アンジェリークシリーズは、コーエーから発売されている女性向け恋愛シミュレーションゲーム『アンジェリーク』、及びそこから派生した関連ゲーム、グッズの総称。女性向け恋愛シミュレーションゲーム市場を開拓したシリーズで、コーエーの女性向けゲーム開発チーム、ルビー・パーティーが開発したネオロマンスシリーズ第1作目。※『ネオ アンジェリーク』についてはアンジェリークシリーズに含まれないネオロマンスシリーズ4作目であるため本稿には記述しない。1994年に第一作が発売されたのちキャラクター増加と設定追加・変更という流れでシリーズが続けられた。シリーズ全体を通してキャラクターデザインを行っているのは由羅カイリ。ただし、『スウィートアンジェ』は桂崎新子、『アンジェリーク 魔恋の六騎士』は東夕陽、『アンジェリーク ルトゥール』はハチロクハチコが行っている。登場人物についてはアンジェリークシリーズの登場人物を参照のこと。ただし、『アンジェリーク 魔恋の六騎士』の登場人物については登場人物がほとんど重ならないためゲーム記事の方を参照のこと。基本的にシリーズの世界観は『アンジェリークSpecial2』で前作の主人公が女王になっているなど女王エンディングが基本になっている。ゲームごとに多少のばらつきはあるが基本的なゲームシステムは同じである。エンディングは大きく分けて下記の3つになる。プレイヤーの取れる行動は「育成」と「男性キャラクターとの親交を深める」の二つになる。女王エンディングを迎えたい場合はそれほど問題は無く、育成と男性キャラクターとの付き合いをほどほどに行っていけば迎えることが出来る。しかし恋愛エンディングを迎えたい場合は、細かくバランスを取って行くことが必要となる。育成に力を入れ成績が良ければ、行動の選択肢が広がり、有利になる。だが「育成の完了」というゲームの終了条件が早く達成されてしまうため、男性キャラクターとの恋愛成立条件を整えることが難しくなる。男性キャラクターとの親交に力を入れれば、育成の速度が遅くなる。『アンジェリーク』、『アンジェリークSpecial2』のようにライバルキャラクターが存在する場合は、ライバルに有利な展開となってしまう。そのため、目的に応じて、この二つの行動を計画的に行わなければならない。しかし、男性キャラクターと親密になると、親愛行動として育成を男性キャラクターが自動で行ってしまうため、育成を抑えておかないと終盤に育成が早く進んでしまい、恋愛エンディングを成立し損ねることがある。また、育成の成績の代わりに、男性キャラクター達からの支持率の良し悪しで行動の選択肢が広がる場合もあるので、ある程度の人数と付き合いを持つ必要がある。指定期間内に育成が終えられなかった場合は、バッドエンドとなる。ネオロマンスシリーズ全般を対象とした番組についてはネオロマンスシリーズを参照のこと。『アンジェリーク』はそもそもスーパーファミコンソフトとして開発されたため、音声は付加されていなかった。しかし、当時既にプレイステーションやセガサターンがメジャーなゲーム機であったことや、アンジェリークのドラマCDの出来が良かったことなどから、開発されたのが、初めての音声付ソフト『アンジェリークSpecial』であったが、最初の移植先はマイナー機であるNECホームエレクトロニクスのPC-FXであった。その後も「アンジェリークの新作はまずPC-FX版で発売される」という原則は崩れなかった。『アンジェリークSpecial2』、『ふしぎの国のアンジェリーク』、『アンジェリーク 天空の鎮魂歌』は、いずれもPC-FX版が最初である。当時としては数少なかった女性向け恋愛シミュレーションゲームの『アルバレアの乙女』がPC-FXのラインナップに入っていた。
出典:wikipedia
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