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西武4000系電車

西武4000系電車(せいぶ4000けいでんしゃ)は、1988年(昭和63年)に登場した西武鉄道の2ドアセミクロスシートの電車。本系列は、1988年(昭和63年)に101系の台車・制御装置・主電動機などの機器を流用して東急車輛製造で製造された。飯能 - 西武秩父間(池袋線・西武秩父線)のサービス改善と、秩父鉄道秩父本線への直通運転を目的として登場した。車両の塗装は8500系などと同じライオンズカラーであるが、本系列では赤・青・緑の帯の間に白のラインも入るなど異なる点もある。西武鉄道の特急車両以外の車両としては初めて妻面の窓を廃止したり、妻面以外の広告枠をなくしたりしている他、蛍光灯には連続型のカバーが取り付けられている。保有車両数は4両編成12本(48両)である。全車両が武蔵丘車両基地に所属する。1編成4両で組成されている。飯能方の先頭車(クハ4000形奇数番車)には和式トイレと清涼飲料水の自動販売機、くず物入れ、空き缶入れが設置されていたが、2002年(平成14年)のワンマン運転対応改造(後述)により自動販売機とくず物入れ、空き缶入れが撤去され、立ち席スペースとなった。客用扉は半自動両開き2扉。ドアレールには凍結防止用のヒーターを備える。冬季や冷房使用時の車内保温・保冷時はドア横の開閉ボタン(外は開ボタンのみ)でドアを開閉することができる(大手私鉄では初めてボタン開閉式の半自動ドアを採用し、また2015年に阪神5700系が採用するまでは大手私鉄唯一のボタン開閉式であった)。車内の座席はセミクロスシートで、扉間のクロスシートは向かい合わせボックス席だが間隔は1640mmと広い。ボックス席中間部の壁面テーブルの下には、昭和末期 - 平成初期に作られた車両ではあるが珍しく栓抜きが設けられている。 側窓は座席1ボックスごとに1段下降式、見晴らしの良い大型2連窓を配している。また、本系列には西武鉄道と秩父鉄道のATSが搭載されている。その他、2編成連結した列車が行き先によって途中で分割することを考慮して、片方の編成のみに放送できる装置を備えている。製造時期によって仕様が若干異なり、大別すると前期形、後期形の2タイプとなる。主に池袋線飯能駅 - 西武秩父線西武秩父駅間で使用されている。同区間の営業列車は土休日夕方の西武秩父発池袋行き快速急行、特急列車、多客輸送時の臨時列車以外はすべて当形式での運転である。8両編成の列車と4両編成の一部の列車以外はワンマン運転。土休日ダイヤでは2編成を連結した8両で快速急行として池袋駅から、平日ダイヤでは各駅停車として飯能駅から秩父鉄道秩父本線の三峰口駅・長瀞駅に乗り入れる運用にも就く。その際は、横瀬駅で分割・併合を行い、三峰口駅発着列車は西武秩父駅に停車して折返し、長瀞駅発着列車は西武秩父駅の外側を通る連絡線を経由して近接の御花畑駅に停車する。なお、長瀞行きはかつて寄居駅(1993年までは野上駅)まで乗り入れていた。2013年3月16日の西武線ダイヤ改正において土休日夕方の長瀞・三峰口発池袋行き列車が西武線内急行運転となったが、その際の本系列の側面行先・種別表示器は「各停」(秩父鉄道線内)「急行」(西武線内)の種別表示のみとなっている。一時期、秩父鉄道において日中の間合い時を利用して線内区間列車に充当されていたが、同線列車のワンマン運転開始により中止されている。本系列は、池袋線・西武秩父線以外の西武線(新宿線や狭山線など)にも臨時列車などで運用されることがある。また、2014年11月1日・2日の両日には『食と音と灯りの融合 Kawagoe REMIX』に合わせて、4021編成が国分寺〜本川越間を走行した。1994年(平成6年)に秩父鉄道においてもATSを設置したため、秩父鉄道用ATS車上装置が設置された。 2002年にはワンマン運転開始にあたってマスコンハンドルを多摩川線、多摩湖線の101系ワンマン仕様車と同じタイプのデッドマン装置付きに換装、車掌スイッチ・半自動ドアスイッチの換装、車内監視カメラ・運転士用放送装置・自動放送(戸閉め予告機能付)などを設置、自動販売機のあったところは車椅子スペースとされた。また車端部のボックスシートがロングシート化されたため、国鉄115系3000番台と似た座席配置となった。2003年からは検査時に電動車の集電装置をシングルアームパンタグラフへ換装し、2007年までに全編成が換装となった。また、前面貫通扉のワイパーを電動式に改造した編成も存在する。2008年6月15日には、4023編成が本系列では初めて幕交換を施行し、約1週間程で全編成に施行された。種別表示以外の内容は変わらず、秩父鉄道線内区間運用関連の行先表示も存在する。4001編成・4003編成・4009編成・4013編成は補助電源装置としてSIVを搭載している。2016年には、「西武 旅するレストラン 52席の至福」専用車両として4009編成が改造されている。※ 西武池袋線飯能駅で方向転換をする。旅するレストラン 52席の至福用改造車両は西武新宿乗り入れ時、所沢駅で方向転換をする。『西武 旅するレストラン 52席の至福』は2016年4月17日から4000系(4009編成)の改造車両を用いて運行されている観光列車である。西武鉄道創立100周年記念事業の集大成として観光電車プロジェクトが進められ、新しい旅行スタイルを提案する車両として総工費3億円をかけて改造工事が行われた。車内で本格的な食事を提供し、さまざまなイベントに対応するために多目的車両(1号車)、キッチン車両(3号車)が配され、編成定員は52名、この「52」という数字からロゴマークは沿線の自然と列車の理念をトランプのスートになぞらえたものとなっている。このロゴデザインはグラフィックデザイナーの古平正義が手がけ、また「52席の至福」というネーミングはコピーライターの谷山雅計によるものである。内外装のデザインは建築家の隈研吾が担当。外装は沿線の風景に溶け込む空色をベースに、秩父の四季(1号車から順に春夏秋冬)と荒川の流れをデザインしている。内装については沿線の伝統工芸品や特産品を採用しながら下記の改造を行った。各車両の天井は秩父の鍾乳洞や渓谷を想起させるデザインとして、2号車の天井には柿渋和紙を、4号車の天井には西川材を、それぞれ不燃処理を施した上で採用した。改造工事は総合車両製作所横浜事業所で行った。「52席の至福」は、臨時列車として年間100日程度の運行が予定されており、運行を開始した2016年4月時点では池袋 - 西武秩父および西武新宿 - 西武秩父間で運行されている。ブランチコースとディナーコースが用意され、ブランチは西武秩父行き、ディナーは西武秩父発である。車内で提供される料理等についても「西武旅するレストラン 52席の至福」の特設サイト内で案内され、季節ごとに提供メニューが変わる。

出典:wikipedia

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