『超次元タイムボンバー』(ちょうじげんタイムボンバー)は、1996年10月17日から1997年9月11日までテレビ朝日で放送されたクイズとゲームを兼ねたバラエティ番組である。基本放送時間は毎週木曜 19:00 - 20:00 (JST) 。それまで30分番組2本体制だった木曜19時枠は、本番組より1時間枠に統合され現在に至っている。司会者は上岡龍太郎とテレビ朝日アナウンサーの萩野志保子。毎回、数人のゲスト(1度だけ視聴者大会もあった)が4チームに分かれて各種クイズやゲームに挑戦。登場する数々のアトラクションが毎回白熱し、脳がウニになるほど凄いと称された。なお、ゲーム素材などはナムコ(後のバンダイナムコゲームス)が技術協力していた。ほか各チームの代表2人が、それぞれ遊園地にあるフリーフォールのようなつくりのゴンドラに乗り込む。番組では最上部は高さ7.5mで、制作費は1億円かかったと言われている。前期ルールでは、持ち時間が多いほどゴンドラの位置が低くなるように設定されており、クイズに正解するまでの間は持ち時間を使うとともにゴンドラがどんどん上昇する。持ち時間を使いきった時点で最上部まで達するようになっていて、そのチームは失格となり落下してしまう。ちなみに、落下する時にはスタジオ内の照明が少しの間落とされ、同時にゲームオーバーになった1組にスポットライトが当てられ、落下後に照明が戻される。クイズは数種類出題され、全チームがクリアした場合や失格チームが出た場合に変更されることがある。解答順は、それぞれのクイズの開始時点で下にいる(残り時間の多い)チームから順番となる。後期ルールでは、最初からゴンドラが頂上まで上昇し切った状態でババヌキボンバーを行い、ババを引いた時点でゲームオーバーとなり落下する仕組みである。2人1組でグライダーを模した機械に乗り込み、スクリーン上に表示されるグライダーを操作して風船を割っていくゲーム。ナムコ(後のバンダイナムコゲームス)のゲーム「プロップサイクル」を番組用にアレンジしたもので、前部のプレイヤーがハンドルの操縦を、後部のプレイヤーがペダルをこぐ役を担当する。なお後部のプレイヤーは、ボンバーグローブと呼ばれる手袋を着用する。ハンドル操縦を誤って壁などに接触した場合は、後部のプレイヤーがボンバーグローブから電気ショックを食らう。ちなみにイジられ芸人は必ず後部に座らされ、特に出川哲朗はボンバーグローブの電圧を上げられていた。クリア制以前では、制限時間内で風船を割る度にクイズが出題され、1問正解ごとに3ポイント(後に5ポイントに変更)を獲得。問題は、画面上に現れたキャラクター(五人家族の設定)が出題。キャラクターに応じて、出題される問題のジャンルが異なる。なお、問題の解答途中に風船を割ってしまうと問題がキャンセルされてしまう。風船の中には割ると即ゲームオーバーになる上、得点を没収されるドクロ風船や制限時間が10秒増える光る風船、さらに羽が付いていて移動する風船もあった。クリア制になってからはクイズは出題されず、制限時間内に10個の風船を割ったらクリアとなる。更にコースの内容が変わり、中に何があるか分からない洞窟も登場するようになった。また、97年春のスペシャルは夜間飛行バージョンだった。なお後のバージョンアップにより、本家プロップサイクルでもドクロ風船が登場するモードが追加されている。スキーに乗って、制限時間80秒以内にゴールを目指す。プロップサイクルと同じく、ナムコの同名スキーゲームを番組用にアレンジしており、途中2箇所にあるゲートを通過すると正解が複数あるクイズを出題。3つ答えを言えたら正解で残り時間が5秒増加する。壁に接触すると炭酸ガスが噴射される。スキーヤーが熊であることもあった。これも、ナムコの同名のアーケードゲームの番組アレンジ版。2人1組でジェットスキーに乗ってコースを進みながら、様々な世代100人からのアンケートを元にした○×クイズに答える。なお後部のプレイヤーは、ボンバークラゲと呼ばれる装置を体に巻きつけられる。フライングハイと同様に、コースの端や障害物に接触すると後部のプレイヤーがボンバークラゲから電気ショックを食らう。○×クイズの正解数に応じた得点に、コース終盤に置かれた3つのジャンプ台で何回ジャンプしたかによって決められる倍率を掛けた分を得点として獲得。テトリスの要領で、14ピースのペントミノ(テトリスのピース)に分割された芸能人の写真を組み立てる。当初は1人がレバーでペントミノの移動を、もう1人がローリングシートに座り、ペントミノの回転を担当。ペントミノがボーダーラインまで積み上がった時点で、その写真の有名人を当てることが出来れば落としたブロックと同じ数のポイントを獲得(クリア)。不正解だった場合は罰として、一定時間ローリングシートが高速回転する。ちなみにルールとして、顔を完成させると100万円獲得できると言うものがあったが、獲得者は現れなかった。クリア制に変わってからはローリングシートが廃止され、回転はボール横にそれぞれ左回転、右回転のボタンが着いた。左回転と左移動を1人が担当し、もう1人が右回転・右移動を担当した。後に、回転・移動を全て1人が操作に変更。最初に課題となるVTRを見てから、次はVTRを見ずに代表者1名がその動きを再現。VTRと同じタイミングの誤差2秒以内で終了させる事が出来ればクリアとなる。誤差2秒以内で終了させられなかった場合は、クリア失敗となり炭酸ガスが噴射される。1名が恐竜の頭部を模したセットの口の中に入り、口が徐々に閉まっていく状況でジェスチャーを行い、もう1名に正解させる。1問正解につき2ポイントが加算される。7問正解でクリアとなりボーナス込みの20ポイントを獲得。制限時間1分の間に7問正解できないと、口が閉まり切って炭酸ガスが噴射されてしまう。最初は通常のゲームとして登場。一時休止後、ファイナルボンバーのゲームとして復活した。2チームによる対抗形式のゲーム。早押しのイントロクイズだが、ボタンを押す代わりに目の前のボールを回転させて、CG上の押し相撲で相手に勝つと解答権を得る事が出来る。相撲に負けるとセットの大きな手が敗者の頭をたたく罰ゲームがある。2人が交互に上半身サイズの3個のボールを押して、2種類のゲームをこなす。前半は30秒の制限時間で計算問題や単語の並べ替えといった知能クイズを行い、後半は落下する人形にボールをぶつけて跳ね上げるゲームを行う。これは、ナムコのゲーム『技脳体』を番組用にアレンジさせたもので、そのゲームでも同様の種目に挑戦できる。前半と後半の獲得した点数を掛け合わせたのが得点となるが、前半で誤答の場合は炭酸ガスが噴射され、たとえ残り時間がある場合でも強制終了となる。また、前半の1問目でいきなり誤答の場合や後半でいきなり失敗した場合は0ポイントになってしまう。クリア制になってからはチーム全員での参加となり、規定の30ポイントを上回ればクリアとなるルールに変更された。なお他のチームは、前半は出た文字を左から読み、後半は「今!」といって人形を落とさせるなどの妨害をよくしていた。番組初期と中期では、優勝チームが「夢の時空旅行」をかけたゲームに挑戦する。ザ・フォール→フライングハイ→アクションザウルス→スリーボールクラッシュ→ファイナルボンバー(オープニングボンバー→)アクアジェット→ローリングブロック→フライングハイ→スリーボールクラッシュ→ザ・フォール→ファイナルボンバーオープニングボンバーまたはヨコヅナファイター→フライングハイまたはアルペンレーサー→ローリングブロックまたはアクションタイマー→スリーボールクラッシュ→ザ・フォール※クリア制になる前、これとは別にエンディングテーマ曲があった。ちなみにエンディングの最後では処理された男性の声で「GAME OVER」と言っていた。
出典:wikipedia
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