エアポートリムジン・広島空港線は、広島県内の各所（広島市・福山市・呉市・尾道市・三原市・竹原市・東広島市）と広島空港を結ぶ空港リムジンバスである。1993年10月29日に広島市西区から広島県の中央部に近い豊田郡本郷町（現・三原市本郷町）へ広島空港が移転をするとともに開設された。特に広島空港は本郷町の山間部に位置するために、自動車以外（鉄道など）でのアクセスが難しく、必然的にバス路線が多く開設された。広島市内・福山市内・呉市内を結ぶ路線は時間短縮のために山陽自動車道を一部経由する。これらは主にリムジンバスが使用されている。その他の尾道市内・三原市内を結ぶ路線は一般路線バス（三原線は一部に「AIRPORT LIMOUSINE」のロゴマークが入った一般路線バス）を使用し、竹原市内を結ぶ路線は9人乗りジャンボタクシーで対応している。またJR西日本白市駅からの一般路線バスでの連絡もある。2009年にスタートしたETC休日特別割引制度で山陽自動車道の渋滞が激化した影響を受け、現在割引が適用される土・日曜日及び祝日を中心に広島線で運休が相次ぎ、問題となった。広島空港と広島市内、尾道市（浦崎地区を除く旧市内地区）および尾道市因島地区を定額運賃で送迎するサービスがある。5社による共同運行（車体塗装は5社共通）。2社による共同運行。以前は広島方面とは似ているが別デザインの両社共通の専用カラーがあったが、廃車による入れ替えの結果、現在は使用されていない。主な停留所のみ掲載。＜停留所 - 停留所＞でくくった間はクローズドドアシステムを採用しているため相互乗降はできない。福山線・三原線の広島空港 - 中央森林公園のみ相互乗降可能。／はどちらかを経由する。広島線は基本的にハイデッカー車で運行。他社においては、通常トランク容量を確保する目的から直結エアコン装備のハイデッカー車もしくはスーパーハイデッカー車が使用されるケースが多いが、運行開始後長らく通常の都市間路線仕様車が導入されていた。2016年に運行再開された尾道線は因島線用に導入されたいすゞ・エルガトップドア車を使用している。

出典:wikipedia