払いにも対応している。駅舎は横浜高速鉄道の所有で、こどもの国線が横浜高速鉄道に譲渡された際、駅の無人化対応を行った後に改築されたものである。開業当初は、こどもの国園内にある皇太子記念館と同様の形状の屋根を持つ駅舎で、乗車券発売は有人で行っていた。また、ワンマン運転開始以降は列車が到着している時のみの販売となった。こどもの国線が弾薬庫線であった時代は当駅から先も線路が続いていた。駅前から延びている桜並木がその線路跡である。当時は、そのまま奈良川を渡り、こどもの国中央広場周辺に貨物ホームが設けられていた。なお、弾薬庫線時代には、上記の他にも現在のこどもの国 - 恩田間に設けられた信号所から奈良橋バス停留所付近を斜めに横断して奈良川を渡り、こどもの国第2駐車場へ至る線路があった。しかし、こちらも現存せず、一部廃線跡が残るのみとなっている。2015年度の1日平均乗降人員は11,808人である。ただし、2000年度以降は恩田駅から定期券で利用する乗降人員も計上されている。近年の1日平均乗降・乗車人員推移は下表のとおり(但し2000年の通勤線化以降は恩田駅からの定期券利用者も含む)。
出典:wikipedia
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