『UFO戦士ダイアポロン』(ユーフォーせんしダイアポロン)は、エイケンが制作したロボットアニメ。1976年(昭和51年)4月6日から同年9月28日まで、TBS系で毎週火曜19:00 - 19:30 (JST) に放送された。全26話。また、新たなシーンを加えて再編集を施した続編『UFO戦士ダイアポロンII アクションシリーズ』が、1976年(昭和51年)10月7日から1977年(昭和52年)2月24日まで東京12チャンネル(現・テレビ東京)で毎週木曜19:00 - 19:30 (JST) に放送された。全21話。『鉄人28号』以来、13年ぶりのエイケン制作のロボットアニメ作品である。原作としてクレジットされている雁屋哲の『銀河戦士アポロン』(少年画報社『週刊少年キング』に連載)は、UFOやエナルジーハートなどを扱っており、終盤に主人公がエナルジーの力を使って巨大化するシーンがあるものの、巨大ロボットは登場しない。日本のロボットアニメで初めて、複数の人型ロボットが合体して1体の巨大ロボットとなる設定を導入。さらに、主人公が巨大ロボット体内に取り込まれた後、ロボットを鎧のように見立てその内部にぴったりはまるように「巨大化」(または融合・一体化)する、原理不明の合体ならぬ「合身」をすることを特徴とし、その合体方法はダイアポロンを「操縦する」というよりはダイアポロンに「変身する」という言い方が正しいと言える。さらにその合体過程をテロップで表現するとの演出が取り入れられた。「合身」後のダイアポロンのデザインはアメリカンフットボール選手の容姿をモチーフにしており、顔面のフェイスガード、肩から胸にかけてのプロテクター、武器がラグビー・アメフトのボールだった。また、UFO少年団のコスチュームもアメフトをモチーフにしたものである。番組後期から合身シーンに特撮番組『ウルトラセブン』の変身シーンの効果音が流用されている他、敵のメカ獣の鳴き声も特撮映画や特撮番組の怪獣の鳴き声が流用されている。関連玩具の売れ行きが好調だったことから、メインスポンサーのブルマァクは放送延長を希望。しかし、TBSとの折り合いが付かず、半年で終了した。直後に制作局を東京12チャンネルに移して、1作目のフィルムをベースに敵側の設定・キャラクターと敵ロボットを変更し、新作カットを加えた『UFO戦士ダイアポロンII アクションシリーズ』が放送された。しかし、シリーズ後半は単なる再放送と変わらないエピソードもあり、また、番組そのものも予定より一ヵ月早く終了した。2016年9月、放送40周年記念プロジェクトが始動し、ネット配信やフィギュアの発売が予定されている。宇宙規模の強大な力を秘めたエネルギー「エナルジーハート」。それを手に入れるため、ダザーン軍団がアポロン星に攻めて来た。ダザーン軍団の大軍勢の前にはアポロン星の軍隊では歯が立たず、アポロン王国は陥落、アポロン星は滅ぼされてしまった。しかしその直前、まだ赤ん坊のアポロン星の王子と共に脱出したラビは、エナルジーハートの端末「キー・エナルジー」と共に太陽系第3惑星の地球に逃げ込んだ。そしてラビは幼い王子を孤児院「あおぞら学園」に預け、彼が成長するまで身を隠し、その日を待った。タケシと名づけられた赤ん坊は成長し、16歳の誕生日を迎えた。しかし、ラビが現れてアポロン星の王子だということと、体内に宇宙規模のエネルギーを解放することができる鍵「キー・エナルジー」が埋め込まれていることを知らされる。最初は半信半疑だったタケシはダザーン軍団の地球侵略を目の当たりにし、戦う決心をする。「キー・エナルジー」の力でダイアポロンに合身したタケシは、ダザーン軍団の尖兵を倒す。そしてあおぞら学園の仲間たちと共に「UFO少年団」を結成、宇宙の危機を救うために戦うことを誓う。紆余曲折の末に、タケシは、ダザーン星に実母クイーンアポロンが囚われていることを知り、母の救出に赴いた。母星の環境破壊による滅亡に苦悩した総統らが話し合いをする余裕すら失った末の暴挙であること、実父キングアポロンはきちんと交渉されればダザーン星を救うために力を貸したであろうことを理解し、ギラニクが死を賭して母を解放させたことから「エナルジーハート」を体内の「キー・エナルジー」で起動させダザーン星を浄化するのだった。本放送時には、主題歌と数曲の挿入歌(村山明歌唱の『アポロンデストロイ』という挿入歌のアレンジ曲が、各ロボの変形合体時に劇中で使われている)を収録したアルバムも、ポリドール・レコードから発売された。以下便宜上、『UFO戦士ダイアポロン』を『無印』、『UFO戦士ダイアポロンII アクションシリーズ』を『II』と略す。カッコ内は登場メカ獣。※の付く話数は前作の再放送。
出典:wikipedia
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