神奈川中央交通町田営業所(かながわちゅうおうこうつうまちだえいぎょうしょ)は、東京都町田市野津田町字関ノ上350に位置する神奈川中央交通の営業所の一つ。営業所の略号は「ま」で、車庫の通称は野津田車庫。営業所敷地西側に小田急バス町田営業所が隣接している。所属車両のうち約半数と一部の路線・ダイヤを、併設の相模神奈交バス町田営業所に運行管理委託している。本項では以下、単に「バスセンター」「町田BC」と表記した場合は町田バスセンターを、「ターミナル」「町田TM」と表記した場合は町田ターミナルを指すものとする。●…相模神奈交バス管理委託のダイヤと共管、もしくは完全管理委託。町田駅を発着する路線は非常に多く、町田市内の各団地へ向かう路線や、横浜線・東急田園都市線の各駅方面へ向かう路線など、非常に複雑である。基本的に、町田BCから境川団地・市民病院方面(町26・36・45のみ出入庫を兼ね一部に委託が存在)の路線と町03は神奈中本体で運行、菅原神社方面と町76は相模神奈交委託車による運行となっている。町田TM発着路線の木曽南団地・山崎団地・小山田・藤の台団地線は、始発 - 8:59までと21:00以降は町田BC発着となる。路線増加に伴い例外が生じているが、他営業所を含めて町田系統の番号は、概ね以下のように振り分けられている。この他、多摩ニュータウンエリア(聖蹟桜ヶ丘駅・永山駅・多摩センター駅・京王堀之内駅・南大沢駅)を発着する全ての系統が、相模原営業所を経て多摩営業所、または直接、多摩営業所へ移管された。これら移管路線の詳細は多摩営業所を参照。通常は多摩営業所の対キロ路線と同じく、前乗り前降りの運賃後払い方式(「券なし」となる起点停留所から1運賃区間に限り、中扉から乗車)である。ただし、鶴川駅発着のうち「能ヶ谷二丁目」停留所(町50を除く)もしくは「岡上」停留所を経由する路線と、町03・町51・町16は終日前乗り中降りの運賃前払いであるほか、町田駅・町田バスセンター到着が朝9時59分までの町田行きも、町田駅での降車時間短縮のため運賃前払い方式となる。いずれの場合も終点では前・中扉両方から降車ができる。まちっこ用3台と町03用1台、ツインライナーを除いて、在籍車両は全て三菱ふそう製大型車に統一されている。近年はノンステップ車およびワンステップ車が約半数ずつ平行導入されていたが、2008年度からは東京都および町田市の方針(補助金等)により、路線用の新車は原則としてノンステップ車のみ導入となった。このため、それ以前に導入されたワンステップ車は新車導入に伴う玉突きで他の営業所へ転出しており、現在所属している路線車両は委託車も含めてノンステップ車で占められている。大型車については2015年3月に全車両のノンステップ車化を達成し、ワンステップ車は後述の町03用中型車1台のみとなった。大型車には、UDトラックスからのOEM供給車である三菱ふそう・エアロスター-Sも在籍する。大型車はエアロスターK以降、本営業所ではほとんどがホイールベースM尺の車両のみ導入されていたが、1998年より順次導入されたノンステップ車は、従来の車両に比べ車体長が若干長くなることから、全てK尺が選択されている。なお、現在導入されているエアロスター・ノンステップ車の定員は74名で、エアロスター・ワンステップのM尺車(定員79名)に比べて少ないことから、他の車両と比較して混雑が激しくなることがある。2009年7月には新しいエアロスター・ノンステップが先駆けて導入されたが、これらのうち初期に導入された数台は、神奈中の一般路線車で初めてとなる緑色のUVカットガラス・三角形のつり革・LED路側灯などを試験導入した。窓のサッシも従来のエアロスターとは違い黒色で、緑色のガラスと相まって引き締まった外観となり、印象が大きく変わった。当該車両の車内ではUVカットガラスなどに関するアンケートが実施された。なお、それら初期導入車以外の車両及び多摩車は従来通りの仕様(銀色サッシ・ガラス)での導入となったが、アンケートの結果が好評だった為か、2009年9月以降に導入されたエアロスター(ワンステップも含む)には、営業所を問わず全て黒色サッシ・UVカットガラスが本格採用されている。町18・町28(まちっこ)用の小型車は、三菱ふそう・エアロミディME(CNGノンステップ)2台と日野・ポンチョ1台の計3台が在籍。なお、エアロミディMEのうち1台は、町田市金森地区コミュニティバス(かわせみ号)の町田駅ルート開設時に購入 し、大和営業所へ導入したものの、その後の路線廃止 で余剰となっていたものを、まちっこ用の予備車として転入させたもの。ツインライナーは、厚木営業所の連節バスと同じメルセデス・ベンツ・シターロGが導入された。但し、厚木営業所の車両とは異なり、こちらは側面窓の下が銀色の飾り帯状のアクセントとなっている。2012年6月には、一般路線用としては十数年ぶりに三菱ふそう以外のメーカーの新車(いすゞ・エルガミオワンステップ車)が1台導入された。大型車が運行につけない町03用に1台のみ在籍していたエアロミディの代替に伴うためである。神奈川中央交通の車両前面LED行先表示器の表記は、一般的に上部に小さく経由地を表示し、その下に大きく行先が表示するレイアウトをとっている。町田営業所でもLED化当初はその一般的なレイアウトだったが、音声合成放送装置導入よりかつての「方向幕」の表示内容(左に経由地、右に行先)に出来る限り近づけたレイアウトに変更された。また、「深夜バス」「買物バス」などの表記に関しては、系統番号の枠の高さを低くした上で、系統番号枠の上に表記されている。
出典:wikipedia
LINEスタンプ制作に興味がある場合は、
下記よりスタンプファクトリーのホームページをご覧ください。