やぶうち 優(やぶうち ゆう、1969年12月1日 - )は、日本の女性漫画家。兵庫県西宮市出身。北海道札幌市在住。代表作に『水色時代』、『少女少年』、『ないしょのつぼみ』、『まほちゅー!』など。1983年、13歳の時、『ちゃお』(小学館)9月号増刊に掲載の「ボインでごめん!」でデビュー。デビュー時のペンネームは薮内 優(やぶうち ゆう)。1980年代は学生活動をしながら『ちゃお』とその派生誌で読切作品を執筆し、1990年代は『ちゃお』のレギュラー作家として連載作品を発表。特に1990年代前半から中盤にかけては、後輩のあらいきよこ、清水真澄と共に『ちゃお』の看板作家として活躍した。代表作『水色時代』のテレビアニメ化が切っ掛けで1996年に『小学六年生』にてその派生作品を執筆したことを期に、小学館の学年別学習雑誌に活躍の場を広げることになり、以後、2012年まで『小学六年生』、『小学五年生』、『小学四年生』の各学年誌にて連載作品を執筆する。2000年代前半は主に小学館の学年誌での連載作品と『ちゃお』の派生誌での読切作品の執筆を行っていた。またこの間、『プチコミック』にも1度だけ読み切りを執筆している。2005年の『ChuChu』創刊後は、小学館の学年誌での連載作品執筆の傍らで『ChuChu』のレギュラー作家として活躍した。2009年、『ないしょのつぼみ』で第54回(平成20年度)小学館漫画賞児童向け部門を受賞。同年、『ChuChu』休刊を期に『ちゃお』のレギュラー作家として復帰することになり、2012年現在は『ちゃお』とその派生誌で活躍中。思春期の少年少女の心情を、身体と心の成長や社会環境と絡ませながら執筆する事を得意とし、10代の少女から20代~30代の男性を初めとする幅広い年代からファンを獲得している。その実績を買われ、小学館の学年誌で性教育を絡ませた漫画を執筆している。また、ファンタジーやSF、ギャグ等も描いており、創作内容は様々なジャンルに及ぶ。やぶうちの作品の一つ『ないしょのつぼみ』の単行本は特に男性層に売れている。初期に執筆した作品には、赤石路代、わかつきめぐみの影響が窺える。基本的に少女漫画であるに関わらず、少年漫画的なお色気シーンをよく取り入れている珍しい作風でもある。表紙などのカラーイラストの製作は、『新水色時代』の執筆時から、CGを使用している。CGを使用し始めた時は「CGらしく見えないよう、手塗り感覚を大事にする」を念頭に置いて製作を行っていた。好きなものは鉄道と鳥で、後者の方は特に文鳥がお気に入り、との事。現在2児の母。雑誌連載と育児の傍らで行っていた同人誌活動は現在、多忙のため休止している。同人誌にて執筆した作品のいくつかは単行本に収録されている。やぶうち優の名前はペンネームで、「やぶうち」は中学校の時の同じ部活に入っていた同学年の人から、「優」は本名の「優子」からそれぞれ取ったという。2016年4月現在。
出典:wikipedia
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