国道263号(こくどう263ごう)は、福岡県福岡市早良区から佐賀県佐賀市に至る一般国道。福岡市の市街地の西部、早良区の荒江交差点を起点とし、旧早良町域を通り、福岡・佐賀県境の三瀬峠を越えて佐賀市域に入り、旧三瀬村・大和町を抜け、佐賀市中心市街地の北部にある国立病院前交差点が終点で、概ね南北に延びている。県庁所在地である福岡市と佐賀市を直接繋ぐ国道である。しかし、三瀬峠とその前後は脊振山地を越えるため車線こそ2車線であるが、急勾配と急カーブが連続し、かつてはローリング族が多かった。三瀬峠のバイパス道路として、三瀬トンネル有料道路が供用されている。早良区の北側にある荒江交差点が起点で、概ね南南西に延びている。同交差点から東西方向には国道202号が通り、北方向には市道西新荒江線が西新方面に延びている。住宅や商店などが建ち並ぶ北行2車線・南行1,2車線の区間を通る。城南郵便局を左手に見て野芥口交差点で福岡外環状道路と交差し、野芥交差点では県道49号線と交差する。市道西新荒江線と起点の荒江交差点からこの野芥交差点までの区間は早良街道という愛称が付けられている。野芥交差点以南も引き続き住宅・商業地の中を南南西に進む。途中、西鉄バス早良自動車営業所と早良区役所入部出張所を過ぎると真南に向きを変え、住宅がやや少なくなる。早良平尾交差点で県道136号線が左側に分岐し、当道路はやや右にカーブし、すぐに室見川を大井手橋で越える。そこから2kmほど進み住宅地の内野・陽光台地区を通る。陽光台地区を過ぎると再び南南西に向きを変え、住宅が少なくなる。そして間もなく今度は右にカーブして西北西に向きを変え、脊振山地の山間部に入り上り坂となる。トンネルを抜け曲渕ダムを右手に見、曲渕集落を抜け再び南南西に向きを変えると三瀬峠の峠越え区間となる。三瀬峠にはループ橋とトンネルで構成される三瀬トンネル有料道路(やまびこロード)が通っているが、旧道は急勾配とヘアピンカーブが連続する。三瀬峠が福岡・佐賀両県の県境となっており、峠を越えて(三瀬トンネル有料道路はトンネル内で)佐賀市に入る。佐賀市三瀬村に入り、三瀬トンネル有料道路と旧道の合流点を過ぎると間もなく佐賀市役所三瀬支所や三瀬小学校・三瀬中学校などがある三瀬村の中心地域を通る。当道路に沿ってはいないが三瀬村の中心から西側に行くと北山ダムがある。三瀬村の中心から南進し、三瀬ルベール牧場どんぐり村を過ぎると向合峠を越え佐賀市大和町に入る。向合峠から南側は急勾配となっており、福岡方面には登坂車線が設置されている。松瀬地区を過ぎると嘉瀬川を右手に見ながら川沿いに進む。川向こうでは国道323号が並行している。南東に向きを変え、道の駅大和と川上峡を通り、脊振山地を抜けて佐賀平野に入ると沿線は住宅地・商業地に一変する。長崎自動車道をくぐり佐賀大和インターチェンジ・肥前国庁跡・高志館高校・佐賀市役所大和支所・イオンモール佐賀大和を経て佐賀県総合運動場と国立佐賀病院のある国立病院前交差点が終点となる。国立病院前交差点から東西方向には国道34号が延びており、南側は国道264号であり佐賀市中心部に向かう。2005年度(平成17年度道路交通センサスより)平日24時間交通量(台)
出典:wikipedia
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