基山町(きやまちょう)は、佐賀県東部の三養基郡に属する町。周辺の鳥栖市や福岡県小郡市、久留米市とともに、一大経済圏を形成している。佐賀県の東端部に位置し、南側で鳥栖市に接しているほかは福岡県に接する。福岡市へは人口の10%以上が通勤・通学するなど福岡都市圏の一部でもあり、福岡市、久留米市のベッドタウンとなっている。隣接する佐賀県鳥栖市とともに、九州の陸上交通の要衝の地である。なお、隣の鳥栖市と同様に福岡県のNHKや民放テレビ、ラジオ局を全て視聴する事が可能である。上記のように福岡市などのベッドタウンとして新興住宅地の開発が続き、2000年までは人口が増加を続けていたが、2000年代に入ってからは若年層の流出が顕著となり、人口は減少に転じている。2000年から2010年にかけての人口減少率は7.0%だが、福岡都市圏のうち、2010年国勢調査の「常住地による従業・通学市区町村別15歳以上就業者及び15歳以上通学者数に基づいた10%通勤・通学圏(10市10町)の中では、基山町以外に減少しているのは福津市(0.6%)のみである。特に14歳以下の年少人口は減少率32.3%と急減しており、圏内で最も高い減少率となっている。また、2014年の日本創成会議による推計では、人口移動が収束しない場合の2010年から2040年にかけての若年女性人口変化率が-62.1%と推計され、「消滅可能性都市」の指摘も受けた。これを受け、町では定住促進室を設けるなど、対策を進めている。三養基郡選挙区から選出される佐賀県議会議員の定数は2議席である。九州の大動脈たる九州自動車道や国道3号に近い地の利を活かし、工場誘致が行われている。統計はすべて2010年10月1日の国勢調査のもの。中心駅は基山駅。町内の一般路線バスはすべて廃止されており、現在では運行されていない。コミュニティバスを西鉄バス佐賀と基山タクシーが運行している。町内の基山パーキングエリアに併設されたバスストップに九州各地への高速バスが発着する。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。