武蔵境駅(むさしさかいえき)は、東京都武蔵野市境一丁目および境南町二丁目にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)・西武鉄道の駅である。JR東日本・JR貨物の中央本線と、西武鉄道の多摩川線の2路線が乗り入れている。中央本線は旅客営業を行うJR東日本が第一種鉄道事業者、貨物営業を行うJR貨物が第二種鉄道事業者である。旅客営業において当駅を含む区間は、運行系統上は「中央線」と案内される。運転形態の詳細については該当記事を参照のこと。多摩川線は当駅が起点であり、駅番号としてSW01が付与されている。相対式ホーム2面2線を有する高架駅。高架化工事完成前に北口と南口の2か所にあった改札口は、2012年に南北自由通路に面する一か所に統合された。また2013年5月9日に、駅西側にSuica専用の改札口である「nonowa口」が新設された。「nonowa口」にはSuicaなどのICカードに1,000円札のみでチャージが可能な簡易チャージ機が設置されている。三鷹駅管理の業務委託駅(JR中央ラインモール受託)で、みどりの窓口、指定席券売機が設置されている。JR中央線は、2020年度を目途に2階建グリーン車を2両連結させ12両編成運転を行なう。そのため快速電車が発着する1・2番線は、今後12両編成の列車が停車できるようにホームを延長する工事などが実施される。(出典:JR東日本:駅構内図)島式ホーム1面2線を有する高架駅。ホーム番号はJRと共用していた頃からの名残でJRと通し番号になっている。改札口は1か所。仮設駅舎時代は2007年3月18日から導入されたPASMOに対応するため、改札通路に簡易改札機が設置されていたが、2008年3月29日に多摩川線の駅では初めて自動改札機が設置された。通常は3番ホームを使用しているが、日曜日の早朝には4番ホームを発着する電車がある。2003年より2009年にかけて、高架化工事が施工されていた。工事開始前の時点では、1番線が単式ホーム、2・3番線が島式ホームの計2面3線の地上駅で、橋上駅舎を有していた。工事前は共同使用駅でJR東日本の管轄駅であり、改札内を共用していた。当時は1番線が中央線東京方面、2番線が中央線高尾方面、3番線が西武多摩川線という割り当てになっていた。なお、2・3番線ホームに両社を分ける中間改札や柵などはなく、そのまま乗換が可能だった。また、JRと西武鉄道の線路は東小金井側でつながっており、西武多摩川線車両の検査入場時および転配時はJR線を経由し機関車牽引で甲種輸送されていた(それ以前には旧型国電との併結だった)。このほか、1・2番線の間にホームに接しない待避線が1本あり、西武側には側線があった。その跡は現在だと広場や建物がある。工事開始に伴い改札口は分離され、西武側に新たに駅舎が建設された。この時点では仮設の駅舎だったため、西武の駅には自動改札機は設置されなかった。また、1番線ホームにはバスターミナル付近に抜けられる臨時改札口が設置されていたが、ホーム移設時に廃止された。2006年11月30日から2007年6月30日までの間はJR改札口 - 南口間の経路が変更され、階段とエレベーターを上って高架部分の上を跨ぎ、そこから階段・エスカレーター・エレベーターを下りる経路となった。そのため、JR - 西武の乗り換えには約4分程度かかっていた。2006年12月8日より、西武鉄道のホームが高架に切り替えられた。切り替え直後は新設された4番ホームのみの1面1線で暫定開業で、新たにエレベーターや発車標が設置された。2008年7月19日には3番ホームも高架化され1面2線の島式ホームが完成し、中央線との渡り線も設置された。2007年6月30日から7月1日にかけて、JRの下り線が高架に切り替えられた。この切り替えにより、仮設の南口改札が設置され、高架下通路と上り線地平ホームの連絡路も設置された。南口・西武改札 - JR構内の移動における高架跨ぎは解消され、2番線からは階段などを一度下りるのみで、1番線からは上下移動をほとんど要さずに南口に出られるようになった。なお、従来の経路は南口 - 北口間の自由通路として残された。2008年9月7日にはJRと西武との連絡改札口が設置された。JR側・西武側ともに乗り継ぎの精算機は設置されず、利用できるのはPASMO・Suica等や連絡乗車券など両社に有効な乗車券類をすでに所持する旅客に限られる。有効な乗車券でも、非磁気券(硬券や軟券、手書き発券した乗車券、列車内で車掌が発券した補充券など)は一旦改札外に出て乗り換えとなる。2009年12月6日、最後まで残っていた上り線も高架に切り替えられ、高架化が完了した。なお、地上駅時代にあった中線は設置されず、隣接する東小金井駅の2面3線化が事実上の代替となった。2012年3月25日、JRの上り線ホームのエスカレーター・エレベーターが設置され、JR改札口が一元化された。2013年5月29日には、この事業に伴い生まれた高架下空間を活用し、商業施設「nonowa(ののわ)武蔵境」が開業した。JR東日本グループの株式会社JR中央ラインモールが運営を行っている。当駅における貨物取扱は臨時車扱貨物のみで、定期貨物列車の発着はない。臨時車扱貨物は甲種車両輸送列車がまれに運行されるのみである(路線記事を参照)。各年度の1日平均乗降人員は下表のとおり。各年度の1日平均乗車人員は下表のとおり。2013年5月9日開設。7時から22時までのSuica専用改札口。高架下商業施設「nonowa武蔵境」に接続する。かつて存在した施設等駅前の「武蔵境駅」「武蔵境駅北口」停留所に西武バス・関東バス・小田急バスの路線が乗り入れる。2015年8月16日より武蔵境駅バスロータリー改造に伴い、大幅にのりばが変更された。駅東側にはムーバス境・三鷹循環の「五宿」停留所もあり利用可能。駅前の「武蔵境駅南口」停留所に小田急バスと京王バス中央の路線が乗り入れる。
出典:wikipedia
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