田島 隆（たじま たかし、1968年 - ）は、日本の漫画原作者、海事代理士、行政書士。ラジオパーソナリティ（中国放送　カバチタレ！田島隆のマンガラヂオ）。広島県呉市出身、同市在住。『ナニワ金融道』の海事代理士編のアイデア提供者を経て、1999年、『カバチタレ!』の原作者としてデビュー。同作品の作画担当漫画家の東風孝広は従弟にあたる。1968年広島県呉市生まれ。幼い頃、両親は喫茶店を経営していたものの、店は流行らず父は収入をあまり家庭には入れなかった為、食事はすいとんやお粥等で貧しい暮らしを強いられた。父は母の顔を靴べらや定規で殴るというDVを繰り返し、母は父に殴られた後、長男である隆や兄弟に「あんた達を産んだからこうなった」と同じように定規で殴っていたという。四面楚歌で居場所がない隆はその頃、書店で漫画を読むことが唯一の楽しみであり希望であった。中学2年の時に両親が離婚。高校に進学するが、経済苦を事由に1年で中退。15歳で独立するものの、新幹線の高架下で車上生活を余儀なくされ、トラック運転手・花屋・クリーニング技師・新聞配達・営業マン・工員など30あまりの職場を経験した。20歳の頃、代行運転手の業務に就くものの、賃金未払いのまま解雇され、労働基準監督署による手続きで賃金を取り戻すという経験をし、法律の力の凄さと、幼い頃から強いられたような理不尽な人生の味方になる可能性を知らしめられる。その後、日中は清掃の仕事をしながら資格試験を目指し、司法書士補助者を経て、海事代理士と行政書士の試験に合格する。故郷の呉市に個人事務所を開業し専門家として携わりながら、かつて自分が好きだった漫画を通して、『事務所に来れず自分のように理不尽な思いを強いられる人の力になれば』と28歳で『ナニワ金融道』海事代理士編の指南役を務める。のちに従弟の東風孝広と『カバチタレ!』の連載をスタート。現在３本の漫画を描きながら、いずれもドラマ化され、話題となる。社会での活動実績により、広島修道大学大学院法務研究科（法科大学院）への受験資格を認められ、入試を経て入学するが弁護士にはなれず修了した。現在は、広島大学大学院・医歯薬保健学研究科（医学研究科・法医学教室）博士コースに在学中。

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