青砥駅(あおとえき)は、東京都葛飾区青戸三丁目36番1号にある、京成電鉄の駅。駅番号はKS09。本線と押上線が乗り入れている。押上線の起点駅で、本線京成上野方面と、都営地下鉄浅草線・京急線からの列車が乗り入れる押上線押上方面の分岐点でもある。また、京成本線では当駅から京成高砂まで複々線であり、京成電鉄におけるジャンクションとしての機能を当駅と京成高砂駅で二分する形になっている。島式ホーム2面4線を有する高架駅で、2階と3階にそれぞれ1面ずつホームがある。1階・中2階にはテナントとしてユアエルム青戸店が入居する。中2階は改札口・駅事務所、2階は都営浅草線・京急線方面・京成上野方面、3階は成田空港方面のりばである。進行方向別の構造のため、当駅では階段を昇降せずに高砂方面からの列車と押上線の列車の乗り換えが可能である。また、押上・横浜方面・都営浅草線直通列車の折り返し着発用に、上り・下りの二層間をつなぐ引き上げ線も設置されている。しかし、引き上げ線が1線しかないため、当駅で折り返す本数には制約がある。中2階改札口にはエレベーター(低速)が設置され、2階ホーム、3階ホームに通じている。他にも、中2階と1階(出口)の間を連絡するエレベーターがある。エスカレーターも併設され、改札口 - 2階ホーム、2階ホーム - 3階ホームをそれぞれ連絡している。改築から1994年までは、京成津田沼駅と同様の字幕式発車標が使用されていた。その後LED式に交換されたが、成田スカイアクセスの開業に伴いフルカラーLED式のものに交換された。これにより3・4番線ホームで個別に設置されていたものが一体のものとされている。なお、発車標はホームのみの設置であり、運行情報表示器も併設されている。かつては平面交差で分岐を捌いていたが、ダイヤ編成上のネックを解消するために大規模改良工事を行い、二重高架の方向別配線となった。その際は、現在の駅舎の位置から高砂寄りに一旦仮駅を建設し、旧駅舎を解体後現駅舎を建設する方法で行われた。1985年の高架化完成と同時期に、駅と隣接する環状七号線最後の区間(青戸八丁目交差点 - 青砥橋 - 奥戸)も完成した。2015年度の1日平均乗降人員は47,719人であり、京成線全69駅中第7位。近年の1日平均乗降人員推移は下表のとおりである。近年の1日平均乗車人員推移は下表のとおりである。当駅には駅前にロータリーを設置するスペースがないが、ユアエルム青戸5番街と6番街の間の高架下に停留所を設置し、2011年8月1日から青01系統の慈恵医大葛飾医療センター行の運行を開始した。また、駅から徒歩約3分の青砥駅入口停留所からは、下記の路線が発着する。この他、駅の東を通る環七通りにある青砥駅東交差点停留所からは、下記の路線が発着する。いずれの路線も、京成バスと京成タウンバスによって運行されている。アリオ亀有へのアクセスのために、無料循環シャトルバスが青砥駅入口・青砥駅東交差点の両バス停に停車する。タクシー乗り場はロータリーがないため、リブレ京成青砥店横にタクシーが横付けされ、そこから乗車することが慣例となっている。正式なものではないため、タクシー乗り場等の表示はない。講談の太平記に登場する青砥藤綱が由来とされる。町名は江戸時代の川運の港を意味する「戸」からきた青戸であり、混同されることが多い。また、駅開業時は亀青村青戸ではなく、本田町中原(葛飾区に移行後は本田中原町)に属していた。当駅の住所が青戸となったのは、1967年(昭和42年)の住居表示施行後である。当駅の高架化事業着手時点では、「スカイライナー」(ただし当駅は通過)を10両編成にする計画があったため、上下ホームとも10両編分の有効長に対応した設計となっている。その後、このスペースを活用し、下りホーム上野寄りに「イブニングライナー」の利用客のための待合室が設置されている。京急線直通の横浜方面快特(京急久里浜・三崎口発着)は大半が当駅始発・終着で、押上までは普通、その先が快特(朝と夜の通勤時間帯は特急)となる。
出典:wikipedia
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