栗平駅(くりひらえき)は、神奈川県川崎市麻生区栗平二丁目にある、小田急電鉄多摩線の駅である。駅番号はOT 02。相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、橋上駅舎を持つ。南側にも改札口が設置されており、最寄り駅となる桐光学園生徒の利用による混雑対策と付近住民の要望によるものである。多摩線開通時には将来の島式ホーム2面4線への拡張を見込んだ用地およびホーム形状であった。また開通当時は両隣の五月台駅と黒川駅が無人駅で当駅だけが駅員配置駅であった。これらのことから、将来は急行が各駅停車を追い抜く駅になることを想定していた。しかし、その後エレベーター設置や改札口の増設などで4線化はできない施設配置となった。2004年末から2006年2月まで駅構内を改装。ホームの屋根に駅構内の電力に利用するための太陽光発電を行なう発電パネルが設置され、2006年1月31日から使用されている。2006年に駅改修工事を施工したが、ホームの幅員などは広がっておらず、朝の通勤時間帯(特に急行停車時)は非常に混雑している。2010年度に、行先案内表示器が設置された。2014年度の1日平均乗降人員は22,051人である。近年の乗降人員・乗車人員の推移は下表のとおり。小田急電鉄では多摩線沿線の活性化に乗り出し、新百合ヶ丘駅の発展や、2003年の急行の停車などにより、小田急不動産などの大手デベロッパーによるマンションや建売一戸建が積極的に販売され、多摩線を意識した快速急行や多摩急行の設定により、新宿や銀座などへのアクセスの利便性と、自然が多く残る町並みが人気となり、ベッドタウンとして急速に人口が増えている。北は東京都稲城市平尾に、南は東京都町田市広袴にそれぞれ接し、駅との高低差が少ない駅北側に商業施設などが集まるが、住宅地中心の駅である。小田原線沿線よりも標高が高く、冬の時期は新百合ヶ丘が雨でも、当駅周辺では雪になっていることもある。未開発の自然が残され、春にはウグイスの鳴き声などが聞けることがある。南側には片平川が流れている。小田急バスにより運行されている。駅舎所在地がかつてあった「都筑郡栗木村」にあり、ホーム所在地もかつてあった「都筑郡片平村」にあったことから、双方の村の文字をとり「栗平」となる。
出典:wikipedia
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