藪 助治(やぶ すけはる) / 薮 助治(やぶ すけじ)は、アニメ『宇宙戦艦ヤマト』『宇宙戦艦ヤマト2199』の登場人物。声優は池水通洋(第1作第10話)、緒方賢一(第1作第14、25話)、チョー(『2199』)。実写映画版『SPACE BATTLESHIP ヤマト』での俳優は水上潤。ヤマト機関室勤務の乗組員。小太りの体形にやや長めで右目が隠れがちな前髪の容貌を持つ青年。機関長の徳川彦左衛門にとっては片腕的存在である。名前の表記は「藪助治」だが、『2199』では「薮助治」に変更されている。副機関士。身長は160cm。当初は目立った活躍はなかったが、次第に地球への帰還が人類の滅亡前に間に合わない可能性に不安を覚え始め、徳川にその気持ちを吐露していく。企画段階では、反乱の首謀者は真田佐助(真田志郎の初期設定)の予定だったが、脚本家が反乱予定人物を徳川と誤認し、その伏線に彼を焚きつける人物として藪を置いた。結果的には間違いに気付いたものの、徳川は反乱の首謀者としては性格上無理があるということで、先の伏線を「叛意の前兆」と読み替えて活かし、藪が反乱の首謀者という設定になった。詳細は宇宙戦艦ヤマト#未使用設定を参照。名前のみは第5話で呼ばれるが、実際に本人が初登場したのは第10話である。オクトパス原始星団で長期に足止めされている最中に徳川へ航海の中止を進言する。やがて、イスカンダル星滞在中には12人の同志とともに「人類の子孫を残す」という口実を掲げて森雪を人質にヤマトから脱走したうえ、ダイヤモンドで構成された島への残留を宣言し、古代進の命令や警告も嘲笑かつ無視するという反乱を起こす。しかし、その直後にこの島は地殻変動と津波に襲われたため、藪たち反乱者の全員が死亡して雪だけが助かる。この反乱は、古代たちに地球への移住を薦められたスターシャから、移住拒否の理由(好ましくない種類の人が地球に存在する)に挙げられてしまう。『宇宙戦艦ヤマト』のリメイク作である本作では三重県出身で、年齢は33歳と設定された。また、上述の通り名前の漢字が「薮助治」へ変更され、読みも「やぶ すけじ」へと変更された。肥満体型になり、顔つきは若干弱弱しくなっているほか、頭にはアホ毛が生えている。階級は一曹(一等宙曹)。徳川の愛弟子であり、メ号作戦(冥王星沖海戦)では徳川とともに戦艦キリシマに乗艦していた。ヤマト計画発動後はヤマトの機関科へ配属され、徳川や山崎奨の下で機関士を務める。機関士としては一流だが、懐疑的な性格で、事あるごとに不安や疑問の声を上げる。また、「エリートは意外と脆い」と考えている。家族がいない身のため、太陽系赤道祭では盛り上がることもできず、仮装してはしゃぐ女子乗組員たちとすれ違った際には「何が楽しいんだか」と悪態をついていた。地球側の先制攻撃の事実に関しては知らなかったらしく、信じてもいない模様。徳川や山崎の下で働く一方、太陽系赤道祭の頃から新見薫のことを若干気にしている描写があり、後には彼女のカウンセリングを受けている。カウンセリングの中で自らのことだけでなく、周りの不平不満も報告していた節もある。その後、惑星ビーメラ4では同じ機関科の早乙女友治や崎山克典とともに反乱に加担し、震えながら徳川と山崎に銃を向けて機関室に軟禁した。反乱の失敗後には営倉へ収監され、七色星団海戦の最中に営倉が被弾したことにより死亡扱いとされていたが、実際には生き延びており、伊東真也とともにコスモシーガルへ身を隠していた。古代が薮と伊東に気づかないまま収容所惑星レプタポーダの偵察にコスモシーガルで出撃した際には、コスモシーガルを占拠しようとするも自らの銃の暴発によって失敗し、古代らとともにガミラスの捕虜となる。収容所への移送直後に発生した囚人たちの反乱の中で古代たちとはぐれ、1人怯えていたところを囚人たちに発見されて半ばパニック状態となるが、手錠をかけられていたことから同じ囚人と判断され、武器を渡されて状況も理解できないまま仲間入りすることになる。収容所解放後はヤマトへ戻らず、レプタポーダに残留した。その後はフラーケンに拾われ、次元潜航艦 UX-01の新入り機関士「ヤーブ・スケルジ」として再登場する。荒くれ者揃いの乗組員たちにはザルツ人と思われており、ゲール艦隊との交戦中に機関異常で潜航不能となったUX-01の窮地を救う活躍を見せて褒められるなど、周囲とは良好な関係を築いている。そのためもあり、ヤマト乗艦時より表情が明るく精悍な雰囲気になっている。
出典:wikipedia
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