株式会社 アサヒペン("Asahipen Corp.")は、大阪府大阪市鶴見区と東京都江東区に本社を置く塗料や各種製品の輸入・製造ならびに販売をおこなう企業である。大輪会メンバーの一社。コーポレート・スローガンは「暮らしを彩り 住まいをまもる」。太平洋戦争開始前夜の、1940年に『大和塗料工業所』として大阪市旭区にて発足。1947年に大阪市鶴見区(当時は城東区、現在地)に移転し株式会社に改組。社名も『旭ペイント株式会社』と改称する。発足当時は業務用塗料をはじめ、各種塗料の製造販売をしていたが、1962年以降は家庭用塗料の将来性に着目し、専業メーカーに転身。1965年、家庭塗料専業メーカーへの転身・脱皮が進むにつれ、社名を家庭塗料の商品名に一致させて『株式会社アサヒペン』と変更。以来、水性塗料、スプレータイプ塗料の開発や、壁紙、ワックスなどの家庭用ホームケアー商品を多数開発し、塗料類はエコマーク認定商品にもなった。塗料の製造販売の一方で、1970年代から1980年代にかけては、多角化の一環として、ワイシャツのクビ周りや袖口の汚れに、塗って、洗って、汚れを落とす「エリボン」や、流しの詰りを除去する「排水パイプ洗浄剤」などの家庭用洗剤商品を販売していた時代もある(現在、洗剤は製造していない)。現在はハウスケア事業、ガーデニング事業にも進出し、住まいの総合企業としての面目も持っている。テレビ・ラジオのCMでは、“浪花のモーツァルト”の異名を取るキダ・タローの作曲によるCMソング(唄:スリー・グレイセス)が、今日まで放送され続けている。なお、放映された年代ごとにアレンジされ、曲調はかなり変化している。現在東京・銀座中央通りの京橋2丁目の交差点に面したビルの屋上には同社のネオンサインと、ペール缶と刷毛をかたどった巨大な回転立体看板が存在したが、最近はさらに高いビルに囲まれて目立たなくなってしまい、2009年に撤去された。かつては千代田区岩本町の昭和通り沿いのビル屋上にも同様の立体看板が存在したが、こちらも撤去されて現存しない。
出典:wikipedia
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