山形自動車道(やまがたじどうしゃどう、YAMAGATA EXPRESSWAY)は、宮城県柴田郡村田町の村田JCTで東北自動車道から分岐し、山形県山形市の山形JCTで東北中央自動車道に接続し、山形県鶴岡市の鶴岡JCTに至る延長130.1kmの高速道路(高速自動車国道)である。略称は山形道(やまがたどう、YAMAGATA EXPWY)。現在、村田JCT(宮城県柴田郡村田町)-月山IC(山形県西村山郡西川町)、湯殿山IC(山形県鶴岡市)-鶴岡JCT(山形県鶴岡市)の計109.1kmの区間が開通している。未開通区間である月山ICと湯殿山ICの間は未だに基本計画区間となっている。村田JCT-山形蔵王ICは国道286号と、山形蔵王IC-月山IC・湯殿山IC-鶴岡JCTは国道112号と、それぞれ並行している。全線が東日本高速道路(NEXCO東日本)の管轄である。笹谷IC-関沢ICは、当初国道286号笹谷トンネル(山形自動車道に並行する一般国道自動車専用道路)として建設され、開通したが、4車線化の整備計画・施行命令が高速自動車国道としてされたため、これに伴い高速自動車国道に指定変更され、山形自動車道へ編入された。日本海東北自動車道の鶴岡JCT - 酒田みなとICも当初は山形自動車道として開通した区間であったが、2012年3月24日のあつみ温泉IC-鶴岡JCTの開通と同時に日本海東北自動車道に名称変更された。月山IC-湯殿山ICは未だ建設されておらず、その区間は現在月山道路で結ばれている。ただし、月山道路は一部に自動車専用道路ではない区間が存在しており、山形道との接続部はいずれも一般道路の区間である。また、月山道路や日本海東北自動車道の鶴岡JCT以南の区間は無料のため、庄内地方は飛地の有料道路となっている。日本海東北道の区間も含め、庄内地方の区間では料金所集約のために出入り口に料金所が設置されていないICがあり、区間ごとに定められた料金をその都度支払うことになっている。そのために、鶴岡ICと日本海東北道の酒田ICに本線料金所が併設されており、湯殿山、鶴岡、酒田の各出入り口料金所とともに通行券を受け取らずに支払う方式となっている(庄内区間の全線を走行すると、料金の支払いが3回発生する)。現在は村田JCT-山形JCTが4車線、山形JCT以西が暫定2車線である。山形自動車道は、法定路線名である東北横断自動車道酒田線のうち、東北自動車道の区間を除いた総延長約158kmの中で、高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路の国道112号月山道路の21km、日本海東北自動車道の27.5kmを除いた区間の延長109.1kmの道路名である。売店は寒河江SAと古関PA、櫛引PAに設置されている。櫛引PAにはハイウェイオアシスも設置されている。ガソリンスタンドは寒河江SAにのみ設置されていてレストランのあるエリアはない。さらに、深夜営業を行っている売店・ガソリンスタンドについては設置されていない。※寒河江SA-鶴岡JCT間のトンネルは暫定2車線の対面通行であるため、上下線で1本のトンネルとなっている。各本線料金所付近では30-40km/h(緩衝地帯として、前後の区間では40-50km/h)に制限されている。笹谷IC-関沢IC(笹谷トンネル)は、別料金となっている。※笹谷IC-関沢ICを含む場合は、総走行距離から当該区間のキロ程 (5.8km) を除いて料金を算出し、これに笹谷-関沢の料金を合算する。さらに、湯殿山IC-鶴岡JCT、および日本海東北自動車道の鶴岡JCT料金所-酒田みなとICの庄内地方の区間では他の有料道路と接続していない飛地となっているため、割安な料金となっている。※()内は通常単価で計算した場合の料金。2区間以上を連続して走行した場合は、それぞれの区間の料金の合算額とする。2005年11月1日より、湯殿山IC-酒田みなとICにおけるETC通勤割引の特例が開始された。ETC通勤割引は原則、午前6-9時・午後5-8時の100km以内の各々の1回目の走行に限り有効であるが、月山ICと湯殿山ICをいずれもETC走行した場合、月山道路を挟むそれぞれの高速道路において通勤割引が適用される。割引の条件を満たすかの時間確認は西川本線料金所、湯殿山IC、鶴岡本線料金所、酒田本線料金所の4箇所で行われるため注意が必要である。24時間交通量(台) 道路交通センサス2002年度 区間別平日平均交通量(台)区間別に見ると、笹谷IC-関沢ICが18,334(同98.9%)で最も多い。この区間において、並行する国道286号笹谷峠は急勾配かつ極めて狭路であり、大型車(5トン以上)は通年通行止め、さらに冬季期間は全車両通行止めである。月山IC - 湯殿山IC間は基本計画区間となっており、建設開始の目処はたっていない。なお、この区間の建設には12キロ超の長大トンネルを掘ることになり、膨大な建設費が見込まれている。また、周辺地域を含めて地盤が不安定となっており、建設開始時期等は未定である。
出典:wikipedia
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