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氷見線

氷見線(ひみせん)は、富山県高岡市の高岡駅から富山県氷見市の氷見駅に至る西日本旅客鉄道(JR西日本)の鉄道路線(地方交通線)である。あいの風とやま鉄道線(旧:北陸本線)から分岐するローカル線のひとつであり、富山湾岸を走る。高岡駅 - 能町駅間では万葉線高岡軌道線と並行し、伏木駅付近は工業地帯となっている。能町駅からは日本貨物鉄道(JR貨物)の貨物線である新湊線が分岐しており、高岡駅 - 高岡貨物駅間には貨物列車が運行されている。JR貨物は能町駅 - 伏木駅間の鉄道事業許可も受けているが、近年運行実績はない。なお、2015年3月14日の北陸新幹線開業を控えて、2010年にJR西日本の佐々木隆之社長は、赤字対策として氷見線を廃止してバス転換を行うか、本数削減などを含めて地元自治体と協議したいとしていたが、2012年1月28日に北陸新幹線金沢開業後も引き続きJR西日本が運営するとともに、運転本数についても大幅な変更はないと発表した。このため、本路線は、城端線のほかにはJR西日本の在来線路線と接続しない路線となる。全区間をJR西日本金沢支社北陸広域鉄道部が管轄している。高岡駅を出ると北東方向に向けてカーブをして住宅街の合間を抜ける。この付近の西側には、前田利長によって築かれた高岡城の城跡を公園として整備し、日本さくら名所100選にも選ばれた高岡古城公園があり、越中中川駅が最寄り駅の一つになっている。駅周辺にはこのほかにも、高岡市役所・高岡市美術館や高岡文化ホールなど高岡市の主要施設が集まるエリアであるとともに、高等学校も集中している。越中中川駅を発車して右手にある富山県立高岡高等学校を過ぎると直線が続き、国道8号(富山高岡バイパス)の高架橋をくぐって住宅街の中を進み、能町駅に到着する。能町駅はかつての貨物輸送の拠点駅となっており、日本曹達・日本ゼオンの専用鉄道が能町駅手前の左手後方から、中越パルプ工業の専用鉄道が駅の右手前方へ分岐していたが、現在はJR貨物の新湊線が駅の右手前方へ分岐しているのみになっている能町駅の先で万葉線高岡軌道線と交差して中越パルプ工業の脇を進むと小矢部川を渡って工業地帯に入り、東亞合成高岡工場と、日本総合リサイクル(旧日本製紙伏木工場)を右手に見ながら進む。この先、直進方向には貨物ヤードが設けられているが、氷見線は貨物ヤードの方向から左へ分かれ、カーブを進んだところに伏木駅がある。伏木駅周辺は、大伴家持も国司として赴任したこともある越中国の国府が置かれ、氷見線はその古い町並みの中を進む。越中国分駅を発車すると雨晴トンネルを抜けて富山湾に沿って走行し始める。男岩・女岩を見ながら、源義経と武蔵坊弁慶が奥州に下った際に雨宿りをしたといわれている義経岩のそばを通過し、富山湾越しに立山連峰を眺めることができる氷見線では最高の絶景の区間を走行する。雨晴駅 - 島尾駅間の右手には雨晴海岸と呼ばれる海岸があり、海水浴場や海浜公園となっている。田園地帯を進み、中村川を渡ったのちにやがて終点の氷見駅に到着する。定期列車は普通列車のみで、ほぼ1時間間隔で運転されている。途中駅で折り返す区間運転および、後述の観光列車以外は他線との直通運転は実施されていない。かつては月に一度、水曜日に昼間時間帯の列車が運休となる月もあったが、現在は行われていない。原則としてワンマン運転が実施されているが、長編成となる場合はこの限りではない。2015年10月10日より観光列車として、臨時快速「ベル・モンターニュ・エ・メール」(愛称:べるもんた)が毎週土曜日に城端線新高岡駅・高岡駅 - 氷見駅間で運行されている。高岡市では各種団体などからの提案を受けて、城端線と氷見線の直通化を検証したことがあるが、臨時列車のみながらこの観光列車で実現した。貨物列車は、能町駅から新湊線に乗り入れており、高岡駅 - 高岡貨物駅間で1日2往復高速貨物列車が運行されている。このほかに1往復単機回送を行っており、2012年に比べ1往復貨物列車が減っている。これにより1本あたりの輸送量が多くなり支線貨物にもかかわらず1編成で14 - 17両の貨物列車が組成されている。日本製紙の工場閉鎖前は高岡駅 - 伏木駅間にも貨物列車があった。伏木駅貨物線は現在も残されているが休止状態にある。2012年、二度にわたりワム80000が伏木駅貨物線に運ばれたが、これは一度高岡貨物駅に専用貨物扱いで輸送し、トラックで1両ずつ移設されたものである。旅客列車は、金沢総合車両所富山支所所属のキハ40形・キハ47形気動車で運転されている。原則として1両編成で運転されるが、ラッシュ時やイベント時には2 - 4両編成で運転される。客用ドアの開閉は年間を通じて押しボタンによる半自動ドア扱いとなっている。また、貨物列車については、JR貨物東新潟機関区のDE10形ディーゼル機関車で運転されている。城端線直通の機関車が富山貨物駅から来るのとは別の運用で、単機回送で富山貨物駅から送られて来る機関車が翌日夕方の返却まで高岡駅構内の高岡運転派出に常駐する体制がとられていた。2015年3月のダイヤ改正で、富山貨物駅からの単機回送が朝に変更され、夜までの全ての貨物列車を1機で担当する往復運用に変更されている。このため、貨物列車を牽引するDE10形が気動車とともに高岡駅構内で休む姿はみられなくなった。2004年3月27日より氷見線と城端線でキハ40形気動車3両に氷見市出身の漫画家藤子不二雄の漫画『忍者ハットリくん』のキャラクターが描かれたラッピングを施した「忍者ハットリくん列車」が運行されている。2008年4月1日からは主人公のハットリくんの声で沿線の案内放送が行われている。ハットリくん音声放送は当初運用列車で終日行われていたが、現在は土休日の日中のみ流されている。城端線で運用される場合はハットリくんの音声放送はない。2011年に「忍者ハットリくん列車」のラッピングがリニューアルされ、2011年5月13日に高岡駅氷見線ホームにて「忍者ハットリくん列車」リニューアル出発式が開催された。2012年よりキハ47形気道車4両に氷見・城端線の沿線4市のラッピング列車を施した列車を運転している。高岡編成「あみたん列車」、砺波編成「チューリップ列車」、南砺編成「NANTO君列車」、氷見編成「キット君列車」という名称で、沿線地区に関係なく氷見・城端線と朝夕の城端線富山直通列車で共通運用されている。中越鉄道により高岡駅 - 城端駅間に続いて開業した。国有化後は伏木駅 - 城端駅間が中越線を名乗ったが、のちに高岡駅 - 氷見駅間が氷見線となった。氷見駅から先は改正鉄道敷設法別表第66号により能登半島を横断して石川県の羽咋駅までの延伸が計画されていたが実現しないまま、いわゆる『盲腸線』となった。JR西日本直営駅は存在しない。氷見駅はジェイアール西日本金沢メンテックによる業務委託駅、越中中川駅・伏木駅・雨晴駅の3駅は簡易委託駅、能町駅・越中国分駅・島尾駅の3駅は無人駅である。なお1970年代後半時点では越中国分駅以外にはすべて駅員がいるという、日本全国のローカル線の中では珍しい存在だった。

出典:wikipedia

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