桑島 法子(くわしま ほうこ、1975年12月12日 - )は、日本の女性声優、歌手、ナレーター。岩手県胆沢郡金ケ崎町出身。所属事務所は青二プロダクション。身長158cm。血液型はA型。主に幼女から女性役が多いが、役柄を問わず幅広く演技を行う。時として少年役を担当することもある。今まで声を演じてきて気に入ったキャラクターに『機動戦艦ナデシコ』のミスマル・ユリカを挙げている。また、長い間演じた『犬夜叉』の珊瑚にも並ならぬ思い入れがあると語っている。登山と勉強も兼ねた芸術鑑賞(演劇・映画)が趣味。好きな音楽は洋楽、特にデヴィッド・ボウイやレディオヘッドが好き。イタリア料理が好物。好きな女優は大竹しのぶ。苦手なものはゴキブリと都会。出来ることなら岩手から新幹線通勤したい願望を持っている。小野坂昌也曰く、かなりの人見知りで仲が良い人が一緒にいないと絶対に喋らないとも語っている。『彩雲国物語』で共演している緑川光や関智一から「リアルツンデレ(もしくはツンゲラ)」の称号を与えられ、緑川からは「ツンデレの師匠」とも言われ、浅野真澄からも「このツンデレめ。かわいいじゃねーか」とコメントされている。本人はインターネットは苦手だと述べているが、Webラジオや、インターネットオークションなどを活用している。2012年12月12日の朗読夜では、現時点ではiPadでやっているとのこと。2015年には期間限定でTwitterを運営した。声優の豊嶋真千子と池澤春菜とは自他共に認める親友同士。池澤とは、『超重神グラヴィオン』において親友同士の役で共演したこともある。自身が行っている宮沢賢治関連の活動をきっかけに小見川千明と交友を持つようになった。折笠富美子とは、年齢も近いことや共演も多いことで仲良くなり、よく一緒に観劇に行ったりしている。他に共演の多い声優に男性では、緑川光、関智一、保志総一朗、石田彰、三木眞一郎、置鮎龍太郎、子安武人、大塚明夫がいる。女性声優では、豊口めぐみ、久川綾、三石琴乃、坂本真綾、矢島晶子、朴璐美など。また、後輩の小見川千明、中島愛、佐藤聡美、大空直美、三上枝織から憧れ尊敬されている。クロスアンジュのラジオにて堀江由衣とラジオ初共演した際に、堀江が新人の頃に目標にしていた声優が桑島であり、その当時の桑島がとびぬけてすごかったと語っていた。桑島のデビュー20周年記念のライブでは、交友のある三石琴乃、久川綾、緑川光、関智一、阪口大助、杉田智和、からお祝いコメントが披露された。同郷の宮沢賢治の作品に幼少時より親しみ、彼の作品を朗読する講演会「朗読夜」をライフワークとして定期的に開催したりプラネタリウム用映像作品『銀河鉄道の夜』に参加している。オリジナルアルバム『Flores 〜死者への花束』には宮沢の作品『原体剣舞連』が収録されている。原体剣舞連については、とある俳優が言った「若いうちにしか出来ない作品だから、若いうちにしかやらない。」という言葉に影響され、声に張りがある間は朗読夜で『原体剣舞連』をやり続けたいと考えている。2009年9月22日、これらの活動が評価され、賢治の出身地である花巻市が設立・運営する「宮沢賢治学会イーハトーブセンター」の第19回宮沢賢治賞・イーハトーブ賞で、イーハトーブ賞奨励賞を受賞した。幼少時より演劇に興味を持ちはじめ、地元に劇団四季の地方公演があった時には必ず親にチケットを取って貰い、家族で見に行くほどの熱の入れようだった。漠然と「将来は劇団四季に入りたい」と思っていた。声優を志したのは、ジブリ作品に出演したいと思ったため、目指したとの事。中学生時代には学校に演劇部が無く、自ら文化祭で舞台劇を行うなどしていた。高校は岩手県立黒沢尻北高等学校に入学。しかし進級時の出席日数が足りず、3年次からは岩手県立杜陵高等学校に編入。卒業後は声優になるために上京。1995年のテレビアニメ『美少女戦士セーラームーンSS』(女生徒役)で声優デビュー。翌1996年にはテレビアニメ『機動戦艦ナデシコ』にてヒロイン「ミスマル・ユリカ」役を得て、人気を博す。1998年のテレビアニメ『Bビーダマン爆外伝』(しろボン役)で初主演を果たし、1999年のテレビアニメ『神風怪盗ジャンヌ』(日下部まろん / 怪盗ジャンヌ役)でも再主演を果たした。2002年のガンダム作品『機動戦士ガンダムSEED』では、フレイ・アルスターとナタル・バジルール役を一人ニ役を演じた。続編の『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』では、ステラ・ルーシェ役でそのままレギュラー出演し、幼少のレイ・ザ・バレルも演じた。ただし、桑島が担当したキャラクターは全員死亡することになるが、監督の福田己津央に「ステラだけは殺さないで」と頼んだことがある。デビュー以来洋画の吹き替えもやりたいという希望を持っており、1996年からコンスタントに取り組んでいる。しかし当初は「アイドル声優」扱いされていたことから、「これが本当に声優の仕事だろうか?」と悩み、一時「歌手活動はしない」と決めていたが、後に考え方に変化があり、キャラクターソングアルバムやオリジナルアルバムをリリースしている。女性向けアニメやゲームでの演技について、『薄桜鬼』で共演した三木眞一郎は、桑島のことを「女の子ファンを敵に回しかねないような役柄のお芝居ができる人はそうそういない。元々尊敬していて、好きな役者さんではあったが、改めて彼女の芝居は素敵だと感じた」と自分を前に出さない演技ができる数少ない役者であると評価している。同じく森久保祥太郎も「演じ方によっては、女性ファンに嫌われちゃう可能性もあって。それが法ちゃんの力ですごく好感のもてる千鶴になった。千鶴の持っている純粋さをそのまま演じることができる人」と評価している。薄桜鬼で桑島をキャスティングした音響監督の岩浪美和も「桑島さんは同性からも異性からも愛されキャラで千鶴みたいな人。まっすぐで周りの人に媚びない芯の強さも千鶴と重なる」とキャスティングに関して迷いがなかったとコメントしている。薄桜鬼の監督であるヤマサキオサムも、薄桜鬼のアニメは主人公が総スカンを食らえば終わりだと思っていたが、「桑島さんの演技のおかげで好かれており、声をお願いして本当によかった」とコメントし、スタッフからも絶大な信頼を得ている。桑島本人も「2010年は千鶴との出会いが本当にすごく大きな事件だった」とこの作品を振り返り、OVA化で再び千鶴を演じることができてうれしいと喜んでいる。劇場版第二章の公開に先立ち、あっという間に終わってしまう作品も多い中、約4年の歳月、1つの役、作品と向き合えたことは最高に幸せでしたとコメントしており、作品への感謝の気持ちをつづっていた。※太字はメインキャラクター。時期不明1997年2004年2008年2012年
出典:wikipedia
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