奈良県立平城高等学校(ならけんりつへいじょうこうとうがっこう、英語表記:"Nara Prefectural Heijo Senior High School")は、奈良県奈良市に所在する公立の高等学校。関西文化学術研究都市平城・相楽地区に位置する。奈良県北端の公立高等学校であり、京都府木津川市との境に極めて近い立地である。校名は、設置準備の段階では「北和高等学校」と仮称されていた。その後「奈良北」「平城山」「平城」「高の原」から検討され、校地が平城山の一帯だけでなく平城宮跡の北部にも位置することから、「平城」に決まった。男女共学。2006年度には全日制普通科に加え、全国で初めて小学校教諭志望者育成のための全日制普通科 教育コースが新たに開設された。奈良県教育委員会が来たる教員不足に備えて、教師を目指す生徒を確保するためである。奈良教育大学などとの協力した授業や行事を展開している。この動きは京都府や兵庫県などにも広がっている。交通至便な高の原駅からすぐの立地にあることから、生徒は奈良県の広い地域から集まってくる。また協定により京都府木津川市などの隣接地域からも若干名生徒が越境通学してくる。逆に奈良県奈良市高の原周辺の生徒が京都府立南陽高等学校へ若干名越境通学している。校訓は「創造、敬愛、堅忍」。創立30周年に向け、2008年には「笑顔の数だけ夢がある」というスローガンを定めた。男女ともにブレザーを着用する。男子はネクタイ、女子はリボンを付け、これらの色が赤・青・緑と各学年によって入学時に分けられる。なお、体操服・上靴であるスリッパ・生徒手帳などもこれらの色である。いずれの行事も生徒が主体となって行われる。「HEIJO ウルルン滞在記」と称し、2年生の10月に中国・四国地方([香川]・[高知]・[愛媛]・[徳島])へ3泊4日の修学旅行を行う。クラスごとでの行動となり、ラフティングなどの体験を行うクラスが多い。また、教育コースは現地の小学校と交流する機会が設けられている。さらに、1日目には民泊を実施し、農業や漁業を体験する。ちなみに、私服での参加である。「平城山祭(ならやまさい)」と呼ばれる。毎年9月初旬に2日間開催。1日目は原則非公開、2日目は生徒の招待客や地元住民への公開という形をとっており、自由に立入はできない。その内容は、一般的なクラスごとの出店(食品の販売は3年生のみ)やイベント・催し物やコンサートなどに加え、奈良県下で唯一この高校にのみ存在する水球を行う「水球部」による"WATER POLO BOYS"と題する男子シンクロ演技(2007~2009年度は公演されていない)、また生徒らによる後夜祭では「平城ステップ」と呼ばれるダンス、公立高校の文化祭としては異例な花火の打ち上げを行ない、最後に校歌を歌うという、かなり独自色の濃いものである。また、平城高校生徒の一番の特徴として"祭り好き"と多方面から評価される。体育大会は特に名称はないが、毎年9月中旬に、高校から近い奈良市立鴻池運動公園で行われる。これは一般非公開である。2008年度においては鴻池運動公園改修工事のため、橿原陸上競技場で行われた。体育大会に向けて、各クラスでは学級旗を一学期の終わりから夏休みにかけて作成する。競技の内容は100メートル・200メートル・リレー競技などの競走、12人13脚・大縄跳びなどの団体競技、その他にも走り幅跳び・ソフトボール投げなどがあり、2010年度には障害物競走が新設された。これらの競技はクラス対抗で競われる。昼休み中には水球部による「エッサッサ」とよばれるダンス、自由参加のフォークダンスが催される。一学期と三学期には球技大会が行われる。この行事でも各クラスオリジナルのタオルを作ることが多い。内容は一学期がドッジボール、三学期はサッカー、バスケットボール。三学期は2年生のみの参加となる。また、三学期には1,2年生のカルタ(百人一首)大会や、1年生の防災歩行訓練が行われる。防災歩行訓練とは、地震などの災害時に交通機関が麻痺した状態を想定して行われ、生駒、郡山、奈良の各地点から徒歩で学校を目指す。
出典:wikipedia
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