『ラリーX 』(ラリーエックス、RALLY X)とは、ナムコ(後のバンダイナムコゲームス)のアクションゲーム。1980年11月にアーケードゲームとして発売され、翌年には難易度を調整した『ニューラリーX』が発売された。青い車(マイカー)を操作し、追ってくる赤い車(レッドカー)やランダムに置かれた岩を避けながら、迷路状のステージ上にある旗(フラッグ)で示された10箇所のチェックポイントを通過するのが目的のアクションゲーム。『ラリーX』の難易度を調節した新しいバージョンとして、1981年(昭和56年)に登場した。知名度も初代よりもこちらの方が高く、単に「ラリーX」といった場合は、たいていこの「ニューラリーX」を指すことが多いほどである。1996年に同社より発売されたアーケードゲーム『ナムコクラシックコレクションVol.2』内に収録。ニューラリーXをベースにグラフィックの向上など、さまざまな要素が追加された。ラリーX、ニューラリーXが2人プレイが交互なのに対し、本作は完全1人プレイであった。詳細はナムコクラシックコレクション#ラリーX・アレンジメントを参照。リッジレーサーズ/レーサーズ2に起動時のミニゲームとして登場。ルール等はニューラリーXと変わらないが、以下の変更点がある。2007年12月6日発売のWii用ソフト『みんなで遊ぼう!ナムコカーニバル』に収録されたアレンジバージョン。見下ろしの横画面構成になっており、右下に透過式のレーダーが表示される。当時のブラウン管は、テレビ放映やパーソナルコンピュータでは横画面が使われていたが、アーケードテレビゲームはヒット作『ブロックくずし』『スペースインベーダー』でゲームの重要な要素を上下に配置した事から、ブラウン管を縦に使用、この影響で他のゲームも縦画面がほとんどだった。横画面のゲームには『ヘッドオン』などが存在したが、『ラリーX』も横画面の左にゲームフィールド、右にスコアやレーダーを配置したので、筐体は他のゲームと互換性がやや欠けていた。そうした中で、当時珍しくなかったコピーゲームが『ラリーX』でも出回ると、他の汎用きょう体用の横画面にあわせ、縦画面の上にゲームフィールド、下にスコアやレーダーを配置したコピーゲームが登場した。文字表示は『ラリーX』のオリジナルに限らず、当時のほとんどのテレビゲームでは英数字の横書きだったが、この縦画面版は英数字を縦書きしている。文字をつなぐ記号のハイフン(-)も縦(|)になっているが、イコール(=)は横のままだった。その後縦画面版はMAMEでリリースされ、エミュレーター基板でも『GAME NEVER OVER』『HAPPY HOURS』などに収録され、現在でもその存在を確認することができる。
出典:wikipedia
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