九州自動車道(きゅうしゅうじどうしゃどう、KYUSHU EXPRESSWAY)は、福岡県北九州市門司区を起点とし、佐賀県、再び福岡県に入り、熊本県、宮崎県を経由し鹿児島県鹿児島市に至る、総延長 346.1kmの高速道路(高速自動車国道)である。略称は九州道(きゅうしゅうどう、KYUSHU EXPWY)。国土開発幹線自動車道の法定路線名は九州縦貫自動車道鹿児島線(門司IC - えびのJCT間は九州縦貫自動車道宮崎線と重複)である。門司IC - 福岡IC間は アジアハイウェイ1号線にも指定されている。九州縦貫自動車道鹿児島線の全区間に相当する。宮崎県えびの市以北では九州縦貫自動車道宮崎線との重複区間でもあり(宮崎線のえびの市以南は宮崎自動車道として供用中)、加治木JCT以南では東九州自動車道との重複区間でもある。九州の中央部よりやや西側を、南北にほぼ直線に貫く形で建設されており、大部分が国道3号やJR鹿児島本線などと並行する。ただし、熊本県八代市の八代IC以南は八代海沿岸を通過する国道3号や、九州新幹線とは離れて(南九州西回り自動車道が並行)、九州自動車道は九州山地、矢岳高原、霧島連山栗野岳直下を長大トンネルで貫く短絡ルートとなっている(このルートは肥薩線・国道221号・国道219号にほぼ並行する)。九州を南北に結ぶ高速交通網として機能しており、加えて長崎自動車道・大分自動車道・宮崎自動車道と接続することで九州本土の各主要都市を相互に連絡する高速交通網としても機能している。また、北九州・福岡大都市圏の基幹道路となる小倉南IC - 菊水IC間は全区間で交通量が4万台以上で、場所によっては10万台を超える。九州自動車道を補完する目的で九州の東側沿岸に東九州自動車道、八代海沿岸に南九州西回り自動車道、九州山地の中央部に九州中央自動車道の建設が進められている。凡例 JCT : ジャンクション、IC : インターチェンジ、SIC : スマートインターチェンジ、SA : サービスエリア、PA : パーキングエリア、BS : バスストップ、TB : 本線料金所、TN : トンネル売店は全てのサービスエリアと吉志PAから玉名PAまでの全てのパーキングエリアと緑川PA、えびのPA、溝辺PA上り線にある。ガソリンスタンドは桜島SA下り線(現在休止中)を除くすべてのサービスエリアに設置されており、山江SA、桜島SA以外は全て24時間営業。レストランは山江SA以外のすべてのサービスエリアにある。なお、上り線は古賀SA以北(東九州道を含む)の九州内のエリア、下り線は山江SA以南にガソリンスタンドのあるSA・PAはない(宮崎道も含めると霧島SAが最終となる。また、夜間は宮原SAが最終となる)。24時間営業の売店は桜島SA以外の全てのサービスエリアとコンビニ化されている直方PA(上り線)と鞍手PA(下り線)と須恵PA、さらに基山PAと玉名PAにあるコンビニエンスストアがある。八代JCT - えびのICは危険物積載車の通行が禁止されており、該当する車両は国道3号または国道219号・国道221号・南九州自動車道などを経由して迂回しなければならない。下益城郡城南町(現在の熊本市南区)の計画ルート上に塚原古墳群と遭遇したときには、遺跡保存のためにトンネル構造に変更する対応が取られ、工事費が26億円増加し供用開始が2年遅れた。全線でのトンネル数は、八代JCTと人吉ICの区間は九州道で一番長い肥後トンネルも含め、合計で23本と連続でトンネルを通過する。これは、九州道の全トンネル数の3分の2以上を占める。このため、八代IC - 人吉ICは距離が38.5kmあり、日本の高速道路でIC区間距離が最長とされている。2005年10月の道路公団民営化後は、全区間を西日本高速道路九州支社が管理・運営している。八代JCT以北は平地部が大半で、一部区間を除き100km/hで走行できる。一方、八代JCT以南は終点の鹿児島ICまで約130kmにわたり80km/h規制の区間が続く。24時間交通量(台) 道路交通センサス2002年度区間別日平均交通量区間別に見ると筑紫野IC - 鳥栖JCTが94,234台(前年度比99.3%)で最大である。料金収入(2003年度JH年報より)
出典:wikipedia
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