大分自動車道(おおいたじどうしゃどう、OITA EXPRESSWAY)は、佐賀県鳥栖市の鳥栖ジャンクション (JCT) を起点とし大分県大分市の大分米良インターチェンジ (IC) に至る、総延長134.5kmの高速道路(高速自動車国道)である。略称は大分道(おおいたどう、OITA EXPWY)。交通の要衝である鳥栖JCTから山越えを行なって瀬戸内海岸の大分へ至る高速道路である。高速自動車国道としての路線名は長崎自動車道と併せて九州横断自動車道長崎大分線である。日出JCT - 大分米良IC間は大分自動車道と東九州自動車道の重複区間である(この区間の現地案内表示は「大分道」として表示)。また、現在東九州自動車道の一部区間として供用されている速見IC - 日出JCTは、開通当初は大分自動車道の支線(通称「速見支線」)として開通した区間であり、日本高速道路保有・債務返済機構の「道路資産の保有及び貸付状況」においても「九州横断自動車道長崎大分線」の一部に含めている。この区間は2015年(平成27年)3月1日に東九州自動車道・豊前IC - 宇佐IC間が開通した際に「東九州自動車道」に呼称が変更されている。湯布院IC - 大分IC間では最大高低差が約500mあり、別府湾からの空気が上昇することで冷却されて水蒸気が凝結し、霧が発生しやすく、冬季には降雪する。そのため、国土交通省のまとめた「要因別高速道路通行止め時間」では、2014年(平成26年)度に湯布院IC - 日出JCT間の年間通行止め時間が約271時間となり「災害・悪天候」の部門で最悪となった。対策として、「防霧ネット」を1999年(平成11年)から速見IC - 日出JCT間や日出JCT - 別府IC間など合計約11㎞に設置したものの、設置以降も設置前より通行止め時間が多くなる年もあることから、西日本高速道路はその効果は不明としている。その他の対策として、視線誘導灯や路上照明などを設置しているほか、NEXCO西日本は大分光吉ICのフルIC化を行い国道210号を迂回路として活用できるようにしている。IC番号欄の背景色が■である区間は既開通区間に該当する。施設欄の背景色が■である区間は未開通区間または未供用施設に該当する。未開通区間の名称は全て仮称である。略字は、JCTはジャンクション、ICはインターチェンジ、SAはサービスエリア、PAはパーキングエリアをそれぞれ示す。スマートインターチェンジ (SIC) は施設名欄背景色■で示す。また、社会実験中のスマートICが設置されているSA/PAは、"斜体"で示す。路線名の特記がないものは市道。バスストップ (BS) のうち、○は運用中、◆は休止中の施設。無印はBSなし。開通当初、大分自動車道の一部(速見支線)であった速見IC - 日出JCT間については東九州自動車道#北九州JCT - 日出JCT間を参照のこと。湯布院IC - 別府ICが開通した際、別府ICは現在とは異なり「10」のIC番号を付けられていた。また、大分道が宇佐別府道路と接続する直前までは、湯布院IC - 大分ICで料金の申告先払い制が用いられていた。対面通行であった杷木IC - 日出JCTは70km/hであったが、往復4車線に拡幅された後は80km/h。大分自動車道で売店がある休憩所はサービスエリア (SA) に限定され、売店が設置されているパーキングエリア (PA) は1ヶ所もない。ガソリンスタンド・レストランは山田SA・別府湾SAにあり、24時間営業しているのは別府湾SAのガソリンスタンドのみである。玖珠SAにはガソリンスタンド・レストランはないが、上下線ともにコンビニエンスストアが設置されており、ガソリンスタンド以外では大分自動車道で唯一、24時間営業の店舗があるエリアとなっている。なお、2013年(平成25年)8月9日より山田SA上下線に電気自動車用の急速充電設備が各1基設置されており、これに関しては24時間稼動となっている。由布岳PAは開設後、一度廃止されている。現在の施設は2005年(平成17年)に行われた周辺における車線拡幅に伴い、新規に設置されたものである。2005年10月の道路公団民営化後は、全区間を西日本高速道路九州支社が管理・運営している。24時間交通量(台) 道路交通センサス2002年度区間別日平均交通量
出典:wikipedia
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