武庫川駅(むこがわえき)は、阪神電気鉄道の駅。駅番号はHS 12。兵庫県尼崎市と西宮市に跨っている。急行・区間急行停車駅で、平日の朝晩を除き快速急行も停車する。本線は武庫川にかかる橋梁上に相対式ホーム2面2線を有する。分岐器や絶対信号機を持たないため、停留所に分類される。武庫川線の接続駅であるが、武庫川線への連絡線は当駅ではなく当駅 - 鳴尾駅間にある武庫川信号場で分岐している。ホーム有効長は阪神車両6両編成分の長さだったが、2008年にホームが延長され近畿日本鉄道車両6両編成分の長さになった。同時にLED式の案内表示装置が設置されている。さらに自動放送についても詳細タイプとなったが、2009年1月現在、文面上でのりば番号は省かれている(芦屋駅と同じタイプ)。武庫川線ホームは西宮市側の地上部にあり、島式ホーム1面2線を有する。西側の線路は行き止まり、東側の線路は引き上げ線および本線への連絡線に続いている。ただし、旅客列車は東側の線路しか使用されず、西側の線路には場内・出発信号機とも設置されていない。実質的には単式ホーム1面1線である。橋の両端、つまり西宮市側・尼崎市側の双方にある。尼崎市側は武庫川堤防上に本線の上下線それぞれのホームに接する形で駅舎(改札口)がある。西宮市側は武庫川線ホームに接する形で堤内の地上部分に駅舎がある。武庫川橋梁上の本線ホームと堤内にある武庫川線ホームの間は連絡通路が設けられている。西宮市側の駅舎内、武庫川線ホーム入り口には中間改札があり、本線からの乗り換え客・当駅で改札口から入場した客はもう一度改札を通過する必要がある。かつては西宮市側には駅舎はなかった。本線から武庫川線へと乗り継ぐためにはいったん尼崎市側の改札から出場したのち、橋梁の最も南側にホームに隣接する形で設置されている改札外連絡通路で武庫川を渡る必要があった。この通路は、西宮市側に駅舎が設置され両路線が改札内で乗り換えられるようになってからも、歩行者用自由通路として供用され両市を行き来するのに利用されている。なお改札外連絡だった時代は、阪神本線から武庫川線に乗り継ぐ際は降車時に改札の駅員に乗り継ぎを申し出て武庫川線ホームへ向かうようになっていた。一方、武庫川線内だけで完結する乗客あるいは武庫川線から阪神本線に乗り継ぐ乗客は、武庫川線の車掌に申し出て車内補充券を購入するようになっていた(この補充券で自動改札機は通れなかった)。2014年(平成26年)度の1日平均乗降人員は28,573人である。各年度の1日平均乗車・乗降人員数は下表のとおり。尼崎市側駅舎の南側200mほど離れた国道43号高架下に武庫川停留所があり、阪神バス(尼崎市内線)が発着する。かつては、尼崎市側の駅前にもバスが発着していた。
出典:wikipedia
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