『ファイアーエムブレム 烈火の剣』(ファイアーエムブレム れっかのけん、Fire Emblem: The Sword of Flame)は、ファイアーエムブレムシリーズ第7作目として2003年4月25日に任天堂から発売されたゲームボーイアドバンス用ゲームソフト。開発元は、インテリジェントシステムズ。キャッチコピーは『人は、物語と共に成長する』。日本以外では本作がシリーズ第1作となるため、2003年11月から2004年7月にかけて北米・ヨーロッパ(英語・ドイツ語・フランス語版と英語・スペイン語・イタリア語版の2バージョン。どちらのバージョンもゲーム開始時に言語を選択)・オーストラリアならびにニュージーランドでも『FIRE EMBLEM』(サブタイトル無し。なお、集英社刊『ファイアーエムブレムキャラクターズ 封印の剣&烈火の剣』の表紙には"SWORD OF FLAME"との訳題が記載されている)の表題で発売された。前作のサブタイトル「封印の剣」が「ふういんのつるぎ」と読むのに対し、本作のサブタイトル「烈火の剣」は「れっかのけん」と読む。舞台は前作『封印の剣』の20年前までさかのぼる。エレブ大陸の東の大地。サカ地方の草原の一軒のゲルから物語は始まる。見習い軍師マーク(デフォルトネームで変更可能)は旅の途中行き倒れ、目を覚ますと一軒のゲルの中にいた。彼の目の前には一人の少女が…。少女の名前はリン。遊牧民族のロルカ族の族長の娘であった。彼女は行き倒れたマークを助け看病してくれていたのだ。リンは幼い頃、両親や部族の仲間を山賊の襲撃で失い一人で暮らしていた。彼女はマークが軍師修行の旅でエレブ大陸を旅をしていると知ると、彼についていくことを決意。こうしてリンとマークの旅は始まった。リンとマークは旅の途中によった町で二人の騎士、セインとケントに出会い、自身がキアラン公女であること、祖父がまだ生きていること、自身の命が狙われていることを知る。ニニアン、ニルス、エリウッドとの出会い。数々の困難を乗り越え、リンは自身の命を狙うものとの決着をつける。それから一年後、舞台はリキアの大地に移る。フェレ領公子エリウッドが行方不明の父を探すために騎士マーカスと従騎士ロウエンらと共に旅に出たのだ。途中、親友のヘクトルやリン達と合流。父探しの旅も光が見えてきた。しかし、この後彼らがエレブ大陸の命運をかけた戦いに身を投じるなどとはまだ誰も予想はしていなかった。大切なものを守るため、そして無事に自身の領へ戻るため、影に隠れた陰謀の中で、知られざる英雄たちの表に出ることなき戦いが始まった。『ファイアーエムブレム 封印の剣』の続編。前作の20年前のエレブ大陸(今作は主にリキア地方)を舞台とし、前作で主人公ロイの父親として登場していたエリウッドがメインの主人公を務める。彼の他にも『封印の剣』で出演したキャラクターの親戚縁者が数多く活躍している。前作の序盤で命を落としたヘクトル(ロイの幼馴染リリーナの父)はもう一人の主人公であり、ファイアーエムブレム外伝以来となる女性主人公リンも登場する。本作はシリーズ中で唯一戦争が舞台となっていない作品であり、主人公三人の友情や成長、様々な家族の絆を主眼において描かれたストーリーは、シリーズの中では異色とされる。また、「人と竜」という異種族同士の対立と和解への希望、も大きなテーマとして位置づけられている。なお、本作のメインライター「Ken Yokoyma」(漢字表記不明)氏は続く「聖魔の光石」にはクレジットされていないが、「蒼炎の軌跡」「暁の女神」でもメインライターを勤めている。この二作は、「ベオクとラグズ」という異種族間の対立の克服、をより前面に打ち出したストーリーとなっている。なお、今作ではエトルリア王国、イリア地方は舞台としては登場せず、名前のみでの登場となる。西方三島はヘクトル編でのみ登場する。
出典:wikipedia
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