キノコ王国(キノコおうこく、Mushroom Kingdom)は任天堂のコンピュータゲームマリオシリーズに登場する架空の王国。国を治めているのはピーチ姫であり、首都はキノコタウン。大陸的規模で見れば、キノコワールドに属する国の1つである。正式名称は'。通称は'、略称はKOM。日本語による呼称はキノコ王国、中国語では蘑菇王國、イタリア語ではRegno di Funghi。ジャンボル島など、南に位置する島は自然が豊かであり、開発も進んでいない。最初に地名自体が扱われたのは『スーパーマリオワールド』だが、地形は作品ごとによって毎回異なる。キノコ王国の地理に関することは『スーパーマリオRPG』以降のRPG系統の作品で多く扱われた。明確な地図があるのは少なくとも『スーパーマリオワールド』、『スーパーマリオRPG』、『マリオ&ルイージRPG2』である。最新の地図は『マリオ&ルイージRPG2』である。キノコ王国の地形は、『マリオストーリー』に登場するゴツゴツ山のような険しい山々から谷や砂漠など様々である。また、作品によって国の地図が変わる。『スーパーマリオRPG』の場合、クッパ城の見える一帯は闇に包まれている地域がある。平野部には裂け目や穴が空いており、落下すると命を落とすことになるので探検する際には非常に注意を要する。土管などが多く地面から露出している。一部の土管には、隠された場所に繋がっている場合がある。『スーパーマリオサンシャイン』の舞台であるドルピック島は、説明書に「キノコ王国から遠く離れた南の海に浮かぶリゾートアイランド」とだけ書かれている為、どの国にあるのか不明である。非常に多彩な動植物が存在している。一見、亀やキノコのような姿の生物がいるが知的生命体であり、人間と共存している。むしろ人間は少数派である。菌類には、摂取すると一瞬にして体を倍以上巨大化させるスーパーキノコがある。植物はファイアフラワー、アイスフラワーなどがある。また、パックンフラワーと呼ばれる人体に攻撃を加える植物が生息している。なお、取扱説明書では、スーパーキノコ、ファイアフラワー、スーパースターはレンガに変えられたキノコであり、これらを見つけて助けると、パワーを分けてもらい変身出来るという旨のことが書かれている。キノコ王国には貨幣経済が成立しており、通貨単位は「コイン」(『スーパーマリオRPG』や『マリオパーティ』シリーズなど)で、一般的な金色から赤色や青色など、色によって価値が変わる。『マリオカート64』では自動車やバス、機関車が、『スーパーマリオサンシャイン』では初めて飛行機が登場した。また下水管の整備に関しては非常に先進的で、あらゆる所に土管が見られる。『ペーパーマリオRPG』に登場するモコリムの発言から、カラカラ砂漠には石油があるという事がわかる。また、『スーパーマリオRPG』ではドゥカティ炭坑が登場している。スターを除いた星のかけらなどは有効利用されないらしい。基本的にサラサ・ランドの姫であるデイジーとピーチの付き合いが深い。また『ヨッシーのロードハンティング』での、ジュエリーランドのパイン王子(&ポット王)と友達というピーチの発言から、ジュエリーランドとも親交がある模様。さらに、『マリオ&ルイージRPG』では豆の種族で構成されたマメーリア王国が西側の隣国だという事が判明しており、マメーリア内に使節を送ったり、リトル・トーキョーの様な都市「リトルキノコ」があるなど友好関係にある。また、同作でマメーリア王国南部に空港がある事が判明している。軍事力は有しているが、非常に限定されたものであるらしく、その結果、ピーチ姫が幾度もクッパに誘拐され、城のみならず国土が占領されるという事態が多発している。そのため、有事の際にはマリオ兄弟に助けを求めざるを得ないのが現状である。しかしそれは、キノコ王国が過度に軍事力を求めなくても、統治可能であるという、穏やかな国民性を反映した結果であるとも言え、直近のところ、軍事力強化は行われないようである。『スーパーマリオギャラクシー』ではピーチ姫を守るべき立場のキノピオ兵が襲ってきたクッパの気迫に押され、ピーチ姫の後ろに隠れるシーンがある。その一方、クッパを中心とするクッパ帝国は、王国と比較にならないほど強力な軍事力を有しており、幾度も王国占領を画策している。しかし、そのたびにマリオ兄弟の驚異的な活躍によって阻止されており、そういう出来事は世界的に有名な物事となっている。とはいえ王国の楽観主義に苦言を呈する意見も少なくなく、『大乱闘スマッシュブラザーズX』ではソリッド・スネークがピーチ姫に「二度とさらわれぬよう警備を強化すべきだ」と助言している。『スーパーマリオRPG』と『マリオストーリー』ではキノコ大臣が登場し、『スーパーマリオサンシャイン』以降の作品ではキノじいと呼ばれるピーチ姫の執事が登場する。ピーチ姫が城にいないときは、大臣が城を管理する。一部の村や街では地方公共団体に近い造りをしていて、村長などがいる。国交の面に関してはあまり触れてはいない。マリオ兄弟らが幾度か他国の危機を救っている。キノコ王国やキノコ城周辺では、ゲーム作品によって一定の期間ごとに開催される恒例の行事や、様々な事象によって突如開催することになった行事など数多くの催し物が行われている。祭り系からスポーツ大会系まで様々な種類が存在する。大部分はキノコ族のキノピオが占めている。一部のクリボーは裏切ったためにクッパの配下になった。住民の種類はRPG系統の作品から急激に増加し、元々は敵の設定であったカメ族なども一部としては住民になっている。もちろんマリオやピーチ姫などのいわゆる人間も居住している。ただし、マリオはかつてはビッグシティという街に住んでいた。その街にはポリーンも住んでいた。主な住民は、キノピオ、クリボー、ノコノコ、パタパタ、ボム兵、ヘイホー、ヨッシー。
出典:wikipedia
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