増解結(ぞうかいけつ)とは、鉄道車両の編成を運行中に増結、および解結(切り離し)することである。増解結以下の状況において行われる。増解結は主に車庫が所在する駅や、列車の運用の拠点駅、旅客需要が変動する境となる駅、もしくは複数の路線が合流・分岐する駅で行われる(正確には、上記の条件のうち増解結に要する地上作業を行う作業員が存在する駅、となる)。増結は、2編成以上の車両を連結し1編成にすることを指す。多客時などにおいて、通常の編成に追加される車両や、増結用途の車両・編成自体を、増結や増結車と呼ぶことがあり、このとき、号車番号は元の編成の最も大きい号車の続きとなる。列車の中間や1号車の前に連結されるときは、「増1号車」や「増21号車」などされる。小田急3000形「SSE」では、多客時の増結において同一編成を2本連結し、A編成・B編成と称して号車番号を重複させた。列車運用の拠点駅での増結は、乗客が乗っている編成に追加して空車の編成を連結することが多い。増結を行う際の停車時間は長く確保される場合が多い。京浜急行電鉄(金沢文庫駅など)では停車から発車まで約2分で増結を完了するダイヤが組まれている。1980年代以降は、増解結する可能性を想定して電気連結器や自動解結装置を装備した車両が増えている。また併結時は、恒常的に貫通状態としている場合、自動貫通幌引出装置を搭載していることもある。これにより、増解結に要する時間が短縮されている。なお、自動解結装置を装備しない車両は、連結後に作業員が手作業でブレーキ管やジャンパ栓などの接続・解放を行う必要がある。一例として、常磐線土浦駅における上り列車(上野方面行)への増結は以下の手順となる。また、南海電気鉄道高野線や近畿日本鉄道南大阪線、名古屋鉄道犬山線での増結方法は以下の手順となる。南海高野線や近鉄南大阪線では、ダイヤの都合上付属編成がホームに待機していないときがある。その場合、基本編成が先にホームに進入し客扱いをしている最中に付属編成が同じホームに進入し、基本編成の手前で一旦停止し、その後ゆっくり接近し連結となる。解結とは、編成の一部車両をその編成から切り離すことを指す。近鉄では「解放」と称する。解結の例として、優等列車の一部車両を切り離し各駅停車とする運行が挙げられる。これにより、解結が行われる駅以遠において、優等列車が通過する通過駅を利用する旅客需要に対して各駅停車の運行による補完が可能となる。あるいは切り離した車両を、解結した駅始発の列車として、逆方向へ折り返し運転する場合もある。南海高野線の場合、
出典:wikipedia
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