『剣客商売』(けんかくしょうばい)は、池波正太郎による時代小説。1972年1月から1989年7月まで『小説新潮』で断続的に連載された。また、番外編として「黒白」と「ないしょないしょ」の2篇が、1981年4月から1988年5月まで『週刊新潮』で連載された。『鬼平犯科帳』や『仕掛人・藤枝梅安』と並ぶ池波正太郎の代表作である。全16巻の単行本は2004年2月時点で1800万部以上が出版され、テレビ・舞台・漫画化されている。無外流の老剣客、秋山小兵衛(あきやま こへえ)を主人公とし、小兵衛と後添いのおはる、息子の大治郎、女剣客の佐々木三冬らが、江戸を舞台に様々な事件に遭遇し活躍する。池波の死去により未完となっているが、晩年のインタビューでは「この後は小兵衛の孫の小太郎を主人公にするつもり」と構想を明かしていた。池波は新潮社刊『日曜日の万年筆』に収録された随筆「名前について」で「小兵衛の性格については、いろいろなモデルがあるのだけれども、その風貌は旧知の歌舞伎俳優・中村又五郎をモデルにした」と書いており、後述するように中村又五郎は実際に小兵衛をテレビドラマで2度演じたことがある。以下、文庫本の巻分けおよび掲載された順序によって各話の題名を示す。1998年から1999年にかけて作画さいとう・たかを、脚色北鏡太によって、リイド社の漫画雑誌『リイドコミック』に連載された。「雷神」をもって終了(打ち切り)となった。単行本は新刊5巻、ワイド版4巻、文庫版3巻(2003年)となっている。2008年より、リイド社の漫画雑誌『コミック乱』にて大島やすいち作画による漫画版の連載が行われている。掲載分は、リイド社より単行本として以下のように発売されている。コンビニコミックとして廉価版コミックスの販売も行われている。22巻発売時点(2015年6月)で、累計120万部(公称)を超す。1973年に加藤剛・山形勲主演版が、1983年には中村又五郎主演版が、1998年からは藤田まこと主演版が、2012年からは北大路欣也主演版が、いずれもフジテレビで放送されている。
出典:wikipedia
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