広田駅(ひろたえき)は、福島県会津若松市河東町広田字中島戊にある、東日本旅客鉄道(JR東日本)・日本貨物鉄道(JR貨物)磐越西線の駅である。単式ホーム1面1線と島式ホーム1面2線、合計2面3線のホームを有する地上駅。互いのホームは構内踏切で連絡している。会津若松駅管理の無人駅。有人駅時代に建てられた木造の駅舎があったが、2007年(平成19年)12月に火災が発生し、半焼した。火災前の駅舎は、事務室の部分が「まちの駅 河東」として利用され、待合所の改札口脇に近距離乗車券の自動券売機が設置されていた。待合室内部は無事だったが、火元となった倉庫やホーム側の雁木、信号設備のあった部分は焼失した。焼失した旧駅舎に代わる新駅舎は2008年(平成20年)6月に完成し、使用が開始された。新駅舎は、鉄骨平屋建て床面積85m²。会津らしさを意識した和風の外観で、無人駅のため周辺から見通せるよう窓を多くし、死角を極力減らした。建設費は約3,000万円。かつては猪苗代第四発電所建設時に、東京電燈(現・東京電力)の専用軌道である広田専用軌道が当駅に接続していた。現在、JR貨物の駅は車扱貨物の臨時取扱駅となっており、貨物列車の発着は無い。貨物設備は無く、専用線も当駅には接続していない。かつては、住友大阪セメント広田サービスステーションへ至る専用線が存在した。この施設へ青海駅発送のセメントを輸送するために、火曜日 - 木曜日の朝方(2006年3月改正時、需要の変動で指定運転日でも運休する場合があった)に貨物列車が到着していた。しかし、2007年3月14日到着分を以て到着する貨物が無くなり、翌3月15日に機関車が単機で到着し、前日に到着してセメントを取り降ろした空車を引き取って、専用線の運行は終了した。専用線には住友大阪セメント所有のオレンジ色の日立製作所製スイッチャー1機が存在していた。また1980年代までは、三菱製鋼広田製作所への専用線も存在した。2004年度の1日平均乗車人員は211人であった。。旧河沼郡河東町の中心に位置するため、駅前は住宅地となっている。駅前には小さいながらも駅前広場を有する。駅に隣接してタクシー会社があるのでタクシーの利用には不自由しない。駅から約100m離れた位置にあり「広田駅」バス停よりも遠い。広田駅に停車する路線も停車する。
出典:wikipedia
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