東武動物公園駅(とうぶどうぶつこうえんえき)は、埼玉県南埼玉郡宮代町百間二丁目にある東武鉄道の駅。駅番号はTS 30。宮代町に所在する中心駅であるが、開業当初は東側の大落古利根川で隣接する北葛飾郡杉戸町にちなみ杉戸駅であった。初期計画では同駅の地名から百間駅になる予定だったが、知名度の低さから廃案になった。伊勢崎線と日光線の2路線が乗り入れている。日光線は当駅が起点であるが、南栗橋方面からの列車のほとんどは伊勢崎線北千住方面へ直通している。伊勢崎線系統と日光線系統の双方が乗り入れる伊勢崎線の浅草駅・押上駅 - 当駅の間は「東武スカイツリーライン」の愛称が付けられており、愛称のない当駅から久喜方面の区間とはラインカラーなどの案内上でも区別されている。島式ホーム2面4線の地上駅で、橋上駅舎を有している。自動券売機前と上下ホームにはフルカラー液晶ディスプレイによる発車標、改札口にはフルカラーLED式発車標が設置されている。また券売機前と改札口の発車標には、東武スカイツリーライン北千住方面と伊勢崎線久喜方面、日光線南栗橋方面の3方向に分かれて表示されている。1番線は橋上駅舎竣工と同時に廃止されたが線路が一部残っている。2番線ホーム上の杉戸高野台駅寄りに、日光線の0キロポストが存在する。当駅北側での平面交差で伊勢崎線から日光線が分岐する。ホームの柱は伊勢崎線系統ラインカラーの赤色()中心の配色であるが、駅名標は姫宮方は東武スカイツリーラインのラインカラーのオレンジ色()と青、杉戸高野台方を日光線系統のラインカラーのオレンジ色と臙脂色、和戸方を伊勢崎線系統ラインカラーの赤と灰色で塗り分けた形になっている。2006年(平成18年)のダイヤ改正前は5番線のみ赤色中心の線が引かれている駅名標であったが、改正後は全線でオレンジ色中心の線に統一され、赤色中心の線は和戸駅以北の駅となっていた。さらに2012年の「東武スカイツリーライン」の愛称制定後は2番線のみ日光線系統のラインカラーのオレンジ色()中心の配色、3 - 5番線が赤色とオレンジ色を併用した配色となっている。下りホーム駅名標の隣接駅名表記は4番線が日光線(杉戸高野台駅)、5番線が伊勢崎線(和戸駅)と分かれていたが、後述する緩行線の使用により現在は両方面併記されたものが使われている。2006年(平成18年)秋に駅構内の商店強化工事が行われ、明かり取り天窓の増設や、既存店舗のリニューアルや統廃合が実施され、理髪店、洋菓子店などが開店し、"STATION GARDEN"と名付けられた。合わせて西口へのアクセス通路の変更などが実施された。2008年(平成20年)度に、駅構内の案内板をピクトグラムを用いたデザインに一新した。ホームにあった吊下式駅名標と路線図は撤去され、駅名標・路線図・所要時間と一体型になった自立式案内板が設置された。同時に5番線の番線表記の色はオレンジ色から赤色に変更され、実質2006年のダイヤ改正前の状態になった。2011年(平成23年)1月にはエレベーター設置に伴い、案内板にある時刻表・所要時間の配置が一部変更され、同時に特急「りょうもう」の所要時間が追加された。かつて当時の西口とコンコースの間には、かつての杉戸機関区・杉戸工場の跡地を跨ぐ、長い跨線橋が設置されていた。現在、宮代町とUR都市機構が主体となり再開発事業が行われており、この跨線橋は新設される跨線橋及び仮設通路の供用開始に伴い、2014年5月12日の終電をもって閉鎖、撤去された。2015年には西口広場も完成した。2010年(平成22年)度にはエレベーター4基(東口・西口・上下線ホーム)と多機能トイレを設置、2011年(平成23年)4月1日より供用を開始し、駅構内のバリアフリー化を図った。工事期間は、2010年(平成22年)9月末から2011年(平成23年)3月までであった。2011年(平成23年)1月21日より、発車メロディが導入された(春日部駅東武スカイツリーラインホームと同日に運用を開始)。2013年(平成25年)8月1日からは、東武動物公園のテーマソングをアレンジしたものを使用している。2015年度の一日平均乗降人員は32,160人である。この数値は、伊勢崎線・日光線との乗り換え客は含まれていない。伊勢崎線内では第16位、日光線内では第1位である。東武鉄道としては、伊勢崎線・日光線が分岐する交通の要衝であり、関東地方の町村部にある駅では、小田急小田原線新松田駅等を抑えて最も乗降人員が多い駅である。なお、当駅より乗降人員が多い駅は、関東以外では、JR西日本王寺駅がある。近年の一日平均乗降人員の推移は下表のとおりである。
出典:wikipedia
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