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ドラゴンクエストIV 導かれし者たち

『ドラゴンクエストIV 導かれし者たち』(ドラゴンクエストフォー みちびかれしものたち)は、1990年(平成2年)2月11日にエニックス(現:スクウェア・エニックス)より発売されたファミリーコンピュータ用ロールプレイングゲーム。その後リメイク版としてPlayStation(以下PS)版が2001年11月22日に、ニンテンドーDS(以下DS)版が2007年11月22日に、スマートフォン(iOS、Android)版が2014年4月16日に発売されている。ファミリーコンピュータで発売されたドラゴンクエストシリーズの中で、唯一SFCハード版及びGBハード版のない作品でもある。北米では1992年にNES用ソフト "Dragon Warrior IV" として発売されたほか、2008年にDS版が "Dragon Quest IV: Chapters of the Chosen" のタイトルで発売された。DS版は欧州やオーストラリアでも、「IV」を除いた "Dragon Quest: The Chapters of the Chosen" のタイトルで発売された。大きな変更点として、DS版では日本語版にあった仲間との会話機能が削除されている。また2014年には北米でスマートフォン版も発売された。スマートフォン版では仲間会話機能も日本語版と同じようにあり、すべて日本語版準拠で翻訳されている。iOSの英語版は当初『Dargon Quest IV』と誤植されてしまい、後に修正された。以降、特記の無い限りはオリジナルであるファミリーコンピュータ版について述べる。ドラゴンクエストシリーズ第4作であり、FCで発売された最後のドラゴンクエスト作品である。前3作までで、シリーズ開発当初から構想されていた「初心者でも遊べるようにハードルを低くしたコンピュータRPG」という目的は達成し、本作からはドラゴンクエスト独自のシステムの導入が進んでいくこととなる。本作では、5つの章に分かれたシナリオや、AIによる戦闘システム、5人以上の仲間キャラクターと同時に冒険できる馬車システムが導入された。主要プレイヤーキャラクターは勇者を含めた導かれし者と呼ばれる8人で、第一章から第四章までは勇者の仲間それぞれの旅立ちが描かれ、第五章は主人公である勇者が他の7人を次々と仲間に導き、人間達を滅ぼそうとする「地獄の帝王」を倒すために冒険をする。本作は後に「天空シリーズ」の第1弾という位置づけとされた。本作で使用されている前作より更に倍の4メガビットというROM容量は当時としては膨大な量で、「それまでのエニックスのFCソフト(ドラゴンクエスト前3作と『ポートピア連続殺人事件』『ドアドア』)を全部足してもまだ余る」とのアピールが発売前の雑誌広告などでなされていた。これまで1年に1本ずつ出ていたが、本作の発売までには第3作から2年のブランクがあった。発売後、ゲームブック化や小説化、ドラマCD化が行われた(小説ドラゴンクエスト、ゲームブックドラゴンクエスト、CDシアター ドラゴンクエスト参照)ほか、本作の世界設定を基にした外伝的な漫画作品も登場した(#派生作品参照)。また、本作の発売と同時期に『ドラゴンクエスト 4コママンガ劇場』が始まり、ここで多くの漫画家によって創作された二次的なキャラクター造形は、後のリメイク版にも影響を与えた。本作の登場人物「トルネコ」を主人公としたドラゴンクエストシリーズ初のスピンオフ作品として『トルネコの大冒険 不思議のダンジョン』が発売され、後にシリーズ化されている。リメイク版については後述の他機種版の節を参照。シナリオは全5章のオムニバス形式で、各章はストーリーとしては独立しているが、ゲームは章番号どおりの順序で進行する。章ごとにプレイヤーが操作するキャラクターが変わり、レベルも1からのスタートとなる。ゲームを最初から始める際にはプレイヤーの分身である主人公(勇者)の名前と性別を決定するが、勇者が登場するのは第五章で、第五章では第一章から第四章までの主役たちが、勇者とともに戦う仲間として登場する。第四章までの各章終了時のキャラクターのステータスやアイテムは第五章に継承されるが、所持金や一部の重要アイテムは第五章に継承されない。章ごとに異なるフィールドBGMが用意されており、第五章で導かれし者たち8人集結後は、先頭に立つキャラクターに合わせて変更される。また第四章の戦闘のみ他の章と異なり、章開始時直後のシーンで流れるジプシー音楽調のBGMが使用されている。第一章ではプレイヤーキャラクターは1人、第二章からはメンバー3人でのパーティープレイとなるなど、本作からRPGを始めた人でも段階を踏んで馴染みやすい構成になっている。第一章から第四章までは導かれし者たちが母国から旅立つまでの話であるため、行動範囲は一部の地域に限られる。世界全体を探索できるのは第五章になってからである。これまでは『ドラゴンクエスト』『II』『III』と進むにつれマップ(フィールド・城・町・村・ダンジョンなど)が拡大されてきたが、これ以上は単にマップを拡大しても、プレイヤーに負荷がかかり遊びやすさが低下するため、第一章から第四章まで登場したマップの約半分を、第五章でも使うという、新しい方法が導入された。こうすることで同じマップに、異なる複数のシナリオの情報を組み込めるため、データをコンパクトにまとめることができる。この手法はその後のシリーズにおいても、時間軸や別世界などさまざまな要素を変えて使われ続けている。移動画面でのコマンドは、前作の6つに加えて、扉を開く「とびら」コマンドが再登場、後述のAI戦闘の作戦や隊列の変更などを行う「さくせん」コマンドが新登場し、計8つとなっている。本作からは鍵のかかっていない扉が登場し、それらは鍵を持っていなくても「とびら」コマンドで開くことができる。鍵のかかっている扉は、パーティーメンバーの誰かがそれを開けることのできる鍵を持っていれば「とびら」コマンドで開くことができる。第四章では「とびら」コマンドを使うことでパーティーメンバーがこじ開ける扉もある。また本作では、宝箱や地面のほか、民家などにあるタンスの引き出しや壷を調べるとアイテムが手に入ることがあり、このシステムは後のシリーズ作品にも受け継がれていった。セーブ(または復活の呪文の記録)および次のレベルまで必要な経験値の情報の取得は、前作までは王様や老人などに会うことによって行っていたが、本作からは教会でそれらを行うシステムとなった(「おいのりをする」でセーブ、「おつげをきく」で次レベルまでの経験値の表示)。開発当初は前作までと同様、王様に会うことでセーブが行われるシステムであったが、王様は城の奥にいるため町や城の入口から遠く離れており会うための移動が面倒であることや、王様本来の台詞が書けないといった理由により、教会でセーブするシステムに改められたという。フィールドの世界地図を見ることができるシステムが初めて登場した。本作では宝の地図というアイテムを使用することによって地図を閲覧する。これは本来はあるアイテムの所在地を示すためのものだが、現在パーティーが世界のどこにいるかを示す機能を兼ね備えている。前作と同様、フィールドマップを歩き続けることにより、昼と夜が切り替わるシステムが採用されている。上記の乗り物は2つともルーラの呪文で主人公たちと一緒に移動させることができ、また馬車(後述)ごと乗り込むことができる。馬車を手に入れることにより、パーティーを最大10人にまで増やすことが可能となる。その中の1人から4人までを馬車の外に出すことができ、残りのメンバーは馬車の中で待機することとなる。戦闘には馬車の外にいるメンバーのみが関わり、馬車の中にいるキャラクターは敵からのダメージや悪影響を受けることがない。戦闘終了後は馬車の中にいるメンバーにも経験値が与えられる。外に出て戦っていたメンバーが全滅した場合、自動的に中のメンバーと入れ替わる。馬車があるときは、移動中・戦闘中に関わらずメンバーの入れ替えができる。フィールド上や入口の広い洞窟の中では自由に入れ替えが可能であるが、それ以外のダンジョンや町・城・ほこらには馬車が入れないため入れ替えできない。ただし町・城・ほこらや一部ダンジョンでは馬車の中にいるメンバーのアイテムや呪文を使うことは可能であり戦闘後には馬車の中のメンバーも経験値を得ることができる。馬車が切り離された状態で施設内の旅の扉を使用したり、ダンジョン奥の別の出口から出るなどして離れた場所へ移動した場合は、馬車は入口で待機し続けることになる。この場合は、ルーラやキメラの翼で移動するか、または終盤で入手できるアイテム(バロンのつのぶえ)を使うことで馬車を呼び寄せることができる。これまで5人以上のパーティーが避けられてきた理由の一つに、FCのスプライト最大同時表示数の課題があったが、馬車の外のメンバーを最大4人にすることによってチラツキを極力防ぎ、合計で最大10人におよぶ多人数パーティーを実現させた。ドラゴンクエストシリーズで初めて、ゲームプログラムに搭載されたAI(人工知能)でコマンドを入力して戦闘するキャラクターが登場した。ただし、第一章から第四章までは、一部のサブキャラクター(後述)のコマンド入力にのみAIが使用されており、従来どおり手動でのコマンド入力でキャラクターの行動を指示するマニュアル戦闘である。第五章では、この特徴を全面に押し出したAI戦闘(後述)が採用された。また第五章では、戦闘中にも馬車の中のメンバーとの入れ替えを行うことができるが、本作ではコマンド入力後、ターンの途中で実際の入れ替えが行われ、また1ターンに1人しか入れ替えられない。後のシリーズ作品やリメイク版では、ターン開始前に入れ替えが可能となるとともに、複数人数を同時に入れ替える「そうがえ」コマンドが追加されている。合体スライムやメラゴーストなどの一部のモンスターに限ってアニメーションで動きを見せるようになり、またモシャスの呪文で味方パーティーのキャラクターの能力をコピーするモンスターが登場するなど、敵の行動のバリエーションも増加した。前作までと同様、戦闘中に呪文を使うと画面が点滅するが、メラ系は赤色、ヒャド系は青色、ギラ・イオ系は黄色、ザキ系は紫色、メガンテは黄緑色に点滅するようになった(戦闘中に同等の効果を持つ武器を使用しても同様。銀のタロットだけはミネアが使った場合に限り様々な色に変化する。それ以外は前作と同様白色)。AI戦闘は主人公を除く味方キャラクターたちは、指定された作戦に従い、AIによって自動的にコマンドを入力する。作戦は移動中・戦闘中問わずさくせんコマンドによって変更できる。主人公は従来どおり手動によるコマンド入力で、ターンの最初にまず全体のコマンド(たたかう・さくせん・いれかえ・にげる)が表示され、全体コマンドの入力後に主人公のコマンド(こうげき・じゅもん・どうぐ・ぼうぎょ)を指示するシステムとなった。用意されている作戦は以下の6種である。このシステムが始まるのは第五章からなので、第一章から第四章まではマニュアル戦闘になる。AIには、戦闘経験を積んでいくごとにモンスターの弱点や特性を記憶していく学習機能が搭載されており、この機能は戦闘に参加せず馬車で待機しているキャラクターにも適用されている。役に立つキャラクターの使用が固定化して、役に立たないと思って使わなくなるキャラクターが成長せず役に立たないままという悪循環を防ぐための配慮である。後のシリーズ作品でもAI戦闘は採用されているが、直接仲間に指示を出す作戦「めいれいさせろ」の追加や、学習機能を廃し、AIに最初からモンスターの特性や弱点などを記憶させるなどの改良が加えられている。本作では「導かれし者」と呼ばれるメインキャラクター以外に、作戦に関係なく自分の判断で動くサブキャラクター(NPC:ノンプレイヤーキャラクター)が戦闘に参加することがある。サブキャラクターはシナリオを進めて所定のイベントをこなしていくと自動的にパーティーに加入したり、パーティーから離脱したりする。仲間にしなくてもシナリオ進行に支障の出ないサブキャラクターもいる。導かれし者と同様にHP・MPを持ち、戦闘に参加するが、戦闘中に指示を与えることはできず、作戦にも従わない。独自の判断で自動的に行動する。ステータスは固定値となっており成長はせず(レベル・経験値は「?」と表示される)、装備も固定されており、アイテムを持たせたり、装備を変更したりすることはできない。また、サブキャラクターだけが生き残っても、導かれし者たちが全員戦闘不能(死亡または麻痺)になると全滅扱いとなる。リメイク版で新たに登場するようになる海のモンスター9種は、FC版では没となったため通常は出現しないが、ROM内にデータとして存在している(リメイク版でのマリンワームはFC版ではマリンリバイアサン)。9種のうち4種は、出現場所・タイミングが極めて限られており確率は非常に低いものの、ある場所で出会うことが可能である。なおPS版に登場する移民のひとりの台詞では、これらのモンスターが昔は珍しかったという旨が語られている。本作の世界観は、「勇者ロトの伝説シリーズ」「ロト三部作」などと呼ばれ括られていた『ドラゴンクエスト』第1作から『ドラゴンクエストIII』までの3作品から一新し、別の世界の物語となった。一方で、続けて登場したシリーズ作である『ドラゴンクエストV 天空の花嫁』と世界観での共通点が多く、『ドラゴンクエストVI 幻の大地』にも本作との世界観の共通を匂わせる描写があり、DS版の裏ダンジョンにおいては天空シリーズの時系列が明確にされ、同一の世界であることが明らかにされた。『IV』『V』『VI』の3作品は公式にも「天空シリーズ」「天空三部作」と呼ばれている。第一章から第四章まではプレイヤーの移動できる範囲が制限され、地域も異なるが、第五章では世界全体が舞台となる。ゲーム終盤では世界の中央にあるゴットサイドの島を訪れることになるが、この島は気球で上陸することで、専用の拡大マップに切り替わる。また、その島から行くことができる別世界として、主人公たちの世界よりはるか上空にある天空と、地底深くにある闇の世界が登場し、闇の世界は昼と夜の区別がない。いずれの世界もルーラの呪文などで相互行き来ができる。第一章から第四章までの城や町へは、例外(第二章の砂漠のバザーや第三章の狐の村)を除き第五章以降でも行くことが可能である。また第二章の城のうちエンドールは第三章でも訪れることになる。第一章から第四章までの各章ではルーラ等で行くことができても、第五章ではルーラ等で行けない場所もある。5つの章に分かれたストーリーを順に追うため、プレイヤーの自由度は前3作よりも低いが、各々の仲間キャラクターのストーリーとの関わりは前三作よりも深くなっている。また、魔王側の心理や行動を深く描写するなど、物語の構造にも前作との変化が見られる。物語を進めるうえで特に重要な道具について解説する。この節では、ゲーム本編内で語られる設定を中心に記述する。( ) 内の英語表記は北米NES版 / 日本国外DS版での名前(併記されていないものはNES版の名前のみ)。〔〕内はゲーム中のステータスウィンドウに表示される肩書き。解説文中の呪文についての詳細はドラゴンクエストシリーズの呪文体系を、ステータスについてはドラゴンクエストシリーズ#ステータスを参照。運命に導かれた8人の人物。物語の中心であり味方パーティーに加わる人物である。上記の勇者の服装と上記の全キャラクターが『IX』で条件付きで登場する。『X』では魔法の迷宮で稀にトルネコやミネアが登場する。アーケードゲームの『ドラゴンクエスト モンスターバトルロード』では女勇者以外全員登場。Wii版『ドラゴンクエスト モンスターバトルロードビクトリー』では女勇者も登場している。以下は、戦闘でサブキャラクター(NPC:ノンプレイヤーキャラクター)として導かれし者たちを補助するキャラクターである。なおリメイク版のグラフィックは、FC版のグラフィックや関連書籍でのイラストとは別のものに変更されている。ここで挙げるのは、本作のストーリーに関連する人物である。ここでは、最終ボスであるピサロと、彼と関連の深い妖精ロザリー、およびピサロの手下であることが作中で明らかになっている敵の魔物たちを挙げる。ここで挙げるのは、ピサロとの関連がないか、あるいは関連が作中で語られていない魔物である。 FC版のゲーム内容を基にして新機能・新要素を追加したリメイク作品。『ドラゴンクエストVII』の発売から約1年後の2001年8月、当時ファミコンのドラゴンクエスト作品の中で唯一リメイクされていなかった本作の、PlayStationでのリメイクが発表された。ファンからのリメイク要望に応えたものである。同年9月中旬には発売日が11月22日と発表され、10月の東京ゲームショウにも出展された。発売日は延期されること無く、FC版発売から約11年半後の11月22日に発売された。キャッチコピーは、「勇者よ、めざめなさい」。発売から20日間で出荷本数100万本を突破した。グラフィックなどは前年にPSで発売された『ドラゴンクエストVII エデンの戦士たち』をベースとし、同作で登場した俯瞰視点の3Dマップを採用している。コマンドやキャラクター操作、戦闘画面の仕様なども『VII』のものが受け継がれている。地形や建物などは『VII』をそのまま流用しているものもある。このほかに『VII』から継承された要素として、ボタン一つで会話や調査ができる便利ボタン、持ちきれなくなったアイテムを入れる大きなふくろ(第五章以降で登場)、仲間との会話機能(移動中のみ・第二章と第四章は全員しゃべる)、モンスター図鑑、複数攻撃が可能な武器などがある。井戸の中に入る、壷や樽などを持ち上げて投げるなどのアクションも可能になった。なお、北米では『Dragon Warrior IV』を2002年に発売予定だったが、結局発売されずに後述するDS版が発売された。AI戦闘の作戦は「いろいろやろうぜ」が削除され、戦闘中の仲間の行動を細かく指示できる「めいれいさせろ」が追加されるなど、『ドラゴンクエストVII』と同様のものに変更されたが、女勇者の場合は「ガンガンいくわよ」「わたしにまかせて」「じゅもんはやめて」「めいれいするわよ」と女性言葉の作戦名になる。AI については、最初から弱点・特性が記憶されているシステムに変更されたが、クリフトだけは意図的にFC版の評判を考慮されている(登場キャラクターの節を参照)。馬車入れ替えは、即座に入れ替えおよび総入れ替えが可能になった。ターン開始時の全体コマンドには従来どおり「にげる」が存在するが、PS版ではキャラクターごとの個別コマンドにも「にげる」があり、個別に選択するとそのキャラクターが行動時に逃走を試み、1人でも逃走に成功すれば戦闘が終了する。なおFC版では戦闘中に味方を攻撃すること(パーティーアタック)が可能であったが、PS版では不可能となっている。デモ画面として第一章から第四章までの各キャラクターにまつわるプロローグが、またゲーム開始直後には旅立ちより前の主人公の話である「序章」が追加された。クリア後には、第五章の延長として、真の敵と戦うストーリーである第六章(表題無し)が付け加えられた。この章専用のダンジョンが用意され、新たな仲間のキャラクター1人、およびそのキャラクター専用の武器・防具が追加された。なお、堀井雄二は、FC版に容量の都合でカットされたエピソードがあったことを語っている が、それがリメイク版の六章と同一の物であるかどうかは不明である。2007年9月、ニンテンドーDSにおける「天空シリーズ」三部作のリメイク作品第一弾として、本作と『ドラゴンクエストV』『VI』のいわゆる「天空シリーズ」3部作がニンテンドーDSでリメイクされることが一挙に発表され、本作に関しては冬季に発売されることが発表された。そして10日後には正式な発売日を11月22日と発表。11月16日からテレビCMの放映が開始された。発売日は延期されること無く、FC版発売から約17年半後、PS版発売からちょうど6年後の11月22日に発売された。キャッチコピーは「冒険の行方はその手の中に」。発売から3週間で出荷本数100万本を記録した。システムやゲーム内容はPS版をベースとしたものであるが、DSの機能を活かした画面表示や新システムが取り入れられている。ただし下画面のタッチパネルによる操作は無い。他に、街やダンジョンなどのカメラ視点がPS版より高く位置取られ、視野的に見やすくなっている。また、街などでの45度単位での画面回転がなくなった一方、L・Rボタンを同時に押すと北を画面上方とした向きに戻るようになった。ボタン操作も刷新され、Xボタンが「コマンドを開く」、Yボタンが「地図や街の情報を開く」、Bボタンが「仲間と話す」、Aボタンが「便利ボタン」(話す・調べる)となった。何も起こらない場合はAボタンを押しても無反応となった。物を持ち上げるアクションは廃止され、便利ボタンで壷や樽を調べると即座に破壊し、花瓶や草などは調べても何も起こらない。以後DS版リメイク作品やでは全て同様の仕様となるほか、後に発売される『IX』や3DS版『VII』でも、一部操作が異なるものの基本的な仕様は同様である。PS版では第五章以降のみの登場だった大きなふくろは、第一章から登場する(ただし各章のふくろの中身はそれぞれ別扱い)。各章で持ち越したアイテムはふくろの中身も含め、第五章で各章のメンバーが全員加わった時に大きなふくろに追加される。BGMは内蔵音源だが、「序曲」のみ東京都交響楽団演奏のオーケストラ音源が採用されている。海外で発売された本作・V・VIの3作はすべて内蔵音源となっている。非キリスト教圏のマーケットに展開を行うための配慮として、サントハイムの紋章や、墓などの十字架の形が変更されている。過去の携帯機のシリーズ作品同様に、その場でゲームを中断できる機能(中断の書)があるが、中断したゲームを再開しても「中断の書」のデータは消えず、何度でも再開できる。ただし、町や一部ダンジョンでは中断セーブはできない。なお、後に発売されたDS版『V』『VI』も基本的な仕様はほぼ同じになっている。下画面はキャラクター操作やコマンド入力、上画面は主に地図表示という使い分けがなされている。町やダンジョンでは2画面双方に地形が映し出され、町ではショップリストも表示させることができる。ウィンドウでは従来のような文字による情報だけでなく、コマンドやアイテムのアイコン、ステータス画面のキャラクターの顔イラストなどの絵表示が多く取り入れられた。戦闘はPS版を踏襲した完全対面型であり、下画面はモンスターの姿と戦闘のコマンド・メッセージの表示、上画面はキャラクターの顔・ステータス・入力したコマンドや与えた作戦の表示という使い分けがなされている。モンスターは攻撃などのアクション時以外にも常にアニメーションしている(麻痺状態でもアニメーションし続ける)。PS版に存在したキャラクター個別コマンドでの「にげる」は削除された。ステータスに「みのまもり」が追加され、守備力の計算方式が『ドラゴンクエストV』以降の作品と同じ扱いになった(一部のサブキャラクターを除く)。これに伴い、FC版・PS版のラックのたねが、みのまもりを上昇させるまもりのたねに置き換えられている。代わって「たいりょく」が廃止された。移民の町はシステムが変更され、PS版のように移民(希望者)がランダムに現れることはなく、ステップごとに与えられるヒントを元に移民を探すシステムになった。1人(または1組)が新たに移民になると、それに呼応して自動的に移民が増えていく。移民の中には、過去のナンバリングタイトルに登場した人物や動物がゲストキャラとして加わる(『I』よりロッコ、ナナ、『II』よりドン・モハメ、『III』よりガライ、ソクラス、犬のボビー、しゃべる馬のエド)。最終形態は1パターンのみであるが、その代わりにPS版の各形態の「目玉」のほぼ全てが網羅されている。また、PS版にはないストーリーが追加されている。また、DSのすれちがい通信機能を使用し、自分の設定したキャラクターをメッセージとともに相手の移民の町へ送ることができるすれちがい大使機能が新たに加わった。迎えたキャラクターはそれ以降、そのプレイヤー側でも使えるようになる。 この機能を使って、限定キャラクターの配信が行われたこともある。2014年4月17日配信のスマートフォン版(iOS、Android)。ニンテンドーDS版をベースにしておりグラフィックも流用されている。縦長画面での表示で、仮想パッドにより片手持ちでの移動、決定といった操作が可能。中断セーブに加えて新たに戦闘速度を5段階で調整できる機能が追加されている。またBGMは交響組曲版に準じてイントロが追加されている。アイテム課金は無いが、アイテムコードを入力することで、特別なアイテムを入手できるシステムが追加されている。前作で問題となった抱き合わせ商法について、本作発売前に堀井雄二は懸念しており、前作よりも本数を多めに用意する対応をしたが、その甲斐なく抱き合わせ商法は行われ、それが独占禁止法違反に問われた。その事件につき、公取委審決と解説が判例百選に掲載されている。発売直後、 †は廃盤。

出典:wikipedia

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