東温市(とうおんし)は、愛媛県中央部に位置する市。白潰は松山市、今治市の両方の境にある。なお、高縄山系のうち福見山から東三方ヶ森までを福見連峰、皿ヶ峰連峰のうち石墨山から皿ヶ峰までを東温アルプスと呼ぶ。「東温」という名称は、少なくとも戦前より使われてきた呼び名であり、平成の合併時の造語ではない。もともとは、現在の東温市と松山市のほぼ全域に相当する広大な面積を占めた温泉郡のうちの東部地域という意味で、具体的には現在の東温市域(北吉井、南吉井、拝志、川上、三内)および松山市小野、久米、石井、久谷(荏原、坂本)、浮穴地区一帯を指した(東温11か村)。また合併以前より、市内に立地する県立高等学校、消防署、ライオンズクラブ等の名称にも用いられてきた。ちなみに温泉郡という名称は道後温泉にちなんだもので、道後温泉は市名の一部に痕跡を残していることになるが、東温市内にあるわけではない。なお地元住民は東温を慣習的に「とおん」と発音することがある。ローマ字表記には Toon、Tôon、Tōon、Tohonなどが用いられている。水稲、麦、野菜、花卉、みかんなど農業が中心。高速道路やバイパスなど幹線道路が発達しており中小零細企業の工場や食品加工施設も多い。勤め人が多く、また愛媛大学医学部・同附属病院もある関係から医療従事者も多く居住しており、農村地帯でありながら数字の上では所得が高い。ただし、旧農村部では所得が低く、地域格差が大きい。米作、麦、野菜、花き(新テッポウユリなど)。裸麦は全国一の生産量を誇る愛媛県でも有数の産地でもある。2008年3月、「“とうおんブランド”どぶろく特区」が認定された。どぶろくを製造する農家食堂や農家民宿の起業を促進し、地域振興を図っている。パナソニック四国エレクトロニクスの本社工場が川内地区にある関係で、電子産業が中心となっている。松山自動車道川内IC周辺には、四国乳業などの乳製品製造、物流、卸売などの事業所が多数立地している。年に1度、市民運動会、駅伝大会などが行われる。1992年から川内町で開かれていた「セルジオ越後杯争奪サッカー大会」を新市発足後も継続。小学生がフットサルで対戦する。同時にセルジオ越後を迎えてサッカー教室が開かれる。このほかソフトボール、バレーボールなどが盛ん。市内に所在する東温市立重信中学校男子ソフトボール部は毎年夏に開催される全国中学校ソフトボール大会において、2009年:第3位、2010年:第3位、2011年:準優勝、2012年:優勝、2014年:準優勝の結果を残しており全国的に強豪校として有名である。また東温高校男子ソフトボール部もインターハイにおいて、2016年:準優勝の結果を残している。松山市に通じる幹線道路や郊外電車などがあり、交通はひととおり整っている。市内を松山自動車道が通っており、松山から各地の都市を結ぶ高速バスが川内インターチェンジのバス停に停車している。
出典:wikipedia
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