テイク6 ("Take 6") は6人組の男性コーラス・グループ。ジャズにゴスペル、R&Bの要素を持つ音楽性である。2011年現在のメンバーは最初期はマーヴィン・ウォーレン("Mervyn Warren")が参加していたが、マーク・キブルの弟であるジョーイ・キブルと交代。2011年には度々ツアーに参加出来ないでいたセドリック・デント ("Cedric Dent")の代替をしていたクリスチャン・デントリーが正式に参加した。1980年にアメリカアラバマ州のクリスチャン学校、オウクウッド・カレッジに在学していたクロード・マックナイトを中心に結成された4人組の「ジェントルメンズ・エステート・カルテット」というグループが元となる。学校のトイレで練習をする事が多く、ある日いつもどおりトイレで練習しているとトイレにいたマーク・キブルが彼らのハーモニーに合わせて歌い、これがきっかけとなりメンバーに加わる。さらにキブルの紹介でマーヴィン・ウォーレンが加わり、6人組となり、グループ名を「アライアンス」とした。学校生活の中メンバーチェンジが幾度もなされ、1986年頃にデイヴィッド・トーマス、セドリック・デント、アルヴィン・チーアが加わり、1987年にテイク6としての形を成した。彼らはゴスペル音楽を重要視したいという事から、ゴスペル専門のレーベル対象にショーケースを行ったり、デモ・テープを送ったりした。ア・カペラ(無伴奏)で演奏されていた事からもメジャー・レーベルからは興味を示されないと思っていたが、あるとき行ったショーケースで、そのときは招待していなかったワーナー・ブラザーズ・ナッシュビルのディレクター ジム・エド・ノーマンの目に留まり、その後すぐに契約を果たした。1988年3月にア・カペラで歌われたアルバム、"Take 6"をリリース。このアルバムはビルボードの「インスピレイショナル・チャート」、「スピリチュアル・チャート」、「ジャズ・チャート」にランクインし、ステラー・アウォーズで「コンテンポラリー・グループによるベスト・パフォーマンス」部門と「ネスト・ニュー・アーティスト」部門を獲得、更にNAACPイメージ・アワードにもノミネート、翌年のグラミー賞にて「ベスト・ソウル・ゴスペル」、「ベスト・ジャズ・パフォーマンス」を獲得、また「ベスト・ニュー・アーティスト」にもノミネートされた。同年に来日公演を果たした。以後快作を多く出し、1990年、1991年、1992年、1995年、1998年、2003年のグラミー賞も勝ち取った。1991年にはマーヴィン・ウォーレンがプロデューサーへの道に進む為に脱退、代わりにマーク・キブルの弟、ジョーイ・キブルが参入した。新メンバーを選定の際、クロードの実弟、歌手デビュー前のブライアン・マックナイトも候補に挙げられた。2005年に自社レーベルTake 6 Recordsを設立し、日本での販売レーベルをエイベックス・グループのレコード会社に移し、"Feels Good"を発表。日本先行発売となっている。またこの国内盤にはボーナストラックとして、テレサ・テンの「時の流れに身をまかせ」のカバー・ナンバー、"Flowing With Time" (スバル・アウトバックCMソング) が収録されている。セドリック・デントはミドルテネシー州立大学にて教授もしており、2004年よりライヴ・ツアーに同行する機会は少なく、代替としてクリスチャン・デントリーが参加。グループは2008年3月にヘッズ・アップと契約、9月にスタンダードをカバーしたアルバム"The Standards"を、2010年には3枚目のクリスマス・アルバムとなる"The Most Wonderful Time of the Year"を発表。これらアルバムでは引き続きセドリックが参加している。2011年5月にセドリックは正式に脱退し、クリスチャンがメンバーとして加入した。2012年にはシャナキーより"One"を発表。日本では、「筑紫哲也NEWS23」の初期に金曜第2部で放送されていたコーナー「真夜中トーク」のテーマソングにも採用されていた。2001年にはJ-FRIENDSの「ALWAYS (A SONG FOR LOVE)」にコーラスで参加している。
出典:wikipedia
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