『グラナダ』 ("GRANADA") は、ウルフチームが開発した全方位任意スクロールのシューティングゲーム。ゲームデザイン及びメインプログラマーは豊田利夫。1990年4月20日にX68000で発売。同年11月16日にメガドライブへの移植版が発売された。8方向移動と2種類の強弱のあるショット、砲座固定を駆使して戦う。画面右下に小さく表示されたレーダーを頼りに広大なマップ内を移動。そこに点在する指定目標物を全て破壊するとボスが登場、もしくはボスエリアへの侵入が可能になる。ボスを倒すことで1ステージクリア。X68000版は、5インチフロッピーディスク3枚組。うち1枚をまるまるオープニングに使用しており、オープニングを見ない場合は、残りの2枚で起動できる。オープニングとエンディング、ステージ毎に登場人物等のるグラフィックが表示される。メガドライブへの移植の際にはステージ間デモが割愛された。2016年10月、レアメタルの利権を巡って勃発した「アフリカ南北戦争」は、長距離核兵器に代わって投入された戦術機動兵器(Maneuver Cepter=MC)によって激化の一途を辿っていた。開戦からしばらく経った頃、前線では異状が発生していた。国籍不明の重機動兵器が、南北両陣営の兵器という兵器をことごとく破壊していた。判っているのは「グラナダ」という名称のみ。やがて誰ともなく「グラナダ」は、「アフリカの神」「兵士の亡霊」と呼ばれるようになった。「グラナダ」のパイロットであるレオン藤堂は開戦1ヶ月前、日本である依頼を受けた。だが、彼に依頼を伝えたエージェントは程なく命を落とす。不審を抱きながらも「グラナダ」に搭乗した彼は、やがて自分が欺かれたことを知る。レオンは「グラナダ」を起動させた。エンジンがアフリカの空に咆哮する。目指す地はナイジェリア。目的は――報復。 他のウルフチーム作品同様、桜庭統が担当。共作者として塩生康範も数曲担当しているが、ゲームがリリースされた時には既に退社していたため、本名ではなくウルフチームとしてクレジットされている。X68000版は、内蔵のFM音源の他に、ローランドのMT-32、CM-32LといったMIDI音源に対応。当時は同社専属コンポーザーで初期の作風を伺うことができる。起動時に[登録]キーを押し続けておくとMIDIを使える。ゲームの設定変更からの切り替えは不可。
出典:wikipedia
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