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停止位置目標

停止位置目標(ていしいちもくひょう)は、主に鉄道駅の線路脇に設置してある、運転士が列車を停車させる位置を示す目標物。この目標物には、列車の編成を示す数字が表示されている。略して停目(ていもく)とも呼ばれる。停止位置目標は線路配線、有効長、駅舎・ホームの構造と長さ、その他運転上の理由によって決定される。ここでは主に日本のJRのものについて述べるが、私鉄についてもよく見られるもの、特徴的なものについては記している。また私鉄では系列会社関係にあったり、系列でなくとも地理的に近い場合、複数の鉄道会社で同じデザインを使用するケースが見られる。以下の二種類に大別される。各鉄道会社では原則としてどちらか一つの方式を採用するが、特に重要なターミナル駅や、運転士から見て停止位置がわかり難い駅では、どちらも設置している。JR四国や京成電鉄、京浜急行電鉄、阪急電鉄、阪神電気鉄道などではどちらかに固執せず、必要に応じてどちらかを使用するという、柔軟な方針が見られる。進行方向左側(ホームなどがある場合は右側)の線路脇に棒を立て、その先に電車・気動車の場合は◇型、機関車牽引列車の場合は□型の停止位置目標を付ける。かつては混合列車用の△型も存在した。進行方向左側のホームの屋根などから棒を下げて、その先に目標を付ける方法もあるが、これも同じ方式の一種と捉えてよい。JRは原則としてこの方式である。進行方向左側の屋根の無いホーム上や、線路の外側に余裕がある場所に設置する場合には、逆L字型の棒の先に目標を付け、運転士の目線の高さになるようにしている。また線路の間など建築限界に余裕の無い場所の場合は、棒の太さにあわせた小さい停止位置目標が設置されている場合もある。私鉄にも存在するが、関西など西日本には◇でなく長方形を使う私鉄もある。線路の間、枕木の上に四角形の停止位置目標を置く。これは私鉄の一部、関東大手では京王電鉄とそれより北に位置する西武鉄道、東武グループで、関西大手では近畿日本鉄道などで使用されている。目標の中に1つの数字が書かれていて、手前にある目標の数字を超え、書かれた数字以下の両数の列車が停止する。その駅に停車できる一番長い列車の目標には、数字ではなく×印が書かれている(例:4・8・×と目標が設置してある場合、4の位置には1 - 4両編成の列車が、8の位置には5 - 8両編成の列車が停車する。9両以上の列車は×の位置に停車する)。1つの棒に、それぞれに違う数字の書かれた複数の標識が付いている場合もある。この他の表記方法も存在していた事例があり、近畿日本鉄道では、1980年代中頃までは停止位置目標を縦の細棒「|」と縦の太棒「|」とで表記しており、細棒が1両を表し、太棒が5両を表していた(例:4両停止位置の場合は縦の細棒が4本、8両停止位置の場合は左から順に縦の太棒1本と縦の細棒3本、10両停止位置の場合は縦の太棒2本で表記していた)が、1980年代後半頃以降は算用数字で表記する現在の方式に変更された。全ての編成が同じ位置に停車する場合、最も多い表記は無記載、つまり◇か□である。次に多いのが○印であるが、鉄道会社により以下の表記も使われている。車体長の異なる(例えば17m車と20m車)、または車体長が同一であっても車両の仕様が異なる複数の形式が混在して運用されている場合などの方式がある。ただし大都市近郊の路線では、使用される車両のサイズが路線全体で共通化される傾向があり、こうした補助表記は少なくなっている。特定の系列で他の車両と編成長が異なるために同じ両数でも停車位置が変わる場合、その車両の系列名や車両愛称を記すことが多い。JRの場合在来線では、停車位置目標に車両の先頭部を合わせて停車することがほとんどである。しかし新幹線では先頭部が張り出しており、また系列により張り出している部分の長さも異なっているため、在来線の方式では停車位置を合わせることは困難である。このため新幹線の場合は、運転席の左右の窓枠の内側に目印がつけてあり、その部分を停車位置目標に合わせることによりどの系列の車両でもドアの位置を合わせて停車することができるようになっている。JRの在来線で車両側に停止位置目標を装備した例としてはお召し列車牽引用機関車のEF58形60・61号機がある。運転台側窓の直下に停車位置基準板が収納設置されており、お召し列車運転時には基準板を引き出してホーム側の停車目印に合わせて停車させている。編成途中の車掌室の位置や最後部の乗務員室の位置にも、ドア開閉に伴う停車位置確認用の停車位置目標が記されている事業者がある。これは特にホーム側に安全柵があり、安全柵と車両の間に人が通れる余裕がない場合、停止位置がずれると乗客が乗降できなくなるため、車掌がドアを開ける際、乗降に支障のない位置に停車したかどうかを確認する必要があるためである。表記方法は2通りあり、囲み数字で書かれている通常タイプと連続して表記しているラインタイプとが存在している。東海道新幹線では、300系(緑)・500系(青)・700系(白)・N700系(橙)の色別の形式ラインがあり、ラインの中ほど(正確に停車した場合の車掌室ドアの位置)に赤い●が描かれている(下の画像参照)。この場合、停車した際に車掌室ドアがライン内にあれば、多少位置がずれていても安全柵が邪魔にならずに乗客の乗降は行える。同様に山陽新幹線でも色別の形式ラインがある。16両編成以外では、4,6,8両のそれぞれの編成に対応した形式ラインが設置されている。すでに0系W編成は廃車となっているが、W編成用の形式ラインが残っている駅もある。車掌用の停車位置目標はホームに描かれている場合が多いが、車掌の視野や積雪等を考慮し、目標の壁への貼り付け・天井からのつり下げ・旗の設置等をしている場合もある。例えば東武鉄道では円形板を表示する方式で統一している為、屋根の無いホームでは標識のためだけに柱が建てられている。

出典:wikipedia

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