春風 どれみ(はるかぜ どれみ)は、アニメ『おジャ魔女どれみ』シリーズの主人公の魔女見習いの少女。MAHO堂に所属する「おジャ魔女」の一人で、メンバーの中心的人物。担当声優は千葉千恵巳。魔女に憧れ、幼稚園のころから魔女になることを夢見ており、本にあった魔女の呪文を唱えたりもしていた。ある日、どれみの強い願いで辿り着いた「マキハタヤマリカの魔法堂」という店の主人のマジョリカが魔女であることを見破って魔女ガエルに変えてしまったことから、マジョリカをもとの姿に戻すために「魔女見習い」となり、憧れの魔女になるための修行を始める。魔女を目指すに当たっての直接の動機は「好きな人に告白する勇気がほしい」であった。魔女見習いになりたてのとき、ホウキにうまく乗れずに振り回されたり、変身しても着ぐるみだったり、マジカルステージの失敗の原因を作ったりと、他のメンバーよりも苦戦振りが目立った。進級試験に一人だけ不合格になったことが2度あるが、どちらも好物のステーキが関わった失敗である。一方、特例で進級したこともあった。魔女界の忘年会で行われたかくし芸大会(はづきとあいこの2級試験と、どれみの3級試験の追試を兼ねていた)で優勝し、そのあと女王様に一つだけの願いごとを聞いてもらうことで4級から2級となった。本人のドジさ故に活かせることは少ないが、魔女見習いとしてのポテンシャル自体は高い。最終的には、みずから魔女にはならないと、仲間と共に決意する。しかし第6期では「自分のために魔法を使わない」というルールを決め、久々に魔女見習いとなる。お着替え後の「プリティーウィッチーどれみっちー」のポージングは「雰囲気で」という理由でどれみが考案したもので、このポージングを最初に行ったのもどれみである。他のMAHO堂の手伝いに加わったメンバーもどれみにならい、お着替えの終了時には「プリティーウィッチー○○っちー」(「○○」には本人の名前が入る)と言ってポージングを行う。小学3年生の終業式の日に、魔女の赤ちゃん・ハナちゃんの育ての母親になる。劇中ではMAHO堂の魔女見習いたち全員がハナちゃんの母親との設定であるが、どれみがハナちゃんを取り上げたことから、第2期当初はどれみだけがハナちゃんの母親であると捉えられていた。実際に第2期第1話では、魔女界の女王様が直々にどれみだけを母親に指名しており、他のメンバーは補佐役を頼まれたのに過ぎない。しかし話が進むにつれて、MAHO堂のメンバー全員がハナちゃんの母親であるといった扱いに変わっていった。ただし第3期第28話でハナちゃんが「ママ」として、魔女界に魔法で呼び出したのはどれみ一人だけであった。また第4期第1話でも学校(6年1組の教室)にてももこも一緒にいたにもかかわらず、「ママ」と言って抱きついたのはどれみのみであったその後ハナちゃんとは小学校卒業まで一緒に通うこととなる。なおハナちゃんとは第6期の途中(第3巻)からとある事情により、再び一緒の学校(県立美空高校)に通うこととなる。小学5年生にして、孫のふぁみ(苗字は不明)と出会う。魔女見習いの彼女は、どれみが魔女見習いであったとは知らず、どれみに魔女が実在することを伝える為過去の世界に来た。ふぁみは髪形とその色と見習い服のデザインが少々異なる点を除けば、「ピリカピリララ ポポリナペペルト」という呪文、「世界一不幸な美少女」という口癖、ステーキ好き、そしてドジであるなど、どれみの生き写しとも言えるくらい似ている。どれみの成年後の家庭環境に関しては不明だが、ふぁみの言動からその一端を窺い知ることが出来る。なお春風家の雛人形はふぁみまで受け継がれている。頭の左右対称についている「お団子」と呼ばれる2つの巨大なシニヨンがトレードマークである。どれみが想像した自身の魔女ガエル姿(全身ピンク色)にもお団子頭があった。シリーズを経て成長するたびにお団子は徐々に小さくなる。小学3年生の時期にはまるでゴムボールのような弾力性があった。第6期ではドジなところは変わっていないが、中学2年生の時に、小竹にフラれたことがきっかけで一度は髪を切っていたが、高校入学前に開かれた小学校の同窓会を機にシニヨンに戻すも、ボリュームが少なく半球状のシニヨンになっている。髪と瞳は紅色。謎の機械(無印のCDドラマで初登場。判ったのは動作音だけで詳細は不明)を使って作中で髪型をセットしていたらしいが、映像に登場したことはない。目の当たりにしたハナちゃんが「メカっぽいの」と表現している通り、お団子頭を作る際は大きな機械音がしていた。機械の作動音はCDドラマのほか、第4期第8話でも聞くことができる。なお、第2期第2話での母との入浴後のシーンでは、ドライヤーと櫛でお団子を整えられていた。第6期の冒頭でも、櫛を使ってお団子(シニヨン)を整える場面がある。髪を下ろした姿はテレビシリーズでは数えるほどしか登場していないが髪の毛は腰に届くほど長い。髪の先のほうがお団子頭のセットによるものか跳ね気味に癖がついているが、基本的にストレートヘアーである。「世界一不幸な美少女」を自称しながらも、好奇心旺盛、楽天的で明るく前向きな性格。困っている人を放っておけないタイプだが、出しゃばった態度と若干わがままな部分が災いして、相手を傷つけたり、信頼をなくすことも多い。また、意外に嘘をつきやすい。幼稚園の時に、はづきがかわいがっていたうさぎの顔に落書きをしたり、小学2年生のときにはクラスメートの小竹哲也の机の中にカエルを入れたりと、幼少時代はやんちゃだったが、今では「いるだけでみんなを楽しくさせることができ、誰とでも友達になれる」ような、担任の関先生やクラスメート、魔女界の女王様も認める心優しい少女。普段はドジで怖がりで、妹のぽっぷと比べても頼りないが、おせっかいで難しい問題に直面した友達を救う言動は、視聴者の心を打つものがある。また、出しゃばったことがきっかけで罪悪感を覚えたこともあり、自分がした過ちに関しては少なからず後悔している。その反面、自身でも感情が抑えきれなくなることがごく稀にある。恋愛には非常に疎く、小学時代から失恋を重ねており、第6期では矢田まさるとの仲も睦まじいはづきにぼやき、玉木にまで先を越されたと嘆いていたが、後に、中学2年生の時の(小竹への)失恋は、実は小竹が返事を書くのに手間取りすぎたのを、どれみ本人が勝手に失恋したと思い込んでいただけだったことが判明した。口癖は「あたしって世界一不幸(たまに幸せ)な美少女だ〜!」(高校生になると、「世界一幸せな(15歳の)美少女」に変更)と、膨れっ面を左右に振りながらの「プップのプー」。後に「プップのプー」はどれみのお付きの妖精だったドドやハナちゃんに真似されており、ハナちゃんを通じて魔法幼稚園の園児にも真似されている。またときどき語尾に「……なのさ〜!」と付けることがある。呼称は主に「どれみちゃん」。関先生と男子の一部は「春風」・マジョランなどは「どれみ」(ただし玉木麗香と島倉かおりは「春風さん」と、さん付けしている)・小竹は「どじみ」、またサッカー部(美空高校)の部員達からは『マネージャー』・『春風』・『春風先輩』等と呼ばれている、なお後輩の柏木千波には『どれみ先輩』と呼ばせている。逆に、どれみは玉木や小竹など一部の人を呼び捨てにしている。
出典:wikipedia
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