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竜王戦

竜王戦(りゅうおうせん)は、読売新聞社主催の将棋の棋戦で、全7タイトル戦(竜王戦・名人戦・王位戦・王座戦・棋王戦・王将戦・棋聖戦)の中で最高峰である。発足(第1期の開始)は1987年であるが、前身の十段戦、更にその前身の九段戦(第1期は1950年)から数えると、名人戦(第1期は1935-1937年)に次いで2番目に歴史の長いタイトル戦である。七番勝負の勝者は竜王のタイトル称号を得る。竜王位は名人位とともにプロ将棋界の頂点とされている。読売新聞社が主催していた「十段戦」が発展的に解消されて、1988年に竜王戦が発足した。駒の「竜王」(「飛車」の成り駒。略して「竜」とも呼ぶ。)から命名された。竜王戦となってからタイトル戦の中で最も高い賞金を誇るようになり、第29期の優勝賞金は4320万円、敗者賞金は1590万円であり、また、挑戦者決定三番勝負の対局料は両者とも440万円である。なお、賞金や対局料は何度も変更されている。1組から6組に分かれたトーナメント(竜王ランキング戦)、本戦トーナメント、および、竜王戦七番勝負からなる。毎年11月頃から竜王ランキング戦が始まり、翌年夏に本戦トーナメントが行われて8-9月頃に挑戦者が決まり、竜王戦七番勝負は10月から12月頃にかけて行われる。竜王戦は棋戦として序列1位であるが、竜王在位者と名人在位者の序列はタイトル保持数が多い棋士が上位となり、同じ保持数の場合は棋士番号が小さい方(プロ入りが早い方)を上位とすることになっている。なお、1名が竜王と名人を独占した場合は、「竜王・名人」と呼ばれる。これは、竜王戦は賞金が最も高額だが、名人位は他のタイトルと比べ圧倒的に歴史が長く権威があり、竜王と名人の序列をつけにくいためと考えられる。竜王(または名人)が、他の5つのタイトル戦のタイトルのうちのどれかを同時に保持している場合であっても、竜王(または名人)だけの称号で呼ぶのが現在の慣例である。たとえば、竜王位と王将位の二冠を保持していても、「竜王・王将」ではなく単に「竜王」と呼ばれ、全七冠を制覇している場合も、「竜王・名人」と呼ばれるのが通例である。なお、竜王および名人は将棋界の代表として、アマチュア段位の免状への署名等、対局以外の多くの業務を課せられる。永世称号である永世竜王は、竜王位を連続5期もしくは通算7期以上保持した棋士に与えられる。2012年11月現在、永世竜王の資格を持つ棋士は渡辺明のみ。但し羽生善治が通算6期で永世竜王に王手をかけており、あと1期獲得すると竜王を含む7大タイトル全てで永世称号を与えられる事となる。しかし2002年に失冠して以降、羽生は竜王位から遠ざかっている。竜王が七番勝負において負けて失冠し、かつ、他のタイトルに在位していない場合、1年間は前竜王と呼称される。前竜王の序列は、7つのタイトル戦のタイトル保持者に次ぐものと決まっている。ただし、前竜王の称号を辞退して段位で呼称されることも可能である。辞退した場合は通常通り、タイトル保持者・九段・八段…の序列が適用される。独自のランキング戦と本戦によって挑戦者(本戦優勝者)を決定し、竜王と挑戦者は七番勝負を行う。組が上位であるほど、また、1組、2組では組の中での成績順位が上位であるほど、竜王在位者への挑戦権を得やすいシステムとなっている。なお、2005年に制度が見直され、第18期(2005年)以前と第19期(2006年)以後で異なる部分がある。また、第1期竜王戦については後述する。竜王戦の予選は、1組から6組までに分かれたトーナメント戦で始まり、これを「竜王ランキング戦」と呼ぶ。1組の上位5名、2組の上位2名、3組から6組までの優勝者各1名の合計11名が本戦に出場する。第18期までの本戦出場は、1組から4名、3組から2名であったが、第19期から、1組から5名、3組から1名に変更された。同時に、各組の昇級枠・降級枠の人数も変更された(例:1組からの降級者と2組からの昇級枠は各々3名であった)。現役棋士が在籍する組の一覧は、"将棋棋士の在籍クラス" を参照。各組において、準決勝までに敗れた棋士は、敗者復活の昇級者決定戦(1組は本戦出場者決定戦)に回り、その中で3位の昇級者(1組は本戦出場する3位-5位)や降級者が決まる。昇級は1つ上の組に上がり、降級は1つ下の組に下がるのが原則である。ただし、3組以下から挑戦者が出た場合、挑戦者は、たとえ七番勝負で敗れても一気に1組へ昇級する。「決勝トーナメント」とも呼ぶ。ランキング戦の組と順位により、右図のように位置があらかじめ定められたトーナメントを行う。現行の制度では1組の優勝者は1勝すれば挑戦者決定戦へ進出できるが、5組、6組の優勝者の場合は決定戦進出までに5人を破ることが要件となる。挑戦者決定戦(本戦決勝)のみ三番勝負で行い、先に2勝したものが挑戦者となる。持ち時間は各5時間。なお、前述の通り、挑戦者となった者は3組以下であっても1組に昇級する。1組の2位と3位は1組優勝とは挑戦者決定戦まで当たらないようになっているが、4位と5位は1組優勝を倒さないと挑戦者決定戦に進出できない。これは、1組竜王ランキング戦は早く負けるほど本戦出場者決定戦で当たる相手が弱くなり有利になる側面があるため、わざと早く負けて低位通過を狙う棋士が出てくるのを防ぐためである。1組優勝と挑戦者決定戦まで当たらない3位以上で通過するためには準決勝まで進出しなければならないが、準決勝で勝てば2位以上確定なので準決勝以降でわざと負けるのは意味がないので安心である。竜王と本戦を勝ち抜いた棋士が七番勝負を戦う。先に4勝したほうが新たな竜王となる。七番勝負は全国各地の旅館やホテルなどで開催され、とくに第1局は日本国外での対局が行われることもある(下記)。持ち時間は各8時間で、1局を2日かけて実施する。1日目の終わりには封じ手を行い、2日目の開始まで次の手を考えて有利になることがないようにする。竜王戦の規定による昇段基準は、竜王位1期で八段、2期で九段、竜王挑戦や1組昇級で七段などと定められている。なお、将棋の昇段基準の中で、竜王戦の規定によるものとタイトル獲得による七段昇段についてのみ、飛びつき昇段(途中の段位を飛ばして2つ以上昇段すること)や1年以内に2つ以上の昇段が認められている。七番勝負の模様は、名人戦七番勝負と同様、「将棋竜王戦」という番組名でNHKでテレビ放送される。"名人戦 (将棋)#テレビ放送" を参照。1987 - 1988年に行われた第1期は、竜王戦の前身が十段戦であったということで、十段在位者(第26期十段)1名、永世十段2名の計3名が本戦にシードされた。ランキング戦の組分けの順序は、第25期十段と十段以外のタイトル保持者を優先し、以下、順位戦の順位で決められた。本戦は14人によるトーナメントで、2つの準決勝は三番勝負、決勝は七番勝負で行われ、決勝を制した島朗六段が初代竜王となった。(表中、称号や段位は当時のもの)

出典:wikipedia

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