Microsoft Works(マイクロソフト ワークス)は、マイクロソフトのオールインワンタイプのオフィススイートである。Microsoft Officeが主力製品となるよりも古株であり、MS-DOS時代から存在する。そのためもあり(MS-DOSはシングルタスクであるため)Officeの「良く連携する個別のソフト」という構成とは異なり、ワードプロセッサ、表計算、データベース、スケジュール管理、通信の全ての機能を一本のソフトに詰め込んだオールインワンタイプである。昔のバージョンではアップルコンピュータのAppleWorksとよく似ていた。マイクロソフト純正のソフトの中では、近年まで現行商品でありながら動作に必要なシステム要件が非常に軽く(CPUに関してはPentium 120MHz)、軽快に動作する。ワードプロセッサはWord、表計算はExcelによく似ていて、機能的には下位互換のようなもの。Works 2001(バージョン6)より、表計算のフォーマットがExcelと同じものに変わり、作成したファイルをそのままExcelで読みこむことができるようになった。データベースは、カード型データベースである。ファイルの拡張子は、codice_1(ワードプロセッサ)、codice_2(表計算)、codice_3(データベース)。2009年10月に販売終了が発表され、2010年以降は代替製品としてMicrosoft Officeの広告付き省機能版であるOffice Starter 2010 が提供されている。2005年現在の最新バージョンは 8。英語版ではバージョン9も存在するが日本語版は存在しない。アメリカ国内版では通常のワードプロセッサ、表計算、データベースに付け加えてDigital Image Pro(グラフィックソフトウェア)や Word(文書作成ソフト)、Streets & Trips Essentials(地図検索ソフト)、Money(家計簿及び資産管理ソフト)、エンカルタ(百科事典)がひとまとめになったアプリケーション群Microsoft Works Suite(マイクロソフト・ワークス・スイート)を販売していた。日本では1997年と1998年にWorksを除いた同様のスイート(パッケージ)ソフトとして「Microsoft Family Package」を日本マイクロソフトで独自に企画・発売していたが、その後継スイートとして1999年12月に本家に沿った「Works Suite 2000」が発売された。しかし、翌2000年に方向転換され、Microsoft Family Packageの構成ソフトの一つとしてWorksを組み込んだ「Microsoft Family Package 2001」が同年11月に発売された。それ以後は、Family PackageもWorks Suiteも日本では展開されなくなっている。1999年11月12日発売最新版であるWindows用Works 8について記述する。
出典:wikipedia
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