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畠山在氏

畠山 在氏(はたけやま ありうじ、生没年不詳)は、戦国時代の武将。畠山総州家6代当主。通称は小次郎、官位は右衛門督(上総介)。畠山義堯の子または弟で尚誠の父。在氏の時代の畠山総州家の実権は家臣の木沢長政が握っており、傀儡政権の様相を呈していた。天文6年(1537年)には代替文書とも言える、観心寺への弾銭等の免除発給文書が発行されており、その頃までには家督を継承していたと思われる。畠山尾州家(畠山政長の一族)当主畠山弥九郎との連携は続いていたが、天文10年(1541年)に長政が細川晴元に反旗を翻すと、在氏は同調せず飯盛城に拠っていた。長政は翌天文11年(1542年)に幕府軍の追討で戦死(太平寺の戦い)、在氏も連座して飯盛城を幕府軍に攻められ、幕府側との和睦交渉を続けたが結局不調に終わり、天文12年(1543年)1月に飯盛城は陥落した。その後本願寺などに通じて復権を図るが、細川氏綱の乱で天文16年(1547年)に晴元政権に帰参するも、天文18年(1549年)5月9日に氏綱と結ぶ三好長慶・遊佐長教らの軍勢に敗北し没落した。以後の消息は不明、子の尚誠が家督を継いだ。

出典:wikipedia

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