新富士駅(しんふじえき)は、静岡県富士市川成島にある、東海旅客鉄道(JR東海)東海道新幹線の駅。富士山の南正面に位置しているので、駅から富士山の全景を見ることが出来る。1988年、地元の請願により設置された請願駅である。総事業費は132億8,652万円であり、富士市が半額程度捻出し、他は県補助金や周辺自治体の負担金により賄われた。中には宗教団体による大型寄附などもあったという。開業当初から各駅停車の「こだま」のみが停車する。しかし、1993年8月に「のぞみ」号のグリーン車内で殺人事件が発生し、犯人の身柄を確保するために当該ののぞみ号が緊急停車した。新幹線単独駅で、東海道新幹線の駅では唯一、鉄道路線と接続していない(JR在来線と接続していない東海道新幹線の駅は他に岐阜羽島駅があるが、こちらは隣接する新羽島駅で名古屋鉄道羽島線と接続)。近隣の在来線の駅は東海道本線・身延線の富士駅で、北へ約2km離れている。同駅へは当駅のバス停から富士駅南口バス停へ向かう路線バスがある(所要時間約7分、日中1時間に2 - 3本)。開業当時は、同駅から当駅の付近まで伸びている大昭和製紙(当時、現・日本製紙)への専用線や旭化成貨物引き込み線跡地を利用して身延線を当駅まで延伸する計画もあったようだが、実現には至っていない。また、富士市では専用線とを使う形で当駅と富士駅間および岳南電車岳南線と当駅間との接続を検討し、2007年1月には富士市制40周年を記念してデモンストレーション走行が行われたが、2014年9月10日、開発元のJR北海道が安全対策と北海道新幹線に経営資源を集中させる事を理由に、DMV導入断念を発表。富士市は2015年12月7日までに、導入を一時断念する方針を固めた。相対式ホーム2面2線を持つ高架駅となっているが、実際には、まず中央に通過線(本線)2線を配し、その両側にプラットホームと接する副本線2線を配する構造となっている。当駅前後は富士山の眺望が良い区間となっており、それが遮られないようホームの壁面を全てガラス張りにする工夫がされている。高架下の駅舎内にはみどりの窓口や自動改札機、自動券売機などが設置されており、改札口は1か所のみとなっている。また、東海道新幹線の駅では唯一、キヨスクが設置されていない。但し、地元駅弁製造業者による構内売店は設置されている。駅長・駅員配置駅(直営駅)である。2008年4月1日から、所属エリアを静岡支社から新幹線鉄道事業本部へ変更した。「静岡県統計年鑑」によると、1日の平均乗車人員は以下の通りである。当初当駅は大石寺への参拝客を需要に見込み、官民からなる「東海道新幹線富士駅設置促進期成同盟会」(1981年5月発足)は繰り返し大石寺および創価学会に協力要請を行なっていた。例えば1983年3月には大石寺に協力を要請し、続いて同年5月には創価学会に協力を要請している事実などがある。そして無事開業に漕ぎ着けたが、その大石寺を総本山とする日蓮正宗が1991年に創価学会を破門したことにより、団体客層の利用が減少し、当駅の利用者数は1990年と比して1991年で大幅に減少している。ホームからは富士山が望める。一般路線バスは富士山駅行のみ富士急山梨バスが、それ以外は富士急静岡バスがそれぞれ運行している。また、コミュニティバスは石川タクシー富士が運行している。1番乗り場2番乗り場3番乗り場4番乗り場5番乗り場6番乗り場かぐや姫エクスプレスはJRバス関東、 新富士・沼津・御殿場 - 成田空港線は京成バス、金太郎号は近鉄バスが、それぞれ富士急静岡バスとともに運行している。6番乗り場
出典:wikipedia
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