早島町(はやしまちょう)は、岡山県の南中央部に位置する町。県庁所在地の岡山市と県下第2位の都市倉敷市に四方を囲まれており、双方のベッドタウンとなっている。面積は県下自治体の中で最小である一方、人口密度は県下最大。町名の通り室町時代以前は島であったが、干拓により地続きとなった。南部は干拓地で岡山平野の一部を形成し、中央部にかつて島であった丘陵がある。北部も丘陵となっており、岡山市と一体化した岡山県総合流通センター、民間の流通団地、独立行政法人国立病院機構南岡山医療センターなどが立地する。JR西日本宇野線(瀬戸大橋線)により結ばれた岡山市との関係が深いが、警察署・消防署の管轄区域や県立高等学校の学区などでは倉敷市(矢尾、日笠山、若宮は岡山市)と同じ区域に区分される。早島町は、役職者比率が町職員全体の約41%に達していることから、行政改革に取り組んでおり、施設の利用料徴収を開始した(人員削減については、自然減を待っている模様)。一時期、倉敷市と合併する道を探っていたが、自主独立の道を選んでいる(合併の是非を決める住民投票を求める住民の数が多いにも関わらず、議会の反対で住民投票の実行が出来なかった)。早島町長は、早島戸川氏時代(江戸時代)の大庄屋や豪商などの有力農民・町人(片山家・大崎家・寺山家・溝手家・大森家・佐藤家・増成家など)の子孫が就任するケースが多いのも特徴である。ちなみに、前町長は佐藤家の出であり、三代と四代前の町長は大崎家の出である(早島戸川氏は明治時代に東京へ移住、国家老2家も移住した。国家老・今村家子孫の今村俊也氏は囲碁のプロ棋士として活躍)。2006年9月12日、9月2日の町議会議員選挙で当選したばかりの町議が万引きで逮捕されたことが明らかになった。2007年1月12日、町基金の運用で購入した12億円分のユーロ円債(債券)が償還期間の20年間取り崩せない恐れがあることが判明した。地元の報道によると、50歳代の出納室長が基金の運用のため一昨年から去年にかけて9回に分けて証券会社を通じてこの債券を12億円分購入。この商品(債券)は元本が保証されており高い利率が魅力である一方、現在のように短期金利が上昇傾向にあれば償還が遅くなってしまうという。12億円のうち7億円は町長の決裁を得ずに出納室長が独断で購入、残りの5億円も起案書の段階でこの債券の問題点を記述していなかった。佐藤友彦町長は会見で早島町には約21億円の基金があり12億円が取り崩せなくても当面は問題ないとしている。2007年1月末の議会において、基金運用に関する特別調査委員会が設置され、先に話題になった万引きで逮捕された議員も、基金運用に関する特別調査委員会の委員になったもよう。2010年9月12日の山陽新聞の報道によると、所在不明の高齢者が相次いでいる問題で岡山法務局の発表では100歳以上で15名、120歳以上に対象を絞ると11名が所在不明となっており、最高齢は安政5年生まれの男性151歳となっている。など2010年時点で早島町内に住む者は73.4%が町外へ通勤・通学しており、流出先は岡山市(33.9%)と倉敷市(32.3%)がほとんどを占め、通勤・通学率は両市ともほぼ半々となっている。流入人口(3213人)よりも流出人口(4449人)の方が多くなっており、このことから町内は昼間人口より夜間人口の方が多いベッドタウンとしての性格が色濃く、岡山・倉敷両市のほぼ同率の影響下にあることが見て取れる。早島タクシーが早島町から受託・運行している。運行時間・本数は7時から19時までの毎時1往復。運賃は無料。定期運航は日曜〜金曜(祝祭日を除く)で、町主催全町行事日(土曜日)に臨時運行する。早島町は全域が岡山本局(金甲山送信所)のエリアに入るため、良好に入る。県域FMラジオ局は金甲山送信所からの電波で聞くことができる。コミュニティ放送は、各送信所からの電波が良好に入り、公式サイトではサービスエリアに入っている。
出典:wikipedia
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