三崎口駅(みさきぐちえき)は、神奈川県三浦市初声町下宮田にある京浜急行電鉄久里浜線の駅。同線の終着駅である。駅番号はKK72。国道134号に面した場所にあり、三浦市の中心市街地である三崎までは4kmほど離れている。建設当初、久里浜線の終点は油壺駅とされていたが、自然破壊の恐れがあることなどから用地の取得が困難を極めたため、暫定的なターミナルとしてバスとの連絡に便利な国道134号との交点に当駅が建設された。駅名は三崎への入口という意味合いから付けられたものである。その後、油壺駅までの延伸については、2016年3月16日に行われた決算発表で事実上凍結されている。相対式ホーム2面2線を有する地上駅。但し、地形の関係で三浦海岸側は高架、油壺側は掘割である。油壺側では国道134号をくぐる部分まで線路が敷設されており、その先には京急の変電所が設置されている。のりばは、東から1番線、2番線となっており、両ホームは区別なく使用される。三浦海岸駅までの区間は単線だが、複線分の用地が確保されている。改札は1ヶ所で、ホームへは階段及びエスカレーター、エレベーターで連絡している。2008年12月10日から、三浦市三崎地区が舞台となった、山本コウタローとウィークエンドの楽曲「岬めぐり」が接近メロディとして使用されている。2014年度の一日平均乗降人員は18,020人で、京急線全72駅中37位だった。近年の一日平均乗降人員と乗車人員は下表の通り。当駅は丘陵部に位置し、標高は約32m と京急の駅としては最も高い。周辺にはキャベツやスイカ、大根などの畑作地と雑木林が広がっているが、大規模な宅地開発も行われている。また、商業施設の開発を行う計画もある。京浜急行バスにより、三崎や油壺、横須賀市西部への路線バスが運行されている。駅前はバスターミナルとなっており、当駅を起終点とする系統も多い。路線の詳細は京浜急行バス三崎営業所と京浜急行バス衣笠営業所を参照されたい。なお、元日には初日の出観賞のため、列車と連動して城ヶ島行臨時バスが運転される。この区間は単線だが、三浦市中心部への延伸が計画されていたために複線用の線路用地が確保されている。
出典:wikipedia
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