『スプリガン』は、原作:たかしげ宙、作画:皆川亮二による日本の漫画。『週刊少年サンデー』(小学館)で連載された。単行本は全11巻が小学館から刊行された。はるか超古代、現代を遥かに上回る科学力を持つ文明が存在した。ある遺跡から発掘された金属板に、その超古代文明の人々からの警告が記されていた。「我々の残した遺産を、悪しき者より守れ」と。そのメッセージに従い、特殊組織「アーカム」は、彼らの遺産(オーパーツ)をあらゆる権力から守り、封印するチームを結成した。アーカムのトップエージェントは、「スプリガン」と呼ばれる。この物語は、アーカムのスプリガンの一人「御神苗優」の戦いを描くアクション漫画である。本作品は、単独で完結する複数のエピソードから構成されている。連載の関係から、1つのエピソードは5話前後、もしくは長編で1話というものが多くなっている。※本節の物語は単行本版には収録されていないが、My First BIG(いわゆるコンビニコミック)版には収録されている。T・F・アーカムの創設した巨大財閥。超古代文明からのメッセージに従い、超古代文明の遺産を封印しあらゆる権力から守護することを目的としている。超古代文明の研究により、「賢者の石」を触媒とした精神感応金属「オリハルコン」の精製や、通常の30倍以上の筋力を発揮させる防護パワードスーツ「A.M(アーマード・マッスル)スーツ」の実用化など数々のオーバーテクノロジーを実現しており、それらを遺跡保護任務に流用・応用している。アーカムの擁する特殊エージェント。超人的な戦闘力・特殊能力を持っている者が多い。名前の由来は財宝を守る巨人スプリガンから。アメリカやロシアなど大国の軍部と結びついている巨大軍産複合体。高隅財閥(日本)、グラバーズ重工(アメリカ)、キャンベルカンパニー(ヨーロッパ)など三つの企業が提供する裏金で運営されている。巨大な財力に加え、独自の強力な戦力を保有している。超古代文明の遺産を兵器として積極的に活用する方針で、超古代文明を封印するアーカムとは対立関係にある。アメリカ軍特殊実験部隊“Children Of Soldier Machine Organic System”(機械少年兵による有機的システム)の通称。〈No.0〉をリーダー、No.10 - No.19を第一小隊、No.20 - No.29を第二小隊といった部隊わけで小部隊を結成。小部隊をNo.1 - No.9の一桁ナンバーがサブリーダーとして指揮することで編成された部隊。ただし、COSMOSが暁巌とボーブランシェと初顔合わせした時点ではまだ50人程度とされている。兵士を子供のうちから殺人マシンとして育て、<キラーエリート>を作り上げる。その方法は、まず、薬物投与や催眠術により精神操作を施し、人間として持っている「個性」「理性」「禁忌」「感情」などを消し去り、上官からの命令には絶対服従のロボットへと変える。その後、殺人マシンとしての性能を磨いていき、各個体の性能を可能な限り均一化していく。司令塔であるリーダーの標準性能を100%とし、各々の固体に±1%以下の性能にしていく。各個体の思考能力を最小限にし、精神感応金属(オリハルコン)を脳内に埋め込み、互いに通信端末化する。電波干渉をうけない、精神波として発信されるため、どんな環境でも制約無く、発信・受信が可能。それによって各個体はリーダーの意のままに行動が出来る完全に統制された部隊として作り上げられた。一見完全無欠な部隊に思えるが、あまりにもリーダーの思考に依存し過ぎている為、戦闘中に何らかの理由でリーダーからの発信が途切れた場合、端末の各個体の動きが停止してしまう弱点がある。初めての実戦テスト時、参戦した御神苗優の暴走で壊滅。資金と時間がかかりすぎるためアメリカ軍は手を引いたが、後にトライデントが受け継ぎ完成させた。志願者ないし作戦中の事故等で欠損した身体そのものを機械化(サイボーグ)とした兵士で構成された、アメリカ軍の秘密部隊。隊員は将校待遇となっている。アニメーション映画化され、1998年に公開された。配給は東宝。配給収入は3.5億円。大友克洋が総監修を務めることで話題となったのをはじめ、大友や監督の川崎博嗣、銃器設定の岡村天斎、さらにアニメーション制作のSTUDIO4℃などは1995年に公開された『MEMORIES』の製作にも関与している。ストーリーは原作における「ノアの方舟」の話を基本的な叩き台として、所々に「御神苗抹殺計画」を一部を絡めることで、基本設定を説明すると同時に盛り上がりを演出している。トルコのアララト山中にてアーカムの調査隊がノアの方舟を発見した。その半年後、アーカムのエージェント「スプリガン」として活動している御神苗優に彼の友人を利用した卑劣な挑戦状がたたきつけられた。友人の仇とノアの秘密を探るべく御神苗はアララト山へ向かう。
出典:wikipedia
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