『うちの大家族』(うちのだいかぞく)は、重野なおきによる日本の4コマ漫画作品。双葉社の雑誌『まんがタウンオリジナル』(月刊)で2002年12月号(創刊号)から2006年9月号(最終号)まで連載、『まんがタウン』では2005年5月号から連載中。『コミックハイ!』でも2006年9月号より2011年10月号まで連載(2011年9月時点)。2014年4月にじょしもんが終了してからは、4コマ漫画雑誌上で発表している唯一のフィクション作品となっている。また、重野が発表した全作品の中では最も長く続いている作品となっている。千葉県千葉市花見川区三つ葉台(※「三つ葉台」は架空の地名)在住の9人の大家族、内野家を舞台にした作品。父親1人と個性あふれる8人の兄弟姉妹が登場する。大家族ならではのドタバタ、コメディ要素あふれる話もあれば、涙を誘う話も存在する。千葉市花見川区出身の作者ならではの、千葉県に関する話題がたまに出てくるのも特徴。単行本では1巻ごとに、内野家の人物一人ずつによる巻頭コメントが書かれている。扉絵は内野家の家の中のイラストが描かれている。また、カバー裏には千葉県に関する小ネタ(トリビア)が書かれた1コマ形式の漫画が載っている。10巻では、10巻突破記念として準レギュラーのプロフィールが掲載された。千葉県千葉市花見川区在住の内野家は、いつも何かとドタバタが絶えず、辺りを賑わす明るい一家であり、両親と8人兄弟姉妹で構成された10人家族であった。しかし、母の幸子が若くして病死したことから、大学に通うため北海道に移住していた長女の愛子は、大学を中退し千葉の実家に戻り、母親の代わりとして内野家の家事全般と世話を担うことになる。大家族の兄弟姉妹は、22歳の愛子から5歳児のリンまで幅広い年齢で構成されており、性格も趣味もバラバラで非常に個性豊かだが、家族を思う気持ちは全員同じで、明るく一生懸命なところは変わらない。そんな父親1人と個性あふれる8人の兄弟姉妹(&犬1匹)が織り成す、内野家の日常を描く原則1話完結式の4コマコメディ作品。内野家の血液型は全員O型(みゆ美は友達から自分がAB型だと言われていたため勘違いしていた)。一人称はリン以外の女性キャラ・茂雄は「私」、音也・大吾は「オレ」、とおるは「ボク」、リンは「リン」もしくは「わたし」である。家族の半分以上が単純で騙されやすく、ほとんどが虫好き。家出する時は空き地の土管の中にいる事が多い。内野家ではエイプリルフールが禁止されている。黒電話やラジカセ、ファミコンを使用している。花見は毎年、茂雄が幸子に結婚を申し込んだ桜の木の下で行うと決めている。[HOME39]以降に登場する三ツ葉台商店街で各店を経営する、3人の青年達。一人称は潮と平太は「オレ」、あゆむは「ボク」。ときに行動が常識を外れたりすることから「三バカ」と呼ばれる。愛子とは幼馴染であり、3人とも愛子に好意を持っているが、一度全員同時に告白して振られている。今でも愛子に好意を持っており、合コンでは別の彼女を怒らせてた。なお商店街の占い師によると、愛子は3人の内の誰かと結婚し、末永く幸せな家庭を築くと出ているらしい。愛子を含め4人とも県立花見川高校の出身。とおるの彼女・奈々の家族。家はお金持ち(家にトイレが2つあったり、全種類のゲーム機が揃ってたり、毎週ステーキが出てくる等)。[HOME117]と[HOME120]、[HOME121]では両親の離婚疑惑(父親がキャバクラに通っていたのが原因)により、とおると離れてしまいそうになるが、両親の誤解が解けたため千葉を離れずに済んだ。内野家とは仲が良い。劇中劇。CCBテレビ(架空のテレビ局)で放送されているアニメである。中身は見習い魔女のめもりんが仲間達とドタバタな日々を過ごしつつ、世界征服を企む悪魔と戦うストーリーである。元々はリンが好きなアニメであるが、大吾をアニメオタクの道に走らせた作品でもある。劇場版の作品が2作ある。敵キャラは文房具の怨念が具現化したという設定であるが、その中身は地味なものばかりである。11巻より、単行本巻末に特別漫画として掲載される。キャラクター※[HOME~]は登場した回掲載ページ数は『まんがタウン』版(休刊した『まんがタウンオリジナル』版も含む)は原則一話6〜8ページだが、近年は8ページでの掲載は皆無であり、以前は稀だった5ページの回も頻発している。『コミックハイ!』版は当初は一話8ページだったが、2010年から当誌での連載終了まで6ページだった。一度だけ4コマ形式で無い回もあったが、この回では最大の12ページを確保している。以前は4色カラー(もしくはフルカラー)の回もあったが、近年は稀になっている。そのためか単行本1〜6巻の最初の話の冒頭部分は4色カラーとなっているが、7巻以降の最初の話はモノクロとなっている。2011年の『コミックハイ!』での連載終了以降は当誌での連載作品はなく、そのまま休刊を迎えている。単行本最後の回は巻頭コメントを言ったキャラクターがメインの話になっている。見出しの書体は当初は写研の秀英明朝で、DTP化後はフォントワークスのスーラに変わっている(ただし、1巻掲載分はDTP化以前の作品であるため、DTP化後のそれに合わせたのか、ナールが使われている)。タイトルロゴは通常の連載版と単行本版ではデザインが異なっている。以前の1ページ目は大ゴマ+不定形のコマ割(7コマ前後)の見出しなしで作品に入る事が多かったが、最近は見出し付きの5コマの定型(大ゴマ+タイトルから始まる)で始まる事が多い。
出典:wikipedia
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